昼休み中に見知らぬ番号からの怪しげな電話。
「もしもし」と取ってみると、「コマツマサアキさまのお電話でしょうか。こちらは××カードのサポートの▲▲と申します」と、使っているクレジットカード会社のサポートからの電話でした。
そこで伝えられた用件とは、「2月●日と■日に、コマツさまのカードで海外のサイトにアクセスして2千円相当の購入を行おうとしてキャンセルとなっている記録があるのですが、これはお客様の取引でしょうか」ということでした。
記憶をたどっていろいろ思い返してみましたが、ちょうど2千円のものを何か買おうとした覚えはありません。
「いろいろ考えましたがやはり私ではありませんね」
「…そうなりますと、結果的には失敗していますがこれはカードの不正利用の兆候ということになります」
幸い最後の砦のセキュリティコードまでは盗まれていなかったのでこの犯人は私のカードでの購入には失敗したようですが、しかし私の氏名とカード番号が漏れてしまっているということです。
「申し訳ありませんが、今後のリスク管理を考えますとこのカードは廃止ということでよろしいでしょうか?番号は変わりますが早急に代わりのカードをお送りいたします」とのこと。
事態を冷静に考えると、カード周辺の情報が漏洩されているわけで、もうこのカードは危ないという判断が下されます。
こうなると危険な事態は早急に回避すべきだと思いカード廃止を了承しました。
長年使い慣れたカードでしたが急なお別れとなりました。
それでもクレジットカードがよくぞ詐欺まがいを防ぐとともに、連絡をくれたものと感謝です。
◆
事態の深刻さや今後どうしたらよいかがまだよくわからないままにとりあえずカード廃止の手続きを済ませたことで、このカードは使えなくなりました。
そこでふと、「あれ、過去に使ったカードの支払いはどうなるんだろう?」と不安になりました。
調べてみると、この27日に口座から落ちるべき支払いが20件近くあります。
(ええ?これ全部口座から落ちなくなるのか!?)と不安になって、再度カード会社のサポートに電話で確認をしました。
すると答えは「もうすでに決済が下りているものはそのまま口座からお引き落としになります。カードを廃止したので新しいカードで買い物はできませんが、このカードでサブスクなど毎月引き落としのご契約があるとしたら、それは契約ができなくなりますので早急なカードの変更が必要になります」とのこと。
過去の契約は問題ない、と聞いてまずは一安心。
しかし毎月引き落としのカード変更の手間が発生しました。
調べてみると、札幌市の交通カードSAPICA、自動車のwifi契約、ブログの有料サービス、インターネット電話の契約が毎月支払いの契約になっていました。
これからこれらを一つずつカード変更しなくてなりませんが、幸いクレジットカードはもう一枚ありますのでまずはとりあえずこちらに変更です。
新しいカードが来たらまたそちらに切り替えることになりますがいたしかたありません。
やれやれです。皆さんもカードの不正利用の被害者にならないように、毎月の明細確認などできる範囲のリスク管理にご留意を。
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