身体を良くも悪くもする、理屈でない力

2015-02-13 22:44:17 | 健康

知り合いのところへ顔を見せてくれた、30代の男性がいます。

彼は、肝臓を患っていて、顏も黄色が通り越してどす黒かったそうです。

入院中で、自分が外出したいと言うと、医師も看護師も、快く、「いいよ、行ってきなさい。」と口を揃えていう。

きっと、自分は、もうダメだから、好きなようにさせようとしていると思っていたとのこと。

 

実際、その男性の奥さんの話では、インターフェロンもやっているが、もう見込みがないとのことだったのです。

奥さんも、周囲に勧められて、今後の生活のために、正規職員の試験を受けたりしていたそうです。

 

知り合いも、見舞いに行こうかどうしようか迷っていたところへ、ひょっこり顔を見せてくれたのです。

何かやりたいことあるのかと聞いたら「学生時代の友人のお葬式に、友人が誰も出れなかったから、追悼の会をやってあげたい」と言ったそうです。

それはいい、やろう、やろうと、協力者を募ってやりました。

彼は、ギターが得意だったのです。

 

その後も、喫茶店のマスターに頼んで、一番お客さんの来ない時間に、ギターを弾かせてもらったり

また、それを気に入ってくれたお客さんがいて、ミニコンサートになったり。

 

そうこうしてるうちに、なんと、肝臓が安定してきたそうです。

 

インターフェロンが効果があったのか、何がどうかは、はっきりとわかりません。

人間の体は不思議ですね。

悪性のものを、悪化させたり、鎮静させたりする力を持っているのですから。

 

知り合いも、きっと、好きなことを楽しくやれたことが、良かったのではないかと言っていました。

人間には、自分の身体を良くも悪くもする、理屈でない力があるのだろうと思いました。

それでは、また。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。