人生課題が、がらりと変わる時

2015-11-01 10:23:00 | 年を取る

私は体を動かすことが、あまり好きではなかった。

それよりも、本を読んでいたほうが落ち着いていた。

 

40才台だったか。

自分を変えたくて、水泳を始めた。

始めるとのめり込むので、週に2回か、3回通って、スクールで結構厳しく泳いだ。

長いのは、苦手で、せいぜい1キロくらい。

 

そのころは、体も動き、老化なんて少しも考えなかった。

60代~70代の方も来られていて、「あなた、いいねえ」とか言われていた。

なんで、そういわれるのか、真意がわからなかった。

「年が違うんだもの、私は、もっと目標が高いから、このくらい泳げても、よくもない」みたいな気持だった。

若さゆえ、仕方がないというか、傲慢というか。

 

しかし、今、自分がそんな年になると、その気持ちが、全く解っていなかったことに気が付く。

あの時の60代~70代の方は、楽しそうでもあったが、自分は、もう、若いときに戻れない、今できることをするしかない。

 

そんなことを思いながら、20代のコーチに言われて楽しげに、また、バタフライなど

どう見ても、溺れているように見えるのだが、それでも自分に挑戦されていた。

 

自分の可能性に挑戦する。

凄いことだったなあと思う。

 

60歳は、一つの転機。

人生課題が今までとがらり変わると思う。

 

できていたことが、できなくなって。

そのままにしていたら、どんどん衰退していく。

このままでは、ということで、積極的に、筋トレや脳トレに励むのだ。

 

人の世話になりたくないという気持ちであったり、いつまでも、動き回りたいという気持ちであったり。

 

女優の草笛光子さんは、80うん才。

舞台で、ドレスを着て、ダンスを踊った。

もちろん、舞台は出ずっぱり。

週に2回か、トレーナーを自宅によんで、トレーニングをしている。

(サワコの朝、より)

 

そんなふうに完全燃焼で年をとっていくと身体も心も喜ぶだろう。

苦しいときもあるけでど。

少しわかり始めた。

 

さて、自分の人生課題は。。


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