【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

政府、食品表示法改正案を提出済み

2018年11月12日 16時12分44秒 | 第197回臨時国会2018年12月までの「定例日無視延長なしのひどい国会」」

 政府は、先週金曜日(2018年11月9日)の定例閣議で、

 「食品表示法改正案」(197閣法11号)を決定し、国会に提出しました。

 先の通常国会で成立した「改正食品衛生法」で「食品リコール」が法制化されたので、リコールの際の県庁などへの報告義務などを法制化するものです。

 厚労省所管の改正食品衛生法は公布から3年以内、おそらく2022年4月1日あたりに施行されますので、その日に、消費者庁が所管する改正食品衛生法も施行されることになるだろうと考えられます。

 当ブログでは、2017年8月24日付の記事で、食品衛生法改正法案が提出されて、食品リコールが義務付けられると報じましたが、厚労省が食品衛生法改正法を先の通常国会に出して、消費者庁が秋の臨時国会で食品表示法改正案を提出するという立法過程になったようです。

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伊達忠一・参議院議長が政界引退を発表、来年7月28日(日)で任期切れ、北海道選挙区で出馬断念、異例の当選3回で清和会から議長に

2018年11月12日 15時28分28秒 | 第25回参院選(2019年7月)

 報道(伊達参院議長、来夏の不出馬表明 「後進に頑張ってもらう」)によりますと、伊達忠一参議院議長は、さきほど11月12日(月)、選挙区の北海道で後援会幹部会を開き、来年7月の第25回参院選に出馬せず、政界を引退することを明言しました。伊達さんの任期は来年の2019年(新元号元年)の7月28日(日)までで、選挙の期日にかかわらず、この日まで議員・議長をつとめることになります。

 伊達さんは当初、自民党北海道連の公募プロセスに乗っていましたが、道連から党本部への公認申請が不可能だと判断し、出馬断念、政界引退を発表したと思われます。

 伊達さんは、自民党本部の最大・総裁派閥の「清和会」所属で、参議院自民党では、「清風会」(=参議院清和会、会長・世耕弘成経済産業大臣)所属。3年前は、当選5回の溝手顕正会長(宏池会所属)の下で、当選3回で参議院自民党幹事長をつとめました。「溝手議長」が有力視されていましたが、年下の先輩である、清風会の世耕さん、橋本聖子さん、山本一太さんや、宏池会所属の林芳正さんらの水面下での工作もあったようで、参メーンストリームの清風会から議長が出ました。

 参議院自民党としては異例のことですが、伊達議長に対する不満の声は公然と語られていました。

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