NHK TVプロフェッショナル 「狂言師 野村萬斎」を見ました。
狂言は、庶民の暮らしぶりの中から、人や狐などの心の動きを描き、本気だけれど、それが何とも可笑しい。
そして、背筋がすっと伸びた、自然な体の動きや、腹の底からの声。
萬斎さんは、軽いけど重いみたいな、その動きに見入ってしまいます。
子供の時から、来る日も来る日も、果てしない「型」の練習をしている。
芸術や武道には、型があって、それを自分のものにしながら、さらに、自分の個性を出す。
基本の型が身について、自然に身体が動き、余裕みたいなものが出たら、私というものが出てくる気がします。
何かをやるにしても、同じですね。
指導者から、教えてもらい、真似をして、さらに、個性を出す。
よい指導者に出会うことも、それはそれで一山あると。
『守 破 離』
型を守り、型を破り、型を離れて、自立する。
私も、型を超えていけるものか、どうかなどと、思っております。
子供向け「ややこしや」です。