感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

中国からの外来種ランタンフライの侵略

2022-06-26 | 日々思うこと

中国から渡って来たと言うこの虫は、2014年にペンシルバニア州で初めて見つかって以来、年々繁殖を広げ、東海岸を侵略しているという事を、初めて知りました。

先週だったか、家の庭の新しく植えた木の側に、白い斑点のある小さなカミキリムシのような黒い虫を発見して、初めてみる虫なので、近づいて観察しようと50センチくらいの距離まで顔を近づけたところ、目にもとまらぬ速さでジャンプしたので驚いた。

「害虫かな」と思ったのはやはり、初めて目にする虫だったから。

すると数日後にまた、庭の別の植物にくっついている個体を見つけて、写真を撮り検索する。

そして、

SPOTTED LANTERNFLYの若いステージであることが分かったのです。

NJ州ではこの虫を見つけたら、潰して(殺処分して)報告してくださいとウェブページまであったのです。

これは、大変だという事で、家族の皆に話したところ、自分も見たと長男。私が見たのと同じころに裏庭で見て足でつぶそうとしたが、逃げられたと言う話。

2021年はNJ州の東南部(ペンシルバニアに接したエリア)では駆除するための策が練られて、市民に協力を呼び掛けていたと言うのも検索して知りました。デラウェア州やメリーランド州でもこの害虫駆除の方法や、見つけたら報告できるサイトもできていて、改めて、これは深刻な問題なのだと気づかされたのです。

About the Spotted Lanternfly

そして、今日の土曜日、裏庭に出てみると、隣の家との境にある塀の木の表面に、ところどころにいるのが目に付くではないですか、手袋をはめ、蠅叩きを片手に奮闘する事数時間、30匹は撃退したと思います。若いステージの彼らにはまだ羽がなく、飛んでどこかには行けないけれど、蚤のようにジャンプをする。なので、羽がある成虫になる前に撃退するに越したことがない。9月になれば成虫になって拡散して卵を産み付け、卵は冬を越して来春ハッチするらしい。どこから来たのかわからないけれど、この数からすると、おそらく塀の近くのどこかに産み付けられていた卵があったと考えるのが妥当だろう。

一つの卵から産まれるのが30~50匹と言うから、卵が一個だけあったことを願うしかない。

木を枯らし、農作物に被害を与え、何より外来種なわけなので天敵がいないことになる。繁殖する度合いがすさまじいらしい。ちょっと考えただけでぞっとする。これって中国が故意にアメリカに持ち込んだ?と考えたくなるのは、私だけだろうか…。

しかも、この虫が好む固有の木があってツリーオブヘブンという名前で、これまた中国から入ってきた外来種らしく。これって偶然なのでしょうか?

9月になって成虫になる前に、何としてでも撃退しなければ。

グランドホグが一段落したと思ったら、今度はランタンフライ。

下手をするとせっかく頑張ってデッキの上に植えているキュウリやトマトがやられるどころの話ではなくなる。

一難去ってまた一難とはこの事か…。

夏は自然との格闘です。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。