食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、哀愁のQSLⅡ』

2013年08月09日 15時02分40秒 | 趣味

糞ったれ、その2

今年は28メガ帯がすこぶるご健勝でこれまで21メガ带であまり聞いたことのない国

が聞えたり、21メガ帯より活気を呈した日もある。

ガサガサと騒がしい21メガ帯から逃げ出してXX局の真似をてコマメに聞いてみると

小さなパイルがあり暫くしてからA51PN(ブータン)だと判りルンルンとパイルに参加、

初めてのブータンだ。さて、ブータンなる国の無線での価値は?と、何年も運用され

たことがなく世界中の要望度は第10位前後の国ではありませんか。これは誰が何と

言おうと大金星。カードの発行はアメリ力人がやってくれるし入手には殆ど時間が解

決してくれると安心していた。予想しない展開は突然に訪れる。アメリカに送った手

紙は受取人が転居して行き先不明という理由で返送されてきた。

Return to senderの赤いスタンプ。

仕方がないのでコールブックに記載されている本人に手紙を出す。

数ケ月経ったある日、会社の連中と飲み歩き家に帰るとエアメールが来ていた。

かなり迷丁していたが憧れのブータンからの返事であることは直ぐ判り、急いで封

切り覗いてみるとカードが見える。カラー写真風のカードで私のものによく似て

いる、ながれいし、流石、ブ-タンいいぞと取り出すと言葉が出ない。

『ゴメンナサイ、私は1982年から運用していません』

同封のカードは私のものが返送されてきただけのこと。

お見事、扇子パタパタ。

パイレーツ(海賊の意味だが無線の世界では偽物の無線局をいう)だと理解する時

間は要らなかった。男が女を騙すのはよくある。私の家内もそうだったのだから許さ

れる。だけどな、俺はオカマじゃないんだから、男が男を騙すな。

 糞ったれ、その3

著名なDXer のことである。過去に何度も咽喉から手の出るような国に行ったことも

ある御人、カードの発行も確実で早いと評判は上々である。この方、高嶺の花とな

っている、ある所に出かけて世界中の、ハムに大サービス。私も、その恩恵に預かり

交信でき貴重なニューを得て、早速にカードを送ると早い返事が来た。『カシオコン

ピュータの英文カタログを送って欲しい、ついては貴方にプレゼントがあります』手

紙と交信した覚えのないQSLカードが入っており、おまけに架空の交信データが記

入されていた。それは、どこに出しても通用する、ただ私がその気になりさえすれば

だが。カードは堅くて鼻紙には使えないしメモ用紙にもならない。今度、チリ紙交換

に出うっと。えーと、年の瀬を迎えて女々しく戯けたことばかりほざいておりますが

大半の人は清く正しくQSL-ingしておられる訳でして、こういう人に出会うとついつ

い興奮してしまい申し訳ありません。

先人は罪を憎んで人を憎まずと申しておられます。心を広FB(Fine Business)なQSL

といきたいものです。今宵はこれまでに致したいと存じます。


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