こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

球磨川のSLと黒木の大藤

2009年04月20日 | コスモ住研日記
 
球磨川にSLが戻ってきた。
あれはいつごろのことだったか
幼いころ父が日本通運で働いていた関係で駅によく遊びに
行っていた。駅にはいつも機関車がいた。そこは始発駅。
湯前線の終着駅。
人吉を過ぎるとトンネルが始まる。トンネルの中の電球が懐かしい。
設計では洗面所とか浴室に同じ電球を使っている。
裸電球のぬくもりが大切と考えている。
デッキは危険だが汽車の黒煙がたまらない。
顔も真っ黒けだ。座席に戻ると窓が木製で座席も木で出来ている。
機関車の運転席に行ってみる。運転手さんは忙しい。
カッコイイ帽子をかぶっている。自分で石炭を釜にスコップで入れている。
石炭が蒸気に変わるのを初めて見た。
八代までしか行ったことがないが子供心に豊な気持ちを覚えている。
また乗れるかと思うと幸せである。







20日黒木の大藤を見てきた。毎年藤を見にきている。
今年は花が早い。初夏の暖かさだ。
藤の香りが境内に満ちている。たくさんの人でだ。皆笑顔である。子供も
大人も、花が人々を心豊にしてくれる。芝桜も満開。優雅である。
ツツジが紅白で歩いている人も情緒を感じる。
みやま霧島の赤が眩しい。路地にはお店も出てお祭りだ。新茶の八女茶
の香りがたまらない。黒木の春はゴールデンウイークに最高潮となる。
家内と帰りに上陽の蛍の里にたち寄る。もうすぐ蛍の乱舞が始まる。
吊り橋からふと下を見る。
星野川がゆったりと流れている。時が止まる瞬間。だ






最新の画像もっと見る

コメントを投稿