日経パソコンを読み返していたらHDDとSSDの処理速度比較、そしてSSDへの装換
をすれば処理速度が遅いと感じているPCも目に見えて改善されることもある、こんな
内容が書かれていた。SSDが出始めた頃には、32/64GBくらいのものが主流で値段
は数万だったから、いいと思っても実用的ではなかったから、普及して安価になるの
を待つしかないと言い聞かせていた。値段は少し落ちたがやはり高値止まりしている
から、最近はOS部分はSSDに格納にしてスピードアップを図る機種も出始めたし、H
DDとSSDを組み合わせたハイブリッドHDなるものが出始めた。
ノートPCはWindows7を搭載しており未だ2年ほどしか経っていないが、何度もレジス
トリーの掃除や再セットアップをして、処理速度が低下するのを補ってきた。しかし
Win8に比較するとやはり遅く感じ、デスクトップ用に購入したWin8 DL版をダメ元で
セットアップしてみたら、やはり1DL版は1PCとバンドルされておりセットアップは出来
るが、認証出来ないからその処理のお付き合いをしなければならず面倒。
新たにWin8を買う気はないからこの際、SSDに投資してその有効性を自分の目で確
かめたくなった。OSを格納し幾つかのAPPがあれば、それで足りるからSDDは128GB
を買うことにした。
HDDをSSDにそのままコピーするツールはフリーソフトで手に入れることが出来るか
ら、それを使うことにしてネットで事例を調査してみた。現在OSが格納されているHD
DのクローンをSDDに作るためには、SSDをパソコンと接続する必要がある。そのツー
ルとしてSSD側のインターフェースSATAとPCのUSBを接続するUSB-SATA変換ケー
ブルなるものを入手する必要がある。この組み合わせは極普通のパターンらしく、殆
どの例はこれが紹介されている。
クローンディスクを作るためのフリーソフト EASEUS Todo Backup Free をダウンロー
ド(日本語版、メニューのみで操作画面やヘルプは英語)する。
『EASEUS』で検索すれば沢山の情報があり、そこからダウンロードできる。
USB-SATA変換ケーブルはAmazonで購入、送料込みで2232円だが、SSDに装換
後のHDDとPCを接続して使用できるから必需品。
準備万端、SSDとPCを接続してみる。ケーブルの表示用LEDは点灯したままでPC
のコンピュータ画面にSSDは認識されていない。おかしいから、デスクトップPCに接
続してみるが同一現象になる。ならばとノートPCのHDDを外してUSB-SATA変換ケ
ーブルを介しデスクトップPCと接続してみる。LEDは点滅しPCのコンピュータ画面
にHDDを認識するではないか。SSDはノート、デスクトップともに認識されないがH
DDはデスクトップで認識できるからUSB-SATA変換ケーブルは異常なし、SSDに問
題があると判断できる。
さりとて最近の機械物で初期不良に当たったことはないから、本当にSSDに不良が
あるのか一抹の不安はあったが、私にはこれ以上調べることは出来なかったから、
購入店のドスパラに事情を説明した書面とともに調査依頼をした。
ドスパラの対応は迅速で直ぐに調査したが異常なしの電話が入った。事情を聴くと
『SSDとUSB-SATA変換ケーブルの相性が疑われる』とのことだ。店の調査ではきち
んと認識するとのことだから、SSDに異常のないことだけは間違いはなさそうだから
返送して貰うことにした。
待つ間にEASEUS Todo Backup Freeの使い方や、CDから立ち上げ可能なブータ
ブルCDの作成、HDDのバックアップなど作成しておいた。
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