●日本文学(国文学? 日本文藝?)研究の大家である小西甚一氏による参考書三部作の一つである『古文の読解』である。
どのくらいのレベルの大家かというと日本文学史に名を残す(であろう)研究者である。
●ちなみに三部作とは、他に『古文研究法』『国文法ちかみち』があるのである。
さらにちなんでおくと『基本古語辞典』(大修館)を入れて四部作にする人もいる。
恐ろしいことに大修館の『基本古語辞典』は小西甚一「著」なのである。
解釈も用例も小西甚一氏なのである。
●そういえば、『国文法ちかみち』を持っていないなぁ(今、注文してしまった)。
●写真をなぜ撮ったかというと、いつものように自慢のためである。
●左のちくま学芸文庫版は1981年版(改訂版)を底本にしている。共通一次の記事があり、センター試験(当時)にも通じるところがあるから改訂版を底本にしたのであろう。
●写真右側は©1962なので改訂するまえのものである。重版なので誤字なども減っているかと。
●うーむ。古文の参考書を書く気になったというか、小西甚一氏の三部作の実績を前にビビッたというか。
●まあ、刺激を受けたのは事実である。
うん。
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