マイナンバー保険証

古森病院@福岡市博多区です。

時々　マイナンバー保険証の移行について
お尋ねがあるため、申し上げますと

マイナンバー保険証はご本人がアクションを
起こさなければ、もらえません。
実際はマイナンバーは全国民に振られているので
本人が申請しなくても、実はマイナンバーと
保険証への紐付けは全国民終了しています。
終了はしていますが、表沙汰になるのが
マイナンバー保険証を持つ場合に限られると
いうだけの話です。

マイナンバー保険証という形でご本人が保険証を
持ち、かつ窓口でご本人が了承されれば、
自動的に医療情報を得ることは
できます。
もっともマイナンバー保険証がなくても、おくすり手帳
あるいは診療情報提供書を前医からもらえる
ため、患者さんがご自身で今までの医療情報を
教えて下されば特には困りません。これは従来から
医療機関では当たり前になされてきています。

現在では電子処方箋が普及していないので
（維持にお金がかかりすぎる事がメインの理由）
即時に処方内容を知るには、おくすり手帳か
前医への問い合わせに依っています。
おくすり手帳の意義を時々わかっていない方が
おられて、A病院のおくすり手帳とBクリニックの
おくすり手帳をバラバラに持っておられ、
それぞれに出される方がおられますが、笑
医療機関の情報共有のためにやっているので
おくすり手帳は一冊でお願いします。

そして紙の保険証はなくなりますが、
紙じゃなくなるだけで、
プラスチックの資格確認書が来年秋ごろを
目処にマイナンバー保険証を持って無い方に
プッシュで送られてきます。
有効期間は5年間。切れる頃にまたプッシュで
保険者が送ってきます。
紙がなくなるからと言って　世間では
色々反対したりしていますが
何でそんなに言わないといけないのか
ちょっとよくわかりません。
現行保険証は来年冬まで使えますから
マイナンバー保険証にしたく無い方は
何もしなくても大丈夫です。

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