いよいよ今日は幌加内町の新そば祭り。夕べは遠足前の子供状態で、なんとなく浮かれていました。
自分でも楽しみだったんですねえ。今日は天気が良さそうです。
さて今日は、
■幌加内町新そば祭りに参加する(第一日目) の1本です。
【幌加内町新そば祭りに参加する(第一日目)】
朝2時半に起きて3時に家を出発。幌加内までの距離は約150kmで、なかなか遠いのだが、それにもかかわらず当日現地に朝5時に集合とはかなり無理があるのである。
しかしこれもまた良い思い出と思って行動出来るのだから、楽しみとは良いものだ。
途中道路に問題もなくなんとか5時15分に現地に到着して、私が今回参加する北海道そば研究会の皆さんと合流を果たす。
この通称「そば研」は加入してからもう6年になるのだが、掛川にいた3年間の間は行き来がなかったので忘れられているのではないかと心配しながらの参加だった。
しかしそういう心配は昔からの知り合いに会うと一片に吹っ飛んでしまっていて、「なにさ、戻ってきたんだってかい」と暖かく迎え入れてくれる。
3年前には知らなかった人も多く応援に来てくれていて、今日と明日の二日間でみんな友達になれそうだ。
現地に到着したときに先遣隊はもう出汁取りを始めている。冷たい蕎麦用の汁は冷まさないといけないので事前に作って凍らして保存しておいたものを持ってくるが、暖かい蕎麦用の出汁は現地でその日に作るのだ。
「粉に触ってないっしょ?打っておいで」と言われ言葉に甘えて、蕎麦打ち台がずらりと並べられた体育館へ行く。
「じゃ2kgでいいですよね」とこね担当が有無を言わさず2kgの玉をよこす。こちらは蕎麦打ちがほぼ半年ぶりだし、2kgという大きさも久しぶりだ。
戸惑いながら皆の見守る前で何とか伸し、切りとやってみたものの出来はイマイチ。うーむ、これは大分腕がなまってしまったようだ。
その後連続して2kgを3玉打ってみたが、心に迷いが生じているうえに、周りは皆一家言ある3段保持の玄人集団なのでいろいろとアドバイスをしてくれて、かえって迷いが強くなる。
こういう葛藤を超えるところに成長があるのだが、今日のところは勘を取り戻すのが関の山。そんなところでもうイベント開始の時間がやってきて今日の蕎麦打ちはここまで。
イベントで重要なのは、各出展者である蕎麦打ち愛好会が自分たちの自慢の蕎麦を売って食べさせることである。
蕎麦を売ると言うことは、ただ茹でて汁を掛けるだけではなくちょっと変わったメニューを出したり、自分たちの会の存在をプレゼンテーションすることも重要だ。
おまけに蕎麦を打つのはもちろん、湯を沸かして、茹でて洗って、氷水で締めて、盛りつけてトッピングをして、冷たいのか暖かいのかで異なる手順を踏みながらお客さんに出すのであるから、全体の流れがきちんと出来ていなければ、ずらりと並んだお客さんに対応することは出来ない。
おまけに食べた後の食器洗いからそれをまた盛りつけ係まで持ってくるのだからかなり担当する各人が自分のポジションを理解して有機的に自ら率先して動かなくては全体として機能しないのである。
私は今回は蕎麦の「洗い」を担当。洗い方一つでも先輩から教えを受けることが多い。まだまだ甘いのだ。
今日一日で我々の会だけで660食が出ました。人口約2000人の町に、一日で12000人が訪れるビッグイベントである。人口の6倍のお客さんというのはすごいでしょう。
* * * *
夕方近くには今年の道内チャンピオンを決める名人決定戦が行われ、今年の名人は幌加内町の井上さんという女性が獲得。
12回のこの大会の歴史で初めて女性チャンピオンの誕生である。お見事です。
夜はそば研で会場近くのお寺を借りて雑魚寝。寝袋持参の意味がよく分かりました。さて、明日も5時起きです。今日は早く寝ます。
ではおやすみなさい。
自分でも楽しみだったんですねえ。今日は天気が良さそうです。
さて今日は、
■幌加内町新そば祭りに参加する(第一日目) の1本です。
【幌加内町新そば祭りに参加する(第一日目)】
朝2時半に起きて3時に家を出発。幌加内までの距離は約150kmで、なかなか遠いのだが、それにもかかわらず当日現地に朝5時に集合とはかなり無理があるのである。
しかしこれもまた良い思い出と思って行動出来るのだから、楽しみとは良いものだ。
途中道路に問題もなくなんとか5時15分に現地に到着して、私が今回参加する北海道そば研究会の皆さんと合流を果たす。
この通称「そば研」は加入してからもう6年になるのだが、掛川にいた3年間の間は行き来がなかったので忘れられているのではないかと心配しながらの参加だった。
しかしそういう心配は昔からの知り合いに会うと一片に吹っ飛んでしまっていて、「なにさ、戻ってきたんだってかい」と暖かく迎え入れてくれる。
3年前には知らなかった人も多く応援に来てくれていて、今日と明日の二日間でみんな友達になれそうだ。
現地に到着したときに先遣隊はもう出汁取りを始めている。冷たい蕎麦用の汁は冷まさないといけないので事前に作って凍らして保存しておいたものを持ってくるが、暖かい蕎麦用の出汁は現地でその日に作るのだ。
「粉に触ってないっしょ?打っておいで」と言われ言葉に甘えて、蕎麦打ち台がずらりと並べられた体育館へ行く。
「じゃ2kgでいいですよね」とこね担当が有無を言わさず2kgの玉をよこす。こちらは蕎麦打ちがほぼ半年ぶりだし、2kgという大きさも久しぶりだ。
戸惑いながら皆の見守る前で何とか伸し、切りとやってみたものの出来はイマイチ。うーむ、これは大分腕がなまってしまったようだ。
その後連続して2kgを3玉打ってみたが、心に迷いが生じているうえに、周りは皆一家言ある3段保持の玄人集団なのでいろいろとアドバイスをしてくれて、かえって迷いが強くなる。
こういう葛藤を超えるところに成長があるのだが、今日のところは勘を取り戻すのが関の山。そんなところでもうイベント開始の時間がやってきて今日の蕎麦打ちはここまで。
イベントで重要なのは、各出展者である蕎麦打ち愛好会が自分たちの自慢の蕎麦を売って食べさせることである。
蕎麦を売ると言うことは、ただ茹でて汁を掛けるだけではなくちょっと変わったメニューを出したり、自分たちの会の存在をプレゼンテーションすることも重要だ。
おまけに蕎麦を打つのはもちろん、湯を沸かして、茹でて洗って、氷水で締めて、盛りつけてトッピングをして、冷たいのか暖かいのかで異なる手順を踏みながらお客さんに出すのであるから、全体の流れがきちんと出来ていなければ、ずらりと並んだお客さんに対応することは出来ない。
おまけに食べた後の食器洗いからそれをまた盛りつけ係まで持ってくるのだからかなり担当する各人が自分のポジションを理解して有機的に自ら率先して動かなくては全体として機能しないのである。
私は今回は蕎麦の「洗い」を担当。洗い方一つでも先輩から教えを受けることが多い。まだまだ甘いのだ。
今日一日で我々の会だけで660食が出ました。人口約2000人の町に、一日で12000人が訪れるビッグイベントである。人口の6倍のお客さんというのはすごいでしょう。
* * * *
夕方近くには今年の道内チャンピオンを決める名人決定戦が行われ、今年の名人は幌加内町の井上さんという女性が獲得。
12回のこの大会の歴史で初めて女性チャンピオンの誕生である。お見事です。
夜はそば研で会場近くのお寺を借りて雑魚寝。寝袋持参の意味がよく分かりました。さて、明日も5時起きです。今日は早く寝ます。
ではおやすみなさい。
かみさんと二人でおろおろしながら会場を巡り歩きましたが、世の中には蕎麦好きが多いんですね。
とりあえず新蕎麦の美味しいやつを2杯を平ら上げ、包丁とのし棒と新粉を買い求めました。
しかし、幌加内といえば「そば」!このように特色のある町は良いですね。
一年に一回のお披露目で交通整理のボランティアの人たちも誇らしげでした。
帰りがけに蕎麦畑の中を走りながら、台風14号の影響がないようただただ祈るばかりでした。
私も3年ぶりの参加ですが、毎回盛り上がりを増しているようで勝手な応援団として嬉しく思っています。
道具も買われたとか。それでは一度一緒に打ちたいですね。のし台とまな板、こま板などあると便利な小物もありますよ。なにかあったら訊いてください。できるだけアドバイスをいたしますよ。
今度は9月25日に浦臼の鶴沼公園でそば打ちをする予定です。是非こちらもお越しください。