鉄道模型工作記録帳

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リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる21【完成】

2008-07-01 22:20:33 | 琴電完成箱
一応完成させましたが、反省点も多く残っている仕上がりになりました。


床下を灰色9号で塗ったのですが、ちょとザラついてミス・・。


剥げたサッシをタッチアップしたんですが、ここもゴテ付いてミス。
リターダーマイルド入れればよかった(/ω\)

サッシも完全に乾いてから軽く剥いでやり直すつもり。


厚いの解っていましたが0.3mmプラ板。
今考えれば0.25mmとか使えばよかった。

ステッカーサボを

張りまして


3方にシルバーを塗布。
これもゴテっているんですけど・・・。
うん。ここ大失敗じゃないか。


薄っすら残して四方カット。
断面にもシルバーを塗布。


サボホルダーの簡素版完成。


両面テープで取り付け。

うん。
アイディアは悪くないが、もっと改良点があるな。


ぶれているけど、正面からの雰囲気はだめではない。
3方銀色はいい感じかと。(ホントは下辺に一部カキトリがあるのですが)
もう一段薄い材料を使うことと、銀のスムージング。それを改良しよう。


試運転。


切り次いだ動力は、感じさせなく快調に走ります。


快調快調

単線なら

長尾線にこんな高架橋がありましたね。
この電車は志度線ですけど。


雰囲気は出ました。
まぁ、70点くらいですかね。

仕上げにミスった感じは否めません。

志ン度ラーのリストが少し埋まりました。(オイ)

一番気合いを入れた車高部は

納得いっていますよ。
この高さ違いがやりたかったんですから。


正確には62が逆向きです。

とりあえずのロールアウト。
サッシとサボの改良は後日。


ディスプレーカット。

サッシさえ旨くいけば鉄コレよりちょっといい感じ。
保護俸忘れた・・・。


   ↑いかがでございましょう?

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる20

2008-06-29 01:22:08 | 琴電完成箱
床下の組み上がりが出来たので


この19と20は最低な組み方ですね。

現物あわせでTNカプラーをネジ止めしました。
動力側はどうしても復元バネが生かせませんでしたので。


連結器シャンクの下に0.3mmプラ材をカットして接着済ました。
軽く抵抗加えることで、だらしがない振れを抑えます。


ひっくり返すとこんな感じ。

どのようにカットしたかは

見てくださいとしかいえない雑な加工。

ネジは全て1.4mmのナベネジです。

バカの一つ覚えのように使っています。


連結器が車体カキトリに少し食い込むこの姿でいいのです。

実は雑に扱ってしまっているため、サッシが一部剥げてしまいました。
あとでタッチアップします。
エナメル塗料は空気と化合して固まるので、7日くらい置いたほうがいいんですよね。

クハのほうは

復元ばねを生かしてネジ止め。

現在のシルエット

シャコタン感も充分出ました。
フォルムは(恐らく)いい物が出ています。

ただ、なにせ精神状況が参っていましたので現物あわせの突貫です。
参考にならないばかりか、記録としても落第なのはわかっています。
一番精度良くやらなければいけない部分が、ヤッツケブッツケなのは良くないですね。

ちなみに、フレームストレッチは、前回の名鉄3800の時より遥かにすっきり出来ました。
塗装も殆どしないでいますので、こちらの方が現実的かもしれません。

それだけに採寸なしは顰蹙ものです。


   ↑参考にならないですね・・・。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる19

2008-06-28 23:59:14 | 琴電完成箱
ちょっと暗い話で申し訳ないんですが今日、私にとって社会生活での人生の師の方が亡くなられてしまいました。
16年もお付き合いいただいた方で、常に叱咤激励を頂き、まるでもう一人の父のような存在でした。

この方がいなかったら、今頃どうなっていたかわからないくらい、本当にお世話になりました。
まだ、信じられない気持ちのままです。
59歳の若さで、先月はじめまで、元気に笑いあっていたのに、とても早い病魔があっという間に飲み込んでいってしまいました。
本当に悔しかったと思います。


この工作途中に悲報を聞き、参上して対面させていただいてから帰った後、どうにも手でも動かしていないと、涙が止まらんかったんです。

ということで、かなり雑です。
闇雲になにかに没頭していたかったんで、雑でも何でも良かったんです。

いま、少し落ち着いていますが、何かやっていないと落ち着かないです。


15m級鉄コレ動力です。
これをストレッチして延長します。
まもなくこのクラスにちょうど良い16m級動力がリリースされるそうですが、そんなのどうでもいいのです。

モーターを外します。

床下のふくらみはただのウェイトボックスです。


ぷら留め具を外します。


金属板を曲げないように、外します。
曲がりやすいですから、ピンセットで要領よく外します。


カットして、T床と同じ台車間距離にストレッチします。
本当ならば採寸するんでしょうけど、現物合わせて行きました。


鉄コレの付随床下を出してきます。


本当は採寸するんですが、やはり闇雲にカットしてしまいました。


エバーグリーンの2mm角プラアングルで腕を伸ばします。


定規を当てながら、瞬間接着剤でストレッチ接着します。
やはり現物あわせです。
本当は採寸しないと失敗してもおかしくないです。


アングル材で左右に幅をはみ出した部分をカットします。


先ほどの付随台枠からカットしたものをはめ込みます。
アングル材でほぼ長さを固めているので、帳尻合わせる形ではめ込みました。


俸ヤスリで溝を掘ります。
瞬間接着剤の断面積稼ぎです。


瞬間接着剤を盛ります。

車体と嵌めると

鉄コレをそのまま嵌めるためのボスがあるので車体高さが異なってしまいます。

以前、この車体端部を決まった寸法でカットするために使ったケガキ冶具を刃だけ位にカットして



上辺にスライドさせてケガキました。
都合4箇所ケガいてカットして、相対的に車体を低めて被せられるようにします。

説明が雑でごめんなさい。


こうやって、上辺を変化させることで車体が低く収まることになります。


はい。低くなりました。

実はちょっと低くなりすぎました


ですから

0.25mmプラ板で修正しました。


採寸すればこんなことにならないんですけど。


そういった精神状態ではありませんでした。


床板のベースを削らないと、床下機器が下に飛び出しますので削ります。


機器はベースを削った後、全てネジ止めで固定しました。
雑な作業になっていますので、後で修正が効く様にします。
そのほか、ストレッチしたもの同士、若干接着しにくいのでネジでストレッチ強度を補強したというのも正しいです。


シルエットは上出来です。


金属板を延長します。


カッターで筋を入れて、プライヤーで折ります。

カットしてから元に入れると

金属板は浮き上がってしまいますので


1.2mmドリルで穴を開けまして

1.4tネジでセルフタッピングして固定します。

が、ネジが長すぎて実は下面に飛び出しており、台車が干渉しました。

ですからネジを一度

プラ板にねじ込んで


大まかなこれくらいを削り取ります。


金ヤスリで削ると、ネジは短くなるということです。


もう一度組み込むと、今度はしっかり収まりました。

次に金属板を電気的接続するために

ケーブルで


半田付けにより繋げます。



元通り

くみ上げます。

床下完了



   ↑あとで、沈んだ気分の部分は書き直すと思います。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる18

2008-06-27 23:07:26 | 琴電完成箱

今日は進むと思ったら、

映画マトリクスを見てたら見事に頭を破壊されまして。
さっぱり解らない内容で混乱し作業がとまってしまいましたよ(´・ω・`)


仕上げの作業を開始です。

リトルジャパン京急230キットは、そのままでは不足する部品があります。

テールライトレンズ。
入っていないんです。

で、この部品を使います。

京急700系キットに入っているレンズを転用しろあります。

リトルジャパンキット、特に京急シリーズは、そのキットだけで成立するものは700型二次型4連セット、各700型琴電向け2連セット以外は、相互に部品を融通しなければなりません。

この京急230型には700型から余剰部品になるレンズを。
700型1次型は、2次型からTu車床下機器を。
500型を作るときには側面と妻板を700型2次型から、正面を700型1次型から調達です。

正直に言うと、ちょっと意地悪です。
芋弦式に買えばいいんですけど。
元活躍鉄道も、移籍後の鉄道も世界観も一致している両形式ですから、さほど無駄はないんですが・・・

でも、買って支えようリトルジャパン。

やり過ぎされると厳しいんですが、今はついていきます。

特に、簡単に総本山に行けない地方民にはちょっと厳しいんですよ。
出来ればご一考を。

で、今回は先日総本山で購入したガラスパーツを使います。


700型非冷房高運転台用のものを転用します。

ガッチリクリアレッドを挿します。

簡単に剥げて貰っては困りますからね。


1mm光学繊維をカットし


暖めて丸めます。

曲がりくねった場所に差しますんで

このように軽く折り曲げます。


カテーテルのように差し入れていきます。




裏からプライヤーで引っ張って、収めます。


レンズをカットして

差し込みます。

ここは点灯準備ということで、両面テープで固定し、後加工に備えます。


埃が付いていますけど・・・。

クハの窓ガラスは取り付けましたけど、

映画マトリクスに悩んでいる間に、もう作業する気が無くなってしまいました。


   ↑あとは窓張りと、床下塗り、動力ストレッチですね。


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる17

2008-06-26 00:29:24 | 琴電完成箱
ヘッドライト取り付けます。

あえて、金属部品は使いません。
かといって、いつもの「点灯準備」はデフォにしておきます。

銀色に塗るヘッドライトが嫌いなんです(´・ω・`)

ポンチ打って

0.6mmで下穴をザクりました。
ずれていたんで、もみながら修正したあとです。

1.4mmドリルで

少しづつ貫通させます。

ほいちょっと。


アイボリーを吹いて


ヘッドライト台座に

ポンチ打って・・・。

1.05mmのドリルで

裏からこの位置で斜めに 貫 通 し な い よ う に
穴をザクります。

表からも 突 き 抜 け な い よ う に 
ザクりまして、二つの穴を繋げます。

試しに1.0mm光学繊維を

ねじ込んで


ほれ。
膨らませていないから細いですけどね。


将来に備えます。

本当に点灯化させるのでしょうか?


軽く緑瓶さらさらタイプで固着します。

が、

事故発生。

接着剤つけちゃった(*‘ω‘ *)


2000番と3000番で空とぎして整えたあと、
エアブラシで極端に絞って何回か吹いて修正。


ばれないばれない。

このあと、つや消しフラットべースで整えればもう解りません。


ね?
極端に絞る極細吹きで修正すれば何とかなります。


車体はこんなもんでしょう。

まるで素組みのようなエコ?ディテールです。
でも、結構基本ラインは修正しましたから、時間係りまくり。
車体幅細めれば、もっと良かったんでしょうけど・・・。

保護俸付いてんですよね、この車。
エッチングパーツ見ましたけど、ごつすぎるし。

エッチングパーツなら無いほうがいい感じ。
さて、どーしよう。


   ↑焦らない焦らないヽ(;´Д`)ノ

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる16

2008-06-24 00:26:28 | 琴電完成箱
15の記事は「琴電を改装する14」
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/ba49138c58947b49f2fc7ea616fba061
に行く形なんで、16です。

ある場所で「サッシにはガンダムマーカーが便利!」なんて記事があったんで、それを買いにいけるまで待って、昨日模型店に行きました。

が、水性なのね?結構太いのね?

結局自分が欲しい決定打にならず、観念。

面相筆でやることに決意。

風呂に必要以上に入って、体を温めて(いや、まじめにコレしました)、動きやすくして
「さぁ挑戦!」



さぁやるぞ。

105円で売っているこの塗料皿。

便利で大好きです。

使う塗料はコレです。



コレを搾り出して面相筆で塗ります。
筆塗り可能な塗料で最も細かい粒子だと思いますよ。

何故かペンタイプが一番良いです。

クローム感ばっちり

とてもピュアな銀です。

銀を塗るときは、とにかく粘度が高くなるとだめなんで

このペトロールで溶きながら使うんです。
搾り出した粘度をとにかくどう維持するか?

面相筆は新品を必ず卸します。
今回も「ホビーセーブル丸00号(315円)」というものを使います。


まず、このラインをヒト筆で塗ります。


次に下を。

車体の角度を持ち替えて

逆サイドを。

で、下サッシを左から半分くらいまで。


次に右から

まだ断面は塗りません。

で、

断面を塗ります。

中桟の

下断面を塗る。


上断面も塗る。

まだ中桟の正面は塗らんです。



最後に華麗に中桟正面を塗って終り。


作業は一気に全部同じ調子で塗るんです。
写真では3個単位でしたけど。

塗料を漬ける際は、実は毎回ぺトロールで洗ってます。

で、こんな程度にチョンと取って塗ります。

2両で2時間


靴刷りは軍艦色で挿しました


気が付いたら嫁も子供も寝ていました(;つД`)

今日は失敗なく出来ました。
はみ出してもペトロールを綿棒にとって拭けば綺麗に取れます。


   ↑これからもアルミサッシは続く・・・。

鉄道コレクションの琴電を改装する14

2008-06-16 00:22:29 | 琴電完成箱
仕上げをぼちぼちしますが、なんか体が重いんで進まないです。

30型と改装群が一緒になってきましたんで、記事統合。

インレタはいろいろなものを使いましたけど
琴電30型には指定品を使いました。


押印してみますが、結構バリがありますので・・・。


綿棒でぐりぐりと押して密着させます。

キッチン製の琴電デカールも張って、見た姿にします。

ヘッドライトはまだ決めてないんです。

場所は

ここね。
なんか間抜けていますが、本当は間抜けた部分に表記が入ります。


今回正面のナンバーはデカール転写をせずに、一発きめして見ました。
琴電1100型ではこの「ことでん」文字の黄土色が灰色に見えるロジックになりましたけど、今回はそのまま黄土色に見えるんで、あんまりイメージ良くないです。

でもこのインレタが一番出来がいいので仕方がありません。

さて、81のドア窓に

KATO社製115系窓ガラスを用意します。

Hゴムはめっきされてますので、1000番紙やすりでめっきを削った後

黒を挿します。

はめ込んで押します。

まぁ、いいんじゃないかな?


ここから早回し状態です。

テールライトレンズを木工ボンドでとめて

ヘッドライトを黒にしてレンズを入れました。

点灯化はまた今度。準備工事済みですから、気が向いたときにやりましょう。


実はサッシをまだ塗っていません。
気合いが充填されたら塗ります。

今疲れがきてんでろくなことになりません。

一方62は

手すりを残して完成状態です。
正面の車番インレタは、長谷川モデモの都電6000型の緑のインレタを使ってみました。
そんなに違和感ありません。
むしろ大きさがいい感じです。
実車は紺色とか黒みたいです。

実は誤算がありまして。

塗装が乾き、半艶クリア吹いたらおでこのパーテイングラインが浮き出てきました。
製品状態では見えないものですが、薄い塗装をしたら2枚窓正面との付け替えラインが出てきちゃった。

でも、まぁ、我慢します。

大して加工していないようにしか見えない。

そりゃそうだ。
実質ヘッドライトとテールレンズ挿して、アンテナ台付けただけだもん。

このブログの真骨頂
「特に意味の無い写真で凄く大変なことやっているように見える加工」

いや、81号の加工に付き合わされて工期が遅くなっただけです。

62号の側面ナンバーは白なんで、手元の雑品漁ったら出てきた京成3700系正面用を使いました。

床下はねずみ色1号。62号の台車はやや色合いが違ったことと、ABSなんで塗装できるのでねずみ色で吹いてあります。

正面サボ受けは好適な部品を探すまで保留。
どうせ銀色なんでいつでも付けられます。

81の短足感がやりたいがためにここまできました。

散々手を入れているんですが、手すり別体とか、細密化は一切してはいないんで、パッと見何も改造していない風味です。


この写真角度がこの加工の全てですね。


ほれほれ♪

(よく見ると台車が弓形です。ベンチレーター撤去後はボールドウィン&日車D型風味ですけど)

オリジナル状態

結構別物のイメージになりました。

不満を言いだしゃまだまだありますが、まぁ、こんな感じでいいんじゃないかな?
てか製品のままでは随分実車とかけ離れているモデルなんですね。


   ↑手すりとか、貫通ドア渡り板とか、まだまだ塗装後真鍮工作でイメージよく捕らえることが出来る気がします。

鉄道コレクションの琴電を改装する13

2008-06-14 15:13:42 | 琴電完成箱
午前様の仕事が続いて模型が出来なかったんですが、
今日のファイターズ・おやじナイトイベントに参加する前に塗装をちょっとしました。


砲丸半埋め込みタイプの綺麗なデザインのヘッドライトですが、マスキングが( ゜Д゜)マンドクセーです。


1.0mmの細マスキングテープ・・・。

オデコに巻いて、

オデコ部分と、砲丸半埋め込みヘッドライトをマスキングゾルでカバーします。


小筆でゾルを塗ります。

大きくは

マスキングテープで車体を巻きました。

ゾルの周辺を

マスキングテープで巻いて更にゾルを塗って完全を期します。

81号で吹いたグレーを

濃い目ですが吹きます。

保存状態は明るいグレーですが、最後の全般検査では非常に青みの強い濃いグレーであり、慣れたころはまだらの濃い目のグレーだったんで、模型と割り切って「ふつーの濃い目」を吹きました。
全般検査後の色はグレーと言うより「ブルーグレー」だったようで、ちょっとよっぽど鉄道としての特徴色ならともかく、他にもなかったので、ミディアムなものにしました。


いかにも模型です。

いいんです。


びみょうーーーwww
タッチアップも怖い部分ですね。

頑張ります。

同時進行の4台は基本塗装まで終わりました。

レタリングと車体クリア吹きはこのあとです。


   ↑今日、夜通し行きたい気もするけど野球しだいだなw

鉄道コレクションの琴電を改装する12

2008-06-10 23:51:57 | 琴電完成箱

62の台車。
今は「讃岐の国公園」で保存されている姿はD型系の台車を履いており、

朱色で活躍中の写真の概ねは弓形台車を履いていたので、
てっきり保存のときにすりかえたと思っていたら、
本日コメントにも頂きましたが、

廃車直前に弓形からDタイプに履き代えて、一瞬の最後の時はこの台車であったようです。
http://www.ec583.org/~kotokiti/
www.ec583.org/~kotokiti/<WBR>digital/kotoden.html
こちらのページにその写真がありました。

で、資料を改めて漁ると、
1997年頃の朱色最終検査では弓形・・・いえ、KS-30L型台車で、2002年12月引退の頃は恐らく、D型とよく似た・・・いやそれのもっと祖先的であるBW78系台車(ボールドウィン社)に履き替えられていた模様。
(阪神881型由来で、琴電30型に履かれたものらしい)

活躍末期に台車を振り替えているのはまぁ、あるのでしょうが。。。

実は鉄コレ琴電62型はこのBW台車を指定しています。
てっきりそうだと思っていたのですが、朱色とBW台車の組み合わせは「無い」か「極1年程度」の組み合わせであり、きわめて稀な姿。

らしいです。

てなことで、KS-30型を履かせたほうが、ずっと活躍期間が長かったので、交換しようと、部品在庫を見ると・・・。

ほぼズバリのKSタイプが鉄コレ台車にあるじゃないですか。

TM-05動力に、弓形イコライザ(KS-33)として入っているものです。

ということで交換決定。

加工箇所はどうでもいいくらい簡単です。

12mと15m級動力だけは、ボスが2穴なんで、

それ以降の動力のボスは一箇所削り取るだけ。

ね?


これだけですよ。

はい、ポン付け



KS台車は結構旧型私鉄車両で履かれていたので、うまくいくもんです。

しかし・・・
鉄コレのおかげで私鉄台車が、本当に素晴らしいくらい台車を選べるようになりましたね。

猫も杓子も「日車D型」でないのはすごい事です。

で、この大量に余る仕組みの動力用台車枠をT用に転用する部品がボナかどっかから出ていますが、場合によっては自作してもいいかなと思います。

特に、D型系台車T用のものは、彫りが荒れており格好良くないのです。
動力用はシャープなモールドですので、この枠をT用に転用するともっと外見が良くなります。

なおかつ、鉄コレ動力用DT10台車はブレーキ引張棒も付いている正調DT10だったりするんで、活用しない手はありません。
(他のメーカーで正調DT10は確か無かったはず。TR11とどこが違うの的な感じで)

鉄道コレクション動力用リレーフの特集でも書きたい位。

しかも、動力用リレーフの材質がABSなんです。
塗装できるんです。接着できるんです!


Nゲージ台車は静かに革命が起きているのです・・・。

   ↑いつかは動力用リレーフをT用に活用するぞ


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる14

2008-06-10 00:05:24 | 琴電完成箱
ちんたらちんたらやっております。

毎日なんかやっていれば、次第にキットの数が減るはず・・・。
いや・このペースでは増えている傾向に歯止めが掛っていません。

地味にキットの蟻塚は、工作再開前より増えていますwww

この車両のリベットを綺麗に生かすため。

マスキングゾルを塗って、カットしました。
このあとに普通にマスキングしています。

いままでやっていなかったんですが、ドアの凹みに全部ゾルを塗っておくと、ホントマスキングが楽だと言うことに今頃気がつきました。
馴染ませなくっていいんだもん。

吹き上げシーンはカット。
吹いているときは一気に吹いてないと気が散ってあかんです。

てか両手ふさがるので撮れない。

薄く薄く吹いてます。

割と綺麗に吹き上がりました。

まーまーじゃん?

いままでの自分は、ここまで塗ったら完成気分なんですが、再開後はこのあとの方がいろいろ面倒くさいことやって、ここからの道のりが長いことを知り始めました(;´Д`)

サッシ塗りから逃げたいです。

まぁ、とりあえず、車体は塗った。

屋根はまた明日以降だ。

動力も何も考えておらんです。

いや、接ぐだけなんですけど・・・。
今度出る16m級をそのまま嵌めたい反面、どうせ台車間距離が違うもので発売されるんだろうから、切り接いだほうが良さげ。

と、ここで忘れ工作に気がつきました。



( ゜д゜)ハッ!



Σ(゜∀゜;)

動力車のフレームを支えるリブを付け替えるの忘れたし。
車体高さがエラッたままだし。

車体塗っちゃたから付け替えらんないじゃん。

フレームカット決定か?


工程忘れは、自分にとってものすごくダメージです。


   ↑さて、まじめにサッシをどう塗ろうか・・・。

鉄道コレクションの琴電を改装する11

2008-06-09 01:40:17 | 琴電完成箱

塗装なんですが。


下地から上塗りまでちょっとばかり誤算が続いてしまっています。

削りすぎた部分が今浮き出してきました。

乾磨きでごまかそうと。


うーん。裾延長ってコレだから難しいなぁ・・・。

マスキングテープ

塗った室内を保護。

目張り目張り


めばーり。


琴電調色したクリームを吹きます。


ここまではまずまず。



エアフィルターの中から水が漏れてちょっと失敗。

ちょっと厚くなってしまいました。

これが命取りなんだよなぁ・・・。

マスキングして・・・。


境界線にはコレをいったん下張りしています。


で、シャア専用ザクのピンク色を

吹き吹き。

色が正確に出にくいのですが

思い通りの色です。
もっと違う色で吹かれているんですけど・・・。

81だけ、何も考えずに

ジャーマングレイを吹いたらですね・・・。
濃すぎです。
こういうイメージじゃない。

加工前とモノと比較。

屋根を除けば、自分好みの雰囲気にはなりました。
裾にちょっと後悔していますけど、遠目には良い感じ。

短い車体でありながら鈍重な雰囲気は出たと思います。
元のスタイルでは軽快すぎかと。

元の車体

出来は良いんですが・・・。

加工した後は

81のイメージはこちらの方がある気がするのは贔屓目ですねww

軽快な車体


もっさりもっさり!!!

加工した部分が結構あるため、粗も目立ちます。
それは腕がないからしゃーない。

で、屋根がどうしても許せなかったので

グンゼジャーマングレイ : グリンマックスダークグレイ
1 : 2

の比率で混合したものを吹きました。

これでちょっとイメージが良くなりました。
まだ窓などは嵌めません。

床下は灰色台車が良いようです。

車体は鈍重ですが、他は軽快なイメージの不思議な電車です。

ちょっとフライングして

グリーンマックスの最近作の「床下機器C」
これの真ん中左についているコンプレッサー。

コレがこの車には欲しいのです。
このコンプレッサーの目立つこと目立つこと!!


こんな感じ。

場所はここ!

このコンプレッサーがどうしても付けたかったんです。

62も

細マスキングテープでまずラインとって・・・。

堀の深いところはゾルを使ってみました。


このあと、普通にマスキングします。

マスキング写真取り損ねましたけど。

シャアザクピンク吹いて仮車体羽目

吹き上げはあんまりうまくいかなかったオチがありますけど。

車体段差はこうなります。

一方はビッグフット風車体の高さ。
もう一方は車高短。

※最近知ったこと・・・。
62は製品も今もD型台車履いてますが、本当の現役時はボールドウィン風弓形台車みいたいです。
保存に際し、D型台車に履き替えられたいたようです。

吹き込みは筆でタッチアップします。

色がぜんぜん旨く撮れてませんけど・・・。

次は頭の痛いサッシですか・・・。
全部の窓がサッシなんですよねぇ・・・。

シャアザクピンク塗っただけではぜんぜん終わらない。

まだまだ塗装作業続きそう。



   ↑そんな事言ったら、そもそも81は62と組むことはほぼ無かった訳で・・・。


鉄道コレクションの琴電を改装する10

2008-06-08 00:38:37 | 琴電完成箱
途中経過です。

無線アンテナのステージは、いろいろな写真を見る限り現物あわせのやっつけのもののようなんですが、模型では代用部品を使いました。

一番簡単かつ雰囲気でます。


精密プライヤーで折り曲げて

0.3mmで穴を開けると、ちょっときついけど接着しないでもいい感じ

本当は0.4mm指定です。

まぁ、雰囲気だけです。

破れ傘のようなアンテナはここでも省略してしまいますから、結局ステップにしか見えないんですけど。





再び洗浄して

乾燥中!

このあと本塗装!


   ↑徹夜するかどうか非常に悩む

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる13

2008-06-07 01:48:00 | 琴電完成箱
元京急230である琴電30型も塗装です。

正面の切りカキエラーを埋めて継ぎ目も消していく直前。

30型でも、非貫通で終わった車両はキットのまま、大きな切りカキのままですが、貫通改造された後期導入車両は貫通扉の関係かカキトリが連結器ギリギリまで下に延長しています。
モデルはここを公証ミスしてしまったのか、大きなままです。
コレを0.5mm材料で半分ちょっと埋めています。

クリームクレンザージフで磨き&軽く荒らして食いつきを確保し、石鹸で脱脂して乾燥させます。


グンゼのサフェーサーを

グレーバージョンです。



薄く薄く何度もふいて綺麗に仕上げます。
特に屋根の継ぎ目が消えるように。

外側をマスキングし、室内を黒塗りして

遮光します。

伊豆急ペールブルーを吹いて、

ペンキ塗りされた室内をイメージします。
窓が大きいから効果が出ると良いな。
天井は白ですが、深追いしません。

吹き上がり。

無線アンテナ台は最後に穴あけして取り付けます。


   ↑無線アンテナ台はいつ付けよう・・・

鉄道コレクションの琴電を改装する9

2008-06-06 23:32:31 | 琴電完成箱
塗装してしまいました。
えーっと、まだ加工点があるのに勇み足もいいところです。

洗って洗浄。
クリームクレンザージフで磨いて石鹸で脱脂しました。

グンゼのサフェーサー1000のグレーで

下地つくり。

こう見たら良いんだけど・・・。

実は継ぎ足した台枠が薄っすら見えるんだよなぁ・・・。

うう。

写真には写らないんだぁ・・・・。

裾部分にサフェーサーを割と厚めに吹きました。
あとで磨いてごまかします。

外側をぐるっと

マスキング。


黒を室内に吹いて遮光しました。
本当に室内灯を入れるかはまだ決めていません。

で、とっておきのカラーである伊豆急ペイルブルーを・・・。

吹くわけですが、この色、前にも書きましたけど、もう20年近く前の塗料です。
今のペールブルーでは白緑色とちょっと違うんです。
この旧色がいいのです。


もうすごく昔の色ですが、無くなったら今のペールブルーで我慢するかもしれません。

吹き上げました。

30型も一緒に作業してました。
記事は分割しますけど。

81の屋根が青いんですが・・・・。

これ、余り深い意味は無いです。
聞かないでください。


   ↑えーっと、本当に塗装に突き進んでいいのでしょうか?