寂聴さん。94歳。
2年前に、初めて腰椎の圧迫骨折になったとき、痛みにうめきながら入院生活を送り
退院直前に、胆のうがんが見つかった。
この時初めて、老いを意識したというのには驚く。
92歳。老いとはできたことができなくなること。
老化は、着々と押し寄せいてくる。
全身のしわから何から。。。
常識に惑わされないこと。
年寄りだから。。。とか。
元気の秘訣は、食べる。眠る。ときめく。笑う。好奇心。
病で歩けなくなっても、リハビリを楽しむ。
病は気から。
そんな寂聴さんも、あまりの痛さに、「神も仏もない」と言ったという。
どんなことでも変わらないものはない。
この世は無常。
どんな痛みも苦しみも同じ状態は続かない。
諦めないで希望を持つこと。
他人の幸せのために祈ること。。
90代でもリハビリで回復する。
ペンを持ったまま、書斎で死にたいとどこかの番組での話。
認知症にもならないで、長生きの人が増えている。
日本ほど、高齢者が、邪魔にされる国はないという。
どの大臣だったか、「枯れ木に水をやるようなもの」と言ったのは忘れられない。
高齢者に対して、高齢者自身も、諦めないで、尊敬の気持ちが持てるようなったらいいと思う。
素敵に、明るく年をとる人も、いるのだから。