ここだけの話・・・

ホキーパでアライア


さてさてミーティングもそっちのけでホキーパに舞い戻ってきました。
サーファーたるものそんなもんですよ・・・(笑)
見た感じ・・・ってさっきまで見てたんだけど、そうそう今日はここでアライアの
テストをおこないます、波が小さいので。4ftとか5ftとか6ftとかだとここでアライアを
使うのはいやだけど今日のような2~3ftぐらいならぜんぜん平気でしょ~ってことで、
アライアのテストをすることに決定した次第であります。まぁ、流しちゃったら流したで
泳いで取りに行けばいいだけのこと、なんてことないっす(笑)



そんなわけで見た感じ小さくてもホローでコンパクトに割れるパビリオンがアライアに
向いてそうなのでパビリオンに入ることにした。なぜだかこのボクが削ったアライアが
こっちに来てから一大旋風を巻き起こしている!ってのは大袈裟だけど行くところ
行くところで話しかけられ、時には囲まれて質問攻めにされる、興味深くチェックされて
またまた質問攻めにされる、まぁそれも一部の興味のある人たちなんだけどね~。
なかでもハワイアンの人は特に興味を持ってくれた。実際にボク以外に使ってる人は
いないし、ロジャーに聞いてもマウイでは見たことが無いといっていた。確かにここの波
だと使いようがないって事もあるんだろうけどね。まぁそれはいいとして・・・

とりあえず着替えて4フィートのアライアと足ヒレを持ってパビリオンにエントリーする
右側に向かって歩いた。歩いてる途中にも話しかけられて説明してまた話しかけられ
説明した(笑)。だんだん説明が上手になってきたと自分でも思った(笑)。

軽くストレッチをしてと思ったらロジャーはもう行く気満々、そうこっちの人はストレッチ
をしない、軽くはやってるんだけど、えっそれだけ?見たいな感じで入念にしてる人は
見かけない。しかし途中で足が攣るとイヤなのでそこそこちゃんとストレッチをした。

右側のチャンネルからパドルして回り込んでピークに着いた。そこそこ人はいたものの
少し手前で待っているとアウトで待っている人の乗りそびれを割と簡単にキャッチする
ことが出来た。思ったとおり2~3ftのライトのコンパクトに割れる波で小さいながらも
いい波だった。テイクオフからボトムターン、タイミングをあわせてフェイスでストール、
板をフレックスさせてのスピードコントロールがだんだんわかってきた。押し込んだり
引っ張ったりのコントロールのほか、板をねじってみたりしてのコントロールでスピード
が変わっていくのがわかった。スピードは速いし、エッジは切れるし、言うことなし。
このホローでコンパクトな波にマッチしてて滑ってても気持ちが良かった。
1時間半ほど入って最後はロングライドで滑りすぎて、真ん中のヒザぐらいしか水深が
ないリーフに入ったのでゆっくりゆっくり回り込んでパドルしてビーチに上がって
パビリオンでの波乗りは終了した。結局、板は一度も流さなかった。



しばらくしてロジャーも上がってきてアライアについて感じたことをロジャーと話をした。
ロジャーはそれを興味深く聞いてくれた。あれこれ話しをしたあとロジャーは仕事に
戻るために工場に帰っていった。



これは、ジェリーさん(ジェリーロペス先生)がロジャーのためにハンドシェイプした
貴重なボードです。2週間前にはオレゴンのジェリーさんのところにお手伝いに
行っていたようです。綺麗なシェイプでしたよ、ジェリーさんのシェイプは。



ケロ夫くん、アライアは滑り台ではありませんよ~(笑)

そんなこんなでここでは書ききれないほどの収穫があったアライアのテストライドだけど
アライアという1枚のボードがたくさんの人々との結びつきを作ってくれた。

アライアは、偉大である!
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