京急700型の塗装準備をするに当たって、いろいろよ準備します。
そのひとつが不満の残っていた動力ユニットの床下機器です。
施工部分を省略するんですが、全面的に機器の置き方接着方法を改めました。
不自然が無いようになりました。
正直、ここまでくるのに素組みとはいえかなりの苦労が強いられます。
鉄道コレクションの動力に床下機器を貼り付けるには、機器のベースとなる部分の殆どの厚みを取り去らなくてはなりません。
抵抗器部分は、もう殆どペラペラに削った後、繋げ部分も撤去して足のみ着地するようにし、裏側にプラ板を接着して、事実上そのプラ板で固定する方式に変更しました。
辛うじて、この抵抗器に挟まれた部分は通常接着ですが、抵抗器の足とのつなぎは切らないで、ペラペラんなった本体を支えてもらいます。
抵抗器を交換した際は、この接着を充分に果たしてから削っていたほうが良いと思います。
殆どの機器は、薄くスライスして、プラ板のスペーサーを噛ませてガッチリ強度を作ります。
生機器の厚みのままだとこうも接着面積が稼げません。
ABSとスチロールは点接着では心もとないので、
フレームのABS面とプラシートの面でガッチリ固定して、
プラシートと機器はスチロール同士ですから、小面積でもガッチリ接着することが出来るからです。
余り見栄えの部分では影響がわずかに出ますが、強度は相当出ます。
一部機器には床板と真鍮線を通じて固定しました。
ここまで加工しきりました。
正直言って、これはヘヴィな作業です。
鉄道コレクションを動力指定するなら、この床下機器の取り付けの容易な方法を模索して欲しいです。
鉄道コレクションに付属しているくらいのベースにして、付随車には床板ベースの彫りを薄くするとか(そっちの方が室内作り込めるし)、厚みを足させるとか・・・。
大きな金やすりの上でゴリゴリやっても、平均に落とすことは厳しいですからね。
フライス作業なんだもん。
反対側は
ベースから切り離してばらばらにし、殆どは真鍮線を植え込んで取り付けました。
いよいよ鉄道コレクションの動力分解です。
用意する工具は細いマイナスドライバーのみです。
ウェイトを外します。
15m級・12m級より分解が楽に出来ています。
モーターを外します。
ウェイトが見えますね。
このウェイトを全撤去したら床下に張り出しはなくなりますが牽引力は落ちてしまいます。
ウェイトを外します。ウェイトは15m級と異なり、この角度からみて左右にリブでつめがついています。
金属板押さえも外します。
金属板は他に支えられておらず、簡単に跳ねるように外れます。
台車リレーフも外します。
自分のアイディアの固定方法をしているので外しも簡単です。
動力台車を抜きます。
台車は4箇所の爪で嵌っています。
これを全部外すと取れますので、妻側から外し
側面は
このあたりに工具を挿し
持ち上げると外れますので、左右抜きながら外すと分解できます。
こうやって抜いたら簡単に台車もフレームから抜けます
ばらばら祭だワショーイ
台車を解体しないでも外れることが出来ますが、痛める可能性が高くオススメできません。
全部品解体して洗浄しまして只今乾燥中。
↑京急塗装だワッショイワッショイ