感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

秋の一日のりんご狩り

2013-10-05 | 日々思うこと
私は、九州の生まれ。
だから、日本ではりんご狩りと言うものを知らないで育った。
九州でできるのは、せいぜいみかん狩りやスイカ狩りといったところだっただろう。

アメリカに来て、多分得をしたことのひとつがこのりんご狩りだ。
日本の青森に近い北緯に位置すると言われるニューヨーク近郊は、りんご狩りができる農園がハドソン川流域に散在している。


りんご園の脇にある空き地で、りんご狩の合間にお弁当を食べたり・・・

ここから、高速を乗り継ぎながら、北に1時間も走れば適当なりんご農園に出会う。

りんご狩りができる農園は、たいがいがりんごだけではなく、なしやぶどうといった果物
アメリカでは今の季節の風物詩の様な、派手なオレンジ色をしたかぼちゃを重さで買う事ができる。

りんご狩り様に設けられた農園は、人の手が届く程度の高さに抑えられたりんごの木が
列を作って植えられていて、そこには手を加えられていない、つまり間引きされていないりんごたちが
押し合い圧し合い実っている。虫食いもあれば、隣のりんごに押されて形が歪になったものもある。

梨なんかは、1本の枝に何十個も実っていて、梨の重さで枝が今にも地面にくっつきそうだ。
そして、間引きされていないので1個1個が確かに小さい。

ちょっと頑張って北を目指すと、たいがいの農園に富士りんごがあったりする。
今年行った所は、去年も訪れた場所。ふじもむつもアジアの梨もある。
ちょうどよく実り、台風一番も来る前で、りんごはどの木にも溢れていた。

今年は去年よりも2週間ほど早くここに来た。
去年は、ハリケーンが通り過ぎたあとで、時期も遅かった為、
あまりりんごが残ってなくてがっかりだったので、ちょっと早く訪れたのが良かった。

もう少しもう少しとついつい取りすぎ
パウンドが1ドルと言うりんごを40ドル近く買ってしまった。
梨は、パウンドが1ドル50セント、パンプキンは45セントだった。

買ってきたりんごは、人にあげたりアップルパイにしたりして、結構なくなってしまう。
アメリカ生まれの富士りんごの味は、日本の味にはかなわないけれど、
それでも、なかなかなもの。
いつもより取りすぎて、台所に残っているりんごを一生懸命食べる毎日、
朝も昼も夜も、デザートはここのところ毎日りんご尽くしだ。


みどりのりんごはむつ、赤いのがふじ、小さいのは梨。

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