競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

私がポルトフィーノを選択しなかったわけ1

2007年06月20日 | Weblog
今年のPOG期間は先週から始まりましたが、今年はスタートから盛り上がりました。今期POG最大の注目馬ポルトフィーノが開幕週にデビューし、いきなり楽勝したからです。

ポルトフィーノは天皇賞と桜花賞を勝ったエアグルーヴの娘。お姉さんにはエリザベス女王杯を2度勝ったアドマイヤグルーヴがいます。当然私のPOG指名馬リストにも、この馬の名前はありました。ただ、どうしても気になることがあり、指名を避けました。その理由は、馬主の名前でした。
この馬の馬主の欄には「サンデーレーシング」の名前があります。サンデーレーシングとは、この馬を生産したノーザンファームが実質経営してる一口馬主クラブです。一口馬主クラブとは、1頭の馬の権利を小口に分け、出資を集うシステム。馬主は金持ちでないとなれませんが、一般人でも馬主気分を味わせてくれるのが、この一口馬主クラブとゆーシステムです。
通常一口馬主クラブは、1頭の馬を1/100~1/500口に分け、出資を集いますが、サンデーレーシングは1/40。その分、1口分の募集額が高額で、ちょっと高嶺の花となってます。それでも、人気の一口馬主クラブです。

最近のG1レースの勝ち馬の生産者を見てみると、その大半はノーザンファームか、兄貴分の社台ファームです。社台&ノーザンファームは規模が巨大で、たくさんの有力種牡馬や繁殖牝馬を所有してます。生産した馬は馬主に販売しますが、それだけでは飽き足らず、社台ファームは社台レースホースで、ノーザンファームはサンデーレーシングで、一口馬主の馬として走らせてます。さらに、前者はグリーンファーム、後者はキャロットクラブとゆー一口馬主クラブとも提携しています。

社台レースホースやサンデーレーシングで募集された馬は走ります。ただ、ダービー馬やオークス馬を探し出すPOGの視点から見たら、イマイチな馬ばかりです。それは当然でしょう。先ほども書いた通り、社台もノーザンも競走馬を売って利益を出してます。販売先は有力馬主ばかりです。お得意様である有力馬主には、当然走る馬を売る必要があります。しかし、生産した馬がすべて走るとは限りません。イマイチな馬もいるはず。そのイマイチ馬の受け皿となってるのが、社台レースホースやサンデーレーシング、それにグリーンやキャロットなのです。だから、これらの一口馬主クラブに回ってくる馬は、イマイチな馬だと思った方がいいでしょう。
ただ、優秀な繁殖牝馬揃いの社台&ノーザンです。重賞とはいかないまでも、そこそこのクラスまでは出世する馬はゴマンといます。

私がポルトフィーノを選択しなかったのは、サンデーレーシングで募集された馬だからです。
明日はもう少し詳しく書こうと思ってます。


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