『料理の写真を撮りたがる日本人』
いつの頃からこういう事になったのだろうか。国内でも海外でもレストランやホテ
ルの食堂などで、料理をテーブルに並べると、パチリ・パチリと写真を撮る人の
姿が増えだし、特に若い女性が多い。
名物料理ならいざ知らず、何の変哲もない料理でさえそうだ。食べたものの記
録、人に見せる、ブログなどに載せるなど理由は様々だろう。
先般、Eさんに聞いてみた。日本人の多くは料理の写真を撮るのが好きだが、
シンガポーリアンは料理の写真を撮るかと。答えはノーだった。食事の場面を
撮るときに写るもの、話題になる料理だから撮っておくものはあろう。
では、料理に著作権なり肖像権はあるのか?
つまりそんな権利が生じたら、無断で写真を撮ると・・・・・・・・・・やばい
3つ星レスランのような有名な創作料理などにはあるらしい。では長蛇の列が
できる有名ラーメン屋は?
私に分かるはずはないが、意外なところからお叱りを受けることもあるかも。
昨日、益田市からの帰り道、大田市で食事をとった。ごくありふれた一般大衆
向けのレストランで、私はとんかつ定食、妻は箱寿司定食を食べた。斜め向
こうで老婆と娘と思われる二人連れは箱寿司+そばを注文した。
テーブルに並べられると娘らしき人が写メでパチリ、こんなもの写真に撮って
どうするのだろう?大きなお世話か!
『がん診療連携拠点病院』
私がお世話になった松江市立病院は『がん診療連携拠点病院』に指定されて
いる。「がん診療連携拠点病院」とは、厚生労働省の施策として平成16年度か
ら開始された『第3次対 がん10か年総合戦略』に基づき、全国どこでも質の高
いがん医療を受けることができるようがん医療の『均てん化』の実現に向け、各
都道府県において2次医療圏に1カ所程度、整備することとして指定されたもの。
継続的に全人的な質の高いがん医療を提供する体制を確保する。
1.地域におけるがん診療に従事する医師等に対する研修の機会を提供す
る
2.地域の医療機関及び県民に対し、必要ながん医療に関する情報提供
を行う。 (松江市立病院のHPより、詳細はそちらで)
要するに、癌治療の質の向上と地域格差の是正を目的としているが、こうした
指定に付随して様々な対応が取られていくから、癌を患った人には心強い。病
気の種類で対応は異なるべきではないと思うが、患者数や増減によって、今の
時代は癌なんだろうと思う。昔なら、結核が重点的に対応がとられていた。
こうした取り組みの中には『がん相談支援センター』も開設されており、患者や
家族の悩み事・相談などに応じて貰える。その一環として体験談、交流会など
をがんサロン、『ハートフル・サロン松江』の名称で開設されている。
『癌です』と告知され頭の中が真っ白になった人、これから病院にいき検査を
して貰うが癌か否か心配な方など、何にでもすがりたい方には力強い味方に
なって貰えると思う。
『癌です』と告知され、医者から死の宣告を受け一人で悩む、そんな時代は終
わったのだ。
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