北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

来週の掛川訪問 ~ お友達は皆…

2022-09-27 23:51:50 | Weblog


 【あの頃の日坂祭り ~ ボンボリの明かりは全部本物のローソク】

 

 もう来週のことになるのですが心の故郷掛川市へ出張の予定があります。

 道路の維持管理に関して、民間企業を活用した管理手法を地方自治体に説明して歩く、という仕事なのですが、「掛川なら縁がありますよ」と内部で説明しているうちに「じゃあ一緒に行ってくれますか」という話になりました。

 掛川を離れてからもうすでに15年半が経過していて、苦労を共にした当時の市役所幹部の皆さんは皆退職済み。

 私が掛川を離れたときは、掛川と隣町の大東町、大須賀町の一市二町が市町村合併をしたのと同じときでした。

 それから15年という事で当時は若手と呼ばれたような人たちが幹部として新生掛川市役所を支えています。

 当然私と一緒に仕事をした人たちは年々少なくなってきていますが、最後の灯のようにいまだに私のことを覚えていてくれている人もいて、SNSなどでも繋がっていたりします。

 今回は昨年就任された久保田市長さんにもお会いする約束が取れたので、現在の掛川市政の話と当時の話などを話題にしてご挨拶をしてこようと思います。

 併せてあの頃一緒になって地域を盛り上げてくれた皆さんたちにもお会いしたいところ。


 そんなわけで掛川に前泊する4日(火)は少しいろいろな人たちに会いたいと思っていて、仲の良い掛川の友人に「どこか居酒屋を予約しておいてもらえますかね」と相談。

 すると電話口の相手が「いつもの居酒屋Sはどうですか?」と来た。

「いやああそこは常連さんの席が決まっているから僕が行くと場を乱しそうでねえ」
「でも常連さんたちは昔のお友達ばかりでしょ?」

「ははあ、まあそうだねえ」
「でも常連さんたちも最近はあまりSには来てないみたいですけどね」

「え?どうして?」
「コロナですよ。皆さん、感染リスクは避けたいと思うじゃないですか]

「そんなあ、ずいぶん消極的だね」
「小松さん、あの頃の常連のお友達は皆さんもう高齢者なんですからね!コロナは危ないんですよ!」

 そうか、考えてみれば私も高齢者の一歩手前にいるくらいです。

 当時のちょっと年上の先輩たちはもはや皆さん高齢者に属しているのも当然と言えば当然。

 あの頃の景色では自分も若かったし、一緒になってバカを言い合って笑った人たちも皆働き盛りの姿しか思い浮かびません。

 考えてみれば既に鬼籍に入られた方もいらっしゃいます。

 早く会わないともう会えない人もいるかもしれません。

 "皆さん高齢者なんですよ"という言葉がとても頭に残りました。

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