旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

「ベアフット」はスリランカ女性の自立

2025-02-24 05:59:58 | スリランカ
Bearはクマ
Bareは裸足
バーバラ・サンソーニはなぜこの名前を選んだのだろう?

「デザインは私たちにとって必要なものです。織機でつくりだす布のおもいきった色は私たちの誇りです。市場に追随する工場製品ではなく、独自のデザインを我々の手がつくりだしています。田舎に住む女性たちに織り・縫う技術を教え、根気強く仕事をしてもらっています。だから、ずっと使い続けていただける価値ある製品をつくりだしていけるのです」彼女の言葉がゴール支店に掲げられていた。※だいぶ意訳しました
ジェフリー・バワ建築の「ライトハウス・ホテル」に彼女の布が使われていて興味をもった。
※スリランカ観光情報サイト[Spice up]に彼女のことを詳しく解説されています
サンソーニというイタリア風の名前だが彼女はスリランカのバーガー(西欧人とスリランカ人の混血)家系。
※長野の「アルッガマゲ」というお店がベアフットの製品を置いているそうです
ゴール旧市街の路地にある店は目立たない。

製品は多様で

奥にはスリランカらしい中庭もある。

思ったより広い店舗

↑クリスマスのアドベント・カレンダーかな↓



小松はこの動物シリーズが好き

いちばん人気のゾウは、この日売り切れておりました。

コロンボの本店

バーバラ・サンソーニの言葉にあった織機が

実演を見せるために置かれていた。
少女時代にコロンボに近いブリギット修道院の学校で学んだバーバラは、発展途上国の女性たちが自立する方法を考え続けていたのだろう。
イギリスの大学で美術を学び、帰国後に結婚し、息子を産んだ二年後に1958年にベアフットを創業した。
修道院に面倒をみてもらっている女性たちが働く場所をつくることが目的だった。




本店のカフェは軽食もメニューにあった。

こういうところでランチタイムをかねた休憩もよいかもしれませんね。



バーバラ・サンソーニは2022年、94才になった直後に亡くなった。

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