4月10日、11日に詩人のアーサー・ビナードさんの講演会が、旭川であるそうです。
今野大力没後80周年記念講演会の事務局の方より、教えてもらいました。(チラシ)
偶然、昨日、BS黒柳徹子のコドモノクニの最終回2時間スペシャルで、ビナードさんの特集 「子供たちに伝えたい大切なこと」をやっていました。
日大の国が大切にしてきた、細やかなもの、広島のこと、普天間のことなどなど、その思いをそのまま言葉にされていました。
雨ニモマケズは、翻訳 Reinn Won’t されています。
ほんの少しでしたが、この詩を英訳舌仕事にもふれていました。
「雨ニモマケズは、今の読者に誤解されやすい。
日本語で書かれているため、人々は、つい、日本がこの作品の舞台になっていると思い込む。
けれど、雨ニモマケズが生まれたところは、現代の日本からはとても遠い。まるで別の国だ。
そのギャップを掘り下げるところからこの絵本が始まった。」
・・・言葉は過去から未来を、未来から過去を見つめるレンズになるのです。・・・ 語り
85年前の宮沢賢治の時代。
今の日本には、その時代から、失われたものが多いということでしょうか。
今回、どんなお話になるのか楽しみです。