県内において、福井県版エンディングノート『つぐみ』が発刊されるなど、人生の最期の迎え方への関心がますます高まっており、当院でも患者・家族の意思決定支援の強化に取り組んでいます。
病気や老いなどにより、人が人生を終える時期に必要とされるケアを、エンド・オブ・ライフ・ケアといい、がんや慢性疾患、認知症など幅広い疾患が対象となります。
このケアを行う看護師育成プログラムとして『ELNEC-J(End-of-Life Nursing Education Consortium-Japan)コアカリキュラム』があり、今回このプログラムを指導する資格を取得しました。2023年3月2日時点で、全国には約2500人の指導者がおり、福井県では16人目です。
県内だけでなく全国のネットワークを活用しながら、エンド・オブ・ライフ・ケアの質向上に向けた活動を行っていきたいと思います。
(看護部 N / T)