〔画像はNHK〕
首相が大失言です。
首相主催の「桜を見る会」で。
福田康夫・内閣総理大臣は、
「きょうの天気のように、これからの日本の政治と行政をしっかりさせるのが私の役目だ。そのための基礎固めを一生懸命やっている。しっかりやっていくので、先は明るいと思ってほしい。物価が上がるということもあるが、しょうがないことは、しょうがないので、耐えて、工夫して切り抜けていくことが大事だ」と述べました。
大失言です。
【物価安定は政府の専管事項】
物価安定は政府(日銀含む)の専管事項です。
だって、民間人に物価を安定させる術などありますか?
そして、日本では余り例がないが、物価・インフラで政権が倒れたり、大統領が再選に失敗した例は、世界では、途上国を中心に枚挙にいとまがありません。
【福田首相が「原発しょうがいない発言」を知らなかった可能性】
まして、「しょうがない」という政治家としての無責任発言では、昨年久間章夫・初代防衛大臣が「(長崎への原爆投下は)しょうがないということで割り切っている」と発言し、辞任。自民党政府の参院選大敗の一因になりました。
【物価=石油価格と勘違いしている福田、町村、細田】
福田発言の問題点は3つ。
①物価安定は世界どこでも政府の義務と知らなかった。
②当時無役だった福田さんが「原発しょうがない発言」そ知らなかった
③福田首相が原油価格=物価と勘違いしている可能性
石油価格の高騰は、ニューヨークでの投機による世界的現象。円高で救われていますが、石油だけが物価でない。福田首相の揮発油税再値上げへのあくなき執念もこれが根底。
ちなみに福田内閣のキーマンは全員“石油族”議員です。
①福田康夫・首相。丸善石油(コスモ石油)に20年間勤務。
②町村信孝・官房長官。石油を所管する通産省出身。
③細田博之・自民党幹事長代理。通産省元課長。
この3人の清和会員は2世議員(それぞれ父親は首相、道知事、運輸相)です。
まして、政治資金規正法に基づく細田さんの政治資金管理団体の名称は「通商産業エネルギー政策研究会」ですよ!たいていは「細田博之後援会」or「細田政経研究所」などと名付けるところが、「通商産業エネルギー政策研究会」!自民党の族議員ここに極まれり、この人はほかの政策はやらないんでしょうか?
まあ、たまには自民党も擁護しないといけません。細田さん、見た目は好々爺ですから。帳簿を読んでみると、エネルギー関係企業からの入金比率は低く、2006年3月6日の「時局講演会」のパーティー券収入は1,912万円。清和会幹部としては僅少です。同年末には細田さん個人が、(おそらく歳費から)「研究会」に1,000万円入れてますから、清和会幹部にしては厳しい財政事情です。
石油族3人がトライアングルを作る「福田官邸・福田自民党」。
小麦高騰はニューヨークでなく、シカゴの話です。
農業経験がない福田さんに食糧安保への意識は皆無。民主党の「農業者戸別所得補償法案」参院で可決→衆院送付(農林水産委で継続審議)を知らなかったんですよ!(2月の衆院予算委で渡辺恒三さんとの質疑で明らかになりました)。
“内閣総辞職ではすまない大失言”です。
負けを覚悟で解散すべし。その名も「ハラキリ解散」。
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福田さんが農業経験が皆無で、農業者戸別所得補償法案の存在も知らないことに関心がある方は169国会→衆院予算委員会4回目→「渡辺恒三」さんの質問の45分過ぎをごらんください。おどろきますよ。
衆議院インターネット審議中継
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みなさん、最近おしゃれを楽しんでますか?
最近、東京駅のひとごみを見ながら感じました。
ケータイをカチカチ忙しそうな人々。でも、華やかさがイマイチ。
「みんな、最近、洋服を新調していないんじゃないかなあ?」という疑問が浮かびました。
で、総務省統計局に問い合わせて、2007年の衣料品の売り上げを調べたら、私の思ったとおりでした。
昨年一年間の衣料品への支出額を前年と比較してみました(暦年=1~12月)。
「シャツ・セーター」です。これがないと、外出はムリでしょう。
2007年は1世帯あたり1ヶ月平均2,352円でした。前年比0・5%減りました。
これは1人あたり年間1万1300円弱をお財布から出したことになります。みなさんの実感はどうですか?
さて、もっと必需品の「下着」。これは1人年間4,600円で、2%近く減りました。シャツよりも大幅に下着への支出が減っている。下着は他人の目に触れないから、古いものを続けて身につけやすいですもんね。
だからあなたのステキな上司、長塚京三社長(仮名)や、石坂浩二専務(同じく仮名)がいつも通りダンディなシャツを着こなしていて「素敵だわあ!」と思っていても、靴下やステテコに穴があいているかもしれませんよ。
それから、「生地・糸」は4割も増えています。実数が小さいので統計上の誤差の可能性がありますが、「手編み」が見直されているのかも。これも、「洋服を新調できない」という苦しい家計を裏付けているのかもしれません。
次の数字もシビアですねえ。「和服」が31.3%減りました。現代では着物はぜいたく品。 買えませんよお、和服。内需不振の象徴でしょう。「結婚式で和服を着たい」という夢をあきらめた新妻もいたのではないでしょうか(>_<)
私も30代半ばに差し掛かり、風流な和装で下町を着流す若旦那風情をきどりたいけど、あれって日本橋あたりで仕立てると百万円前後するんですよね。買えませんよお、そりゃ。
おしゃれは遠くなりにけり。
こちらの京都の旦那のようにおしゃれに和服を着こなしてみたいもんですなあ。
〔1月6日放送のNHK日曜討論〕
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このエントリに示した総務省統計局の「家計調査」の表のうち、2007年分は下町の太陽(宮崎信行)が同局HPから引っ張ってきた数字です。ここに示した通りの表は統計局HPにはありません。
タグ 消費支出 総務省統計局 伊吹文明 おしゃれ パリコレ 内需不振 不況 自民党不況 福田不況
インチキ政党、自民党。
六本木が「国際金融センター」だって?
オフィスビルの容積率を緩和するという手垢まみれの魔術で、東京の空を外資に売る。こんなペテンはお天道様が許さない。
この「地域活性化統合本部」の前事務局長(国土交通省局長)は、15日告示・27日投票の山口2区補欠選挙の予定候補者です。
告示の4日前にこんな“地域活性化(笑)”プランを発表するとは、政府・自民党もついに頭に毒が回ったようですな。
東京駅・六本木周辺を金融拠点に 政府の地域活性化本部(朝日新聞) - goo ニュース
政府の地域活性化統合本部は11日、東京駅・有楽町駅周辺と六本木・赤坂・新橋の2地域を国際的金融センターとして重点整備するとした「国際金融拠点機能強化プラン」を決めた。オフィスビルの容積率緩和に加え、インターナショナルスクールの整備促進など住環境面の充実も盛り込み、外国企業が進出しやすい環境づくりに力を入れる。
外国企業の社員はベビーシッターを連れて来日することを希望する人が多いが、単純労働にあたるとしてビザがおりにくいのが実情。このため新たに構造改革特区に指定することで、入管審査の条件緩和を進める。
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2008.4.12 13:35 このニュースのトピックス:不祥事 青森県警むつ署は12日、航空自衛隊の自衛官を殴り、けがをさせたとして、傷害の現行犯で、海上自衛隊大湊基地(同県むつ市)所属の海曹長、沢野誠幸容疑者(46)=むつ市中央=を逮捕した。 調べでは、沢野容疑者は12日午前2時10分ごろ、むつ市大湊の飲食店前の路上で、航空自衛隊大湊分屯基地(むつ市)所属の自衛官(20)の顔面を殴って軽いけがを負わせた疑い。 2人に面識はないが、当時、沢野容疑者はかなり酒に酔っていたという。同署はトラブルがあったとみて動機などを調べている。
◇
いかにもありそうなのに、かつて読んだことのないニュースなので笑ってしまいました。日本では三軍の連携がないように聞いていましたが、お互いを意識しているんでしょうか?
それにしても石破防衛相はついてないね。
若くて力があるのに、自民党なんかに復党したから、こんなことになったんですよ。
〔写真は時事〕
【国会傍聴記 2008-3-19 衆議院文部科学委員会】
大臣の所信表明に質問する形で、小宮山洋子ネクスト文部科学大臣が民主党の教育政策の施政方針を説明しました。
。「演劇」を日本の義務教育で取り上げることを提案しました。
【小宮山ネクスト文相と渡海文科相の生い立ち】
民主党(DPJ)の小宮山洋子ネクスト文部科学大臣(東京6区比例)。
東京大学学長・成城学園長を務めた加藤一郎さんの娘です。
小宮山さんはアナウンサーとしてNHK入社。女子アナから、解説委員に昇進。
昨年、「NHK海外ネットワーク」の道傳愛子アナウンサーが解説委員(国際担当)に昇進しました。これは小宮山さんが拓いた道です。
自民党の渡海文科相(兵庫10区)は代議士の父に反発して、政治から遠い世界をのぞんで、建築学科に進学。父親が建設大臣を務めた縁で、大手の「日建設計」でサラリーマンをし、父の地盤を継ぎ、衆議院議員になった方です。
【「ケータイメールより、演劇で言語能力を」 小宮山ネクスト文相】
○小宮山NC文相
PISA(国際的な学習到達度調査)で日本は、3年ごとですけれども、読解力が8位、14位、15位と下がっている、そして数学的リテラシー(数字を読み取る力)は1位、6位、10位と下がってきている、そして科学的リテラシーは2位、2位、6位と下がっている。
PISAの調査は、
「問い1 次の課題を読んで以下の問いに答えてください」
①温室効果は事実かフィクションか?
②落書きはいけないものか、それとも芸術の一種か?
とか、本当に思考力とか応用力とかが試される試験問題です。
PISAにはアンケートもあって、日本の生徒は「対話による理科の授業、モデルの使用や応用を重視した理科の授業をほとんど受けていない」と回答している。
○文科相
全く小宮山ネクスト大臣の認識が正しいんだというふうに言わせていただきたいと思います。私もそんなふうに思っておりまして、ある種の危機感を正直その分野では持っておるわけでございますが、やはりこれは教え方にも問題があったんじゃないか。低学年では割といいんですよね。それがだんだんだんだん興味がなくなっていく傾向にあるということは、それはやはり教え方に問題があると見るべきだろうと思います。
○小宮山NC文相
このPISAの調査で一番成績のいいのがフィンランドで、科学的リテラシーが一位、読解力と数学的リテラシーは二位ということですね。私も、おととし、ちょっと見に行きましたが、フィンランドでは、就学前の六歳から徹底して問題解決力を養っている。「自分だったらどのように解決するか?」――国語教育などで常に考えさせています。
また、集団での問題解決というのを重視して、日本などよりずっと言語能力ということに力を入れた授業がされていて、その具体例として演劇にすごく力を入れているということがあります
ただ、日本の中でも、子供たちが今、携帯メールとかいろいろあることもあるでしょうけれども、会話をしなくなっている。何か話しても、別にと一言で終わっちゃうというようなことがあるわけですね。だから、そうすると、余り話すことの必然性を子供たちが感じていないのかもしれないんです。
そういうことに対しては、やはり演劇などを取り入れて、いろいろそういう中からコミュニケーション能力をつける、そういうことを一つの試みとしてやってみる。今の枠内では幾ら頑張ってもそう目覚ましい成果は出ないかもしれない、そうだとしたら、文化も日本は違いますけれども、うまくいっているところから取り入れる、学ぶということもあっていいのではないか。
それで、欧米の多くの国では、演劇専門の教師が日本の音楽や美術の教員と同じように初等中等教育の学校に配置されているということがあるんです。こういうことから学ぼうということはいかがでしょうか。
○文科相
演劇を取り入れて、児童生徒がコミュニケーション能力を身につけていく、創造性、協調性、感性を養う上では、有意義だというふうに考えます。
現在でも、総合学習などでやられているという例も見られるわけでありますけれども、小学校の国語で、物語を演じたりする、小中学校の特別活動の文化的行事では、演劇などの文化や芸術に親しんだりするような活動の推進、こういったことを図って改善をするようにということを今回の学習指導要領に盛り込んいます。
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タグ 民主党の教育政策 小宮山洋子 渡海紀三朗 渡海元三朗 学習指導要領