鉄道模型工作記録帳

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リトルジャパン京急700系初期型1本目の11

2008-06-30 21:57:12 | リトルジャパン京急700・一次型【完成】

京急700型の塗装準備をするに当たって、いろいろよ準備します。

そのひとつが不満の残っていた動力ユニットの床下機器です。

施工部分を省略するんですが、全面的に機器の置き方接着方法を改めました。

不自然が無いようになりました。

正直、ここまでくるのに素組みとはいえかなりの苦労が強いられます。

鉄道コレクションの動力に床下機器を貼り付けるには、機器のベースとなる部分の殆どの厚みを取り去らなくてはなりません。


抵抗器部分は、もう殆どペラペラに削った後、繋げ部分も撤去して足のみ着地するようにし、裏側にプラ板を接着して、事実上そのプラ板で固定する方式に変更しました。


辛うじて、この抵抗器に挟まれた部分は通常接着ですが、抵抗器の足とのつなぎは切らないで、ペラペラんなった本体を支えてもらいます。
抵抗器を交換した際は、この接着を充分に果たしてから削っていたほうが良いと思います。


殆どの機器は、薄くスライスして、プラ板のスペーサーを噛ませてガッチリ強度を作ります。

生機器の厚みのままだとこうも接着面積が稼げません。
ABSとスチロールは点接着では心もとないので、
フレームのABS面とプラシートの面でガッチリ固定して、
プラシートと機器はスチロール同士ですから、小面積でもガッチリ接着することが出来るからです。


余り見栄えの部分では影響がわずかに出ますが、強度は相当出ます。
一部機器には床板と真鍮線を通じて固定しました。


ここまで加工しきりました。


正直言って、これはヘヴィな作業です。

鉄道コレクションを動力指定するなら、この床下機器の取り付けの容易な方法を模索して欲しいです。
鉄道コレクションに付属しているくらいのベースにして、付随車には床板ベースの彫りを薄くするとか(そっちの方が室内作り込めるし)、厚みを足させるとか・・・。

大きな金やすりの上でゴリゴリやっても、平均に落とすことは厳しいですからね。

フライス作業なんだもん。

反対側は

ベースから切り離してばらばらにし、殆どは真鍮線を植え込んで取り付けました。

いよいよ鉄道コレクションの動力分解です。

用意する工具は細いマイナスドライバーのみです。

ウェイトを外します。

15m級・12m級より分解が楽に出来ています。


モーターを外します。
ウェイトが見えますね。
このウェイトを全撤去したら床下に張り出しはなくなりますが牽引力は落ちてしまいます。


ウェイトを外します。ウェイトは15m級と異なり、この角度からみて左右にリブでつめがついています。

金属板押さえも外します。

金属板は他に支えられておらず、簡単に跳ねるように外れます。

台車リレーフも外します。

自分のアイディアの固定方法をしているので外しも簡単です。

動力台車を抜きます。

台車は4箇所の爪で嵌っています。


これを全部外すと取れますので、妻側から外し

側面は


このあたりに工具を挿し

持ち上げると外れますので、左右抜きながら外すと分解できます。


こうやって抜いたら簡単に台車もフレームから抜けます


ばらばら祭だワショーイ
台車を解体しないでも外れることが出来ますが、痛める可能性が高くオススメできません。


全部品解体して洗浄しまして只今乾燥中。


   ↑京急塗装だワッショイワッショイ


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる20

2008-06-29 01:22:08 | 琴電完成箱
床下の組み上がりが出来たので


この19と20は最低な組み方ですね。

現物あわせでTNカプラーをネジ止めしました。
動力側はどうしても復元バネが生かせませんでしたので。


連結器シャンクの下に0.3mmプラ材をカットして接着済ました。
軽く抵抗加えることで、だらしがない振れを抑えます。


ひっくり返すとこんな感じ。

どのようにカットしたかは

見てくださいとしかいえない雑な加工。

ネジは全て1.4mmのナベネジです。

バカの一つ覚えのように使っています。


連結器が車体カキトリに少し食い込むこの姿でいいのです。

実は雑に扱ってしまっているため、サッシが一部剥げてしまいました。
あとでタッチアップします。
エナメル塗料は空気と化合して固まるので、7日くらい置いたほうがいいんですよね。

クハのほうは

復元ばねを生かしてネジ止め。

現在のシルエット

シャコタン感も充分出ました。
フォルムは(恐らく)いい物が出ています。

ただ、なにせ精神状況が参っていましたので現物あわせの突貫です。
参考にならないばかりか、記録としても落第なのはわかっています。
一番精度良くやらなければいけない部分が、ヤッツケブッツケなのは良くないですね。

ちなみに、フレームストレッチは、前回の名鉄3800の時より遥かにすっきり出来ました。
塗装も殆どしないでいますので、こちらの方が現実的かもしれません。

それだけに採寸なしは顰蹙ものです。


   ↑参考にならないですね・・・。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる19

2008-06-28 23:59:14 | 琴電完成箱
ちょっと暗い話で申し訳ないんですが今日、私にとって社会生活での人生の師の方が亡くなられてしまいました。
16年もお付き合いいただいた方で、常に叱咤激励を頂き、まるでもう一人の父のような存在でした。

この方がいなかったら、今頃どうなっていたかわからないくらい、本当にお世話になりました。
まだ、信じられない気持ちのままです。
59歳の若さで、先月はじめまで、元気に笑いあっていたのに、とても早い病魔があっという間に飲み込んでいってしまいました。
本当に悔しかったと思います。


この工作途中に悲報を聞き、参上して対面させていただいてから帰った後、どうにも手でも動かしていないと、涙が止まらんかったんです。

ということで、かなり雑です。
闇雲になにかに没頭していたかったんで、雑でも何でも良かったんです。

いま、少し落ち着いていますが、何かやっていないと落ち着かないです。


15m級鉄コレ動力です。
これをストレッチして延長します。
まもなくこのクラスにちょうど良い16m級動力がリリースされるそうですが、そんなのどうでもいいのです。

モーターを外します。

床下のふくらみはただのウェイトボックスです。


ぷら留め具を外します。


金属板を曲げないように、外します。
曲がりやすいですから、ピンセットで要領よく外します。


カットして、T床と同じ台車間距離にストレッチします。
本当ならば採寸するんでしょうけど、現物合わせて行きました。


鉄コレの付随床下を出してきます。


本当は採寸するんですが、やはり闇雲にカットしてしまいました。


エバーグリーンの2mm角プラアングルで腕を伸ばします。


定規を当てながら、瞬間接着剤でストレッチ接着します。
やはり現物あわせです。
本当は採寸しないと失敗してもおかしくないです。


アングル材で左右に幅をはみ出した部分をカットします。


先ほどの付随台枠からカットしたものをはめ込みます。
アングル材でほぼ長さを固めているので、帳尻合わせる形ではめ込みました。


俸ヤスリで溝を掘ります。
瞬間接着剤の断面積稼ぎです。


瞬間接着剤を盛ります。

車体と嵌めると

鉄コレをそのまま嵌めるためのボスがあるので車体高さが異なってしまいます。

以前、この車体端部を決まった寸法でカットするために使ったケガキ冶具を刃だけ位にカットして



上辺にスライドさせてケガキました。
都合4箇所ケガいてカットして、相対的に車体を低めて被せられるようにします。

説明が雑でごめんなさい。


こうやって、上辺を変化させることで車体が低く収まることになります。


はい。低くなりました。

実はちょっと低くなりすぎました


ですから

0.25mmプラ板で修正しました。


採寸すればこんなことにならないんですけど。


そういった精神状態ではありませんでした。


床板のベースを削らないと、床下機器が下に飛び出しますので削ります。


機器はベースを削った後、全てネジ止めで固定しました。
雑な作業になっていますので、後で修正が効く様にします。
そのほか、ストレッチしたもの同士、若干接着しにくいのでネジでストレッチ強度を補強したというのも正しいです。


シルエットは上出来です。


金属板を延長します。


カッターで筋を入れて、プライヤーで折ります。

カットしてから元に入れると

金属板は浮き上がってしまいますので


1.2mmドリルで穴を開けまして

1.4tネジでセルフタッピングして固定します。

が、ネジが長すぎて実は下面に飛び出しており、台車が干渉しました。

ですからネジを一度

プラ板にねじ込んで


大まかなこれくらいを削り取ります。


金ヤスリで削ると、ネジは短くなるということです。


もう一度組み込むと、今度はしっかり収まりました。

次に金属板を電気的接続するために

ケーブルで


半田付けにより繋げます。



元通り

くみ上げます。

床下完了



   ↑あとで、沈んだ気分の部分は書き直すと思います。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる18

2008-06-27 23:07:26 | 琴電完成箱

今日は進むと思ったら、

映画マトリクスを見てたら見事に頭を破壊されまして。
さっぱり解らない内容で混乱し作業がとまってしまいましたよ(´・ω・`)


仕上げの作業を開始です。

リトルジャパン京急230キットは、そのままでは不足する部品があります。

テールライトレンズ。
入っていないんです。

で、この部品を使います。

京急700系キットに入っているレンズを転用しろあります。

リトルジャパンキット、特に京急シリーズは、そのキットだけで成立するものは700型二次型4連セット、各700型琴電向け2連セット以外は、相互に部品を融通しなければなりません。

この京急230型には700型から余剰部品になるレンズを。
700型1次型は、2次型からTu車床下機器を。
500型を作るときには側面と妻板を700型2次型から、正面を700型1次型から調達です。

正直に言うと、ちょっと意地悪です。
芋弦式に買えばいいんですけど。
元活躍鉄道も、移籍後の鉄道も世界観も一致している両形式ですから、さほど無駄はないんですが・・・

でも、買って支えようリトルジャパン。

やり過ぎされると厳しいんですが、今はついていきます。

特に、簡単に総本山に行けない地方民にはちょっと厳しいんですよ。
出来ればご一考を。

で、今回は先日総本山で購入したガラスパーツを使います。


700型非冷房高運転台用のものを転用します。

ガッチリクリアレッドを挿します。

簡単に剥げて貰っては困りますからね。


1mm光学繊維をカットし


暖めて丸めます。

曲がりくねった場所に差しますんで

このように軽く折り曲げます。


カテーテルのように差し入れていきます。




裏からプライヤーで引っ張って、収めます。


レンズをカットして

差し込みます。

ここは点灯準備ということで、両面テープで固定し、後加工に備えます。


埃が付いていますけど・・・。

クハの窓ガラスは取り付けましたけど、

映画マトリクスに悩んでいる間に、もう作業する気が無くなってしまいました。


   ↑あとは窓張りと、床下塗り、動力ストレッチですね。


グリーンマックスキニ05リターンズ6【完成後】

2008-06-26 23:38:51 | ディーゼルカー浪漫?

キニ05.

売れませんでした。
はい。
駄作だからってのもあるでしょうけど、価格が高すぎたんだと思います。
6900円も掛ってキニが欲しい人がいるかという問題がありますからねぇ・・・。

で、なんとしても売却したい私。
動力を取っ払って価格を下げることにしたんです。

このブログはオークションでも書いてますんで、買い手候補にモロばれ。

床下機器を持ち出してきます。


が、この床下というか、キハ04系は各車で床下がバラバラという凄まじい車両です。
ガソリン機関GMF13あり、日野自動車が開発した自動車用エンジンDA55やDA58あり、ガソリン機関を派生させたディーゼル機関DMF13あり、はたは戦後大発展を遂げた戦前化石機関DMH17ありと、

・・・言うだけではなく、

冷却器も機関真後ろあり、横っちょに斜めに置いたものあり、真直に車体外側に置いたものあり、DMH17のものを組み合わせたものあり、もうワヤクチャです。

てなことで、キニ05を見ていますと、どうもDA58らしいのですが、キットに付属しているエンジンはDMF13っぽい。
どうもDA58はもっと図体が長いらしい・・・

てなことで、大きすぎるのは承知でDMH17を取り付けてみることにしました。
冷却器も、キット付属のものとはまるで違うらしく、シルエットもかなり違います。
これもDMH17用を流して見ることにしました。

どっちにしてもベストのものは無いようです。


床板の取り付けるのに、ベースと介する構造です。
説明書が無いので、そもそも写真を元に取り付けを進めます。

唯一といっていいのがこの

電池箱。
これは殆どの例で変わらない位置と形です。

バリが酷いので取りながら

接着。

26番エアタンクもキニについてはキットどおりです。

が、この位置のタンクは少数派のようです。

多分キハ22開発時に制作されたグリーンマックスDMH17C

組み立てにあたり

手持ちのHO制作放り出し品を参考にしました。

もうキット買ってから15年は経っています。
フェニックスの雄別鉄道キハです。




鋼体まで自分で組んで、ディテールは友人KB氏に追加してもらいましたけど、また放置されている代物です。
あとはKDカプラーをもう片方つけて、塗装するだけのはず。

冷却器はこう組む

らしい。

エンジンも向きに注意しながら





こう組むんだけど・・・。

スティが長すぎて切ったりしなきゃ歪むので・・・。

ステイはカットして

ランナーの引き伸ばし線で

作り直したほうが簡単でした。

冷却器に

適当な穴掘って

軸を

引き伸ばし線で取り付けました。
あと、高さが足りないので0.5mmプラ材で足をつけました。

組むとこんな感じ

推進軸は左に出て行くのですが、今回はまだ省略。
壊れやすい割りに見えないから。


冷却器に行く軸は目立ちます。

DMHのサイレンサーが貧弱なので

DMF13のサイレンサーに交換してみました。

1.5mm×0.5mmのエバーグリーン材を

カットして

床上に1.5mmを高さにして二条に貼り付けます。

鉄コレ仕様のリブに改造しているためにこういう加工が必要でした。

車体側は

気が変わって動力付きにしてもいいように、ちょっと考えながら、0.5mm×1.0mmのエバーグリーン材を1.0mmを高さにして片面4箇所張り足します。

動力ユニットの凹みに合わせるんです。

元通り

動力も嵌りますし

新しい床板も

嵌ります。
右はTR29ですが左は仮台車です。
こっちの連結器ホルダもカットして良いかどうかは、もし落札してくれた方の選択によってしようと思っているので、まだカットしないうちは取り付けできません。

T車になるので連結器が片面どうしても必要ですから、そうなれば車体のダミーカプラーを撤去と、一部車体をカットしてタッチアップが必要です。

手持ちのウェイト貼り付け


洗浄

四国なのでウェバストも無いようです。



黒塗装。


完成<丶`∀´>σ

透け透け床下

まぁ、いい感じ。

言っておきますが、キットのものよりマシかどうかは私の判断でした。
キットの床下はシルエットが似ても似つかないかったんです。

こっちも似ているかというと、キットのものよりマシという感じです。

DA58エンジンセット無いかしら?


こちら側は連結器ホルダーをカットしました。
この車が中間に連結されたことは無いからです。
どっちかはダミーの方が雰囲気がいいです。

ということで

再出品します。

誰か買ってヽ(;´Д`)ノ
めちゃくちゃ高価だった動力分お引きします。


   ↑こんな記事書いていて、誰か果たして買ってくれるんだろうか?


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる17

2008-06-26 00:29:24 | 琴電完成箱
ヘッドライト取り付けます。

あえて、金属部品は使いません。
かといって、いつもの「点灯準備」はデフォにしておきます。

銀色に塗るヘッドライトが嫌いなんです(´・ω・`)

ポンチ打って

0.6mmで下穴をザクりました。
ずれていたんで、もみながら修正したあとです。

1.4mmドリルで

少しづつ貫通させます。

ほいちょっと。


アイボリーを吹いて


ヘッドライト台座に

ポンチ打って・・・。

1.05mmのドリルで

裏からこの位置で斜めに 貫 通 し な い よ う に
穴をザクります。

表からも 突 き 抜 け な い よ う に 
ザクりまして、二つの穴を繋げます。

試しに1.0mm光学繊維を

ねじ込んで


ほれ。
膨らませていないから細いですけどね。


将来に備えます。

本当に点灯化させるのでしょうか?


軽く緑瓶さらさらタイプで固着します。

が、

事故発生。

接着剤つけちゃった(*‘ω‘ *)


2000番と3000番で空とぎして整えたあと、
エアブラシで極端に絞って何回か吹いて修正。


ばれないばれない。

このあと、つや消しフラットべースで整えればもう解りません。


ね?
極端に絞る極細吹きで修正すれば何とかなります。


車体はこんなもんでしょう。

まるで素組みのようなエコ?ディテールです。
でも、結構基本ラインは修正しましたから、時間係りまくり。
車体幅細めれば、もっと良かったんでしょうけど・・・。

保護俸付いてんですよね、この車。
エッチングパーツ見ましたけど、ごつすぎるし。

エッチングパーツなら無いほうがいい感じ。
さて、どーしよう。


   ↑焦らない焦らないヽ(;´Д`)ノ

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる16

2008-06-24 00:26:28 | 琴電完成箱
15の記事は「琴電を改装する14」
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/ba49138c58947b49f2fc7ea616fba061
に行く形なんで、16です。

ある場所で「サッシにはガンダムマーカーが便利!」なんて記事があったんで、それを買いにいけるまで待って、昨日模型店に行きました。

が、水性なのね?結構太いのね?

結局自分が欲しい決定打にならず、観念。

面相筆でやることに決意。

風呂に必要以上に入って、体を温めて(いや、まじめにコレしました)、動きやすくして
「さぁ挑戦!」



さぁやるぞ。

105円で売っているこの塗料皿。

便利で大好きです。

使う塗料はコレです。



コレを搾り出して面相筆で塗ります。
筆塗り可能な塗料で最も細かい粒子だと思いますよ。

何故かペンタイプが一番良いです。

クローム感ばっちり

とてもピュアな銀です。

銀を塗るときは、とにかく粘度が高くなるとだめなんで

このペトロールで溶きながら使うんです。
搾り出した粘度をとにかくどう維持するか?

面相筆は新品を必ず卸します。
今回も「ホビーセーブル丸00号(315円)」というものを使います。


まず、このラインをヒト筆で塗ります。


次に下を。

車体の角度を持ち替えて

逆サイドを。

で、下サッシを左から半分くらいまで。


次に右から

まだ断面は塗りません。

で、

断面を塗ります。

中桟の

下断面を塗る。


上断面も塗る。

まだ中桟の正面は塗らんです。



最後に華麗に中桟正面を塗って終り。


作業は一気に全部同じ調子で塗るんです。
写真では3個単位でしたけど。

塗料を漬ける際は、実は毎回ぺトロールで洗ってます。

で、こんな程度にチョンと取って塗ります。

2両で2時間


靴刷りは軍艦色で挿しました


気が付いたら嫁も子供も寝ていました(;つД`)

今日は失敗なく出来ました。
はみ出してもペトロールを綿棒にとって拭けば綺麗に取れます。


   ↑これからもアルミサッシは続く・・・。

なつかしのシバサキED1010を組んでみる1

2008-06-22 00:33:13 | 単発モノ!色々突き進んで作ったもの♪

シバサキ模型が活動を止められてもう10年は経ってしまったでしょうか?

私の在庫には古い小さな機関車のキットが残っていました。

シバサキにしても、初期のワールド工芸にしても、「そそる」マイナーモデルが比較的安価に提供していた時代がありまして、特にワールドの旧型機関車車体キットは随分作ったんです。
今はEF10位しか残っていないんですが・・・(娘に踏まれたものもあったり・・・)

で、その時期に勢いで買ったは良いものの・・・。

これに怖気づいて10数年放置してきました。

が、モデル仲間が先日、近江鉄道ED31なぞ組みまして
http://km-motors.cocolog-nifty.com/blog/
まぁ、はっきり言って彼の方が遥かに上手なんですが、対抗心だけは燃える私。

この禁断のキットを組んでみる決意をしちゃったりして。

でも、どう見てもこのキットの方が不完全です。
彼のキットは確かなキットと確かな腕。
このキットは曖昧なキットに曖昧な腕・・・・ヽ(;´Д`)ノ

なんせこのようなキットです。

動力も板から組んで、プラ板を新製しながら作る代物で、今もって組んだ動力は動かないので作り直しです。

エッチングはさみを持っていれば別なんですが、あいにく持っていないんで

まず、リューターの切削回転砥石で粗粗にカットしていきます。


荒くカットして、各部品切り出し時にストレスで曲がらないようにします。

今回の道具

部品のカットラインを繰り返し筋入れするカッター
その筋で折り取る大事にしているプライヤー
バリを削り取る仕上げ用の板紙やすりのタイラー
もっと荒く削るときの金ヤスリ
もっと開き直るときのはさみ
です。


ばらばらにしました。


リューターでランナーごと切り取って
カッターで筋入れして外形を出して
プライヤーで折り取って
金ヤスリで軽く舐めて
捲れの大きいものははさみでカットして
タイラーで切り取りの部品を整える。

です。

勢いで車体を曲げてみます。

真鍮の太い棒。
えっと、以前D51のボイラを作ろうと無謀な仕入れをしたもの。


ある程度太ければいいと仮定する。
なんせ曲げなんかやったことない!

雑巾の上で屋根アールを曲げつけ

軽く沈んだほうがいいようなので。

屋根トップ曲げ

こんな感じかなぁ?

後で無意味とわかるんですが

一応Rをあわせました。

4枚の写真をご覧ください。







二つの結構精密な樹脂塊を2個。
ボルトで締め上げられる、車体曲げ冶具です。

作るなら木で作るといいのかな?
これはやんごとなき事情で10数年前から持っているものです。


勘しかないんですが、曲がり始めるちょっと下くらいの部分で挟んで


机の角に押し当てながら曲げてきます。


じわりじわり曲げていきました。
妻板を当てながら・・・。


雰囲気よく曲げましたが、

妻板の車体幅を基本にしていくんで、そうすると屋根Rは全く異なっていました。
設計より深くなります。
屋根の取り寸法が1mm程度長いっぽいです。

屋根をカットして唐竹割りして細める方法もありますが、リブがあるんでそんなの嫌です。

もうかなり前に実車を見たことがあるんですが

ろくな写真が全くありません。
でも岳南は興味外なんですが、考えてみると殆どの80年代~90年代の車両が製品化されてますね。
恐ろしい話です。


   ↑どのような仕様にするかは、まだ考えておりません。この機関車大好きなんですが所属鉄道がどこも収集外で困ります。


いきなりグリーンマックスキニ05ですわ5【完成】

2008-06-21 00:27:01 | ディーゼルカー浪漫?
キニ05が結構私にとってはハイペースで完成になります。
素組みだからってのは大きいですね。

今日はここから開始です。

ラストスパート!


レンズを制作します。

先日秋葉原で購入した光学繊維「三菱レイヨン・エスカ」

テールライトには0.5mmを。
ヘッドライトには1.0mmを使います。

ライターで先端を炙って

レンズっぽくします。

形よくなるまで何回もしましたよ。

今回は導光しないので太く丸くなった先端だけ使用しました。

ほうれ!

悪くないでしょ?
木工ボンドでとめます。



テールライトは

クリアレッドにドボンと漬けます。


乾かしましょう。
コレを切って入れ込みます。


写真写りがあんまよくない(´・ω・`)

ベンチレーターは標準品が余り形よくないので

ひょっとして形が異なるかもしれませんが、GM客車用を使いました。
これもテーパーずれしているから完璧ではないんですけど。

割り箸に両面テープで

張って


ねずみ色1号で塗装して

面相筆にタミヤセメント白瓶を取り



仮付けに点打ちしていきます。

ざっと

乱れてますけどこれから修正です。

尺を

当ててまっすぐに!


並んだらさらさらタイプ緑瓶を注ぎます。


ちょっと滲んだか(;´Д`)
あわてたツケです。。。



ガラスを入れていきます。

自分が今回使った手段・・・。

窓を置いた後、さらさらタイプ緑瓶でサット仮付けして、エポキシ接着剤で上止めしましたが、今回なんか焦ってしまったのか、完璧ではない気がします。

正面窓はちゃんと4面折れにしたんですが、詰めが甘い。


う・・・。
ドアの塗り分けが乱れとる・・・。

でもね・・・。

コレだけアップに耐えているから・・・???
いいことにします。(ホントか!?)

完 成 !

かわいい荷物気動車が出来ました。

さて、試運転としゃれ込みます。
(と言っても、レールは我が家物置の場所に引いたままの仲間のレールです・・・。)

ホームがぁ!ホームがぁ!!!

えらいこっちゃの高さの差です。

腰高に見えましたけどこれは・・・。

複線プレート内側

オッケ━━━━━━━(ゝ○_○)━━━━━━━━━━━イ!!!!


びゅわーん♪
びゅわーん♪
はっしっる♪
青いひかりの超特急♪


シャッター速度が1/2秒だからです。
実にスムーズに走ります。

さすが鉄コレ動力。


午前0時にオッサンがやることではありません。

5周して終了。

完成です。

さて・・・・。

オークションに出しちゃお!

え?
だって、おこづかいが無くて欲しいもの買えなかったんですもの。
(正確には、JYOSHINに予約していた183系4連セット3割引。どうにもやりくりつかずで到着してその日に、泣きで頼んで友人にゼロリベートで転売・・・)

。゜(゜´Д`゜)゜。

キットを在庫で塚にして置くより、なんとか材料費だけでも・・・。
でも、この車両、超不人気なのは存しております。

ですから今迄オークション回送してきた車両と同じく。
@原価放出します。 ヽ(`д´;)/ 

   ↑そんなら最初から買うなと?・・・ええ、その通りです。

いきなりグリーンマックスキニ05ですわ4

2008-06-20 01:53:20 | ディーゼルカー浪漫?

塗装作業しました。

結果的に・・・
70点くらいかなぁ・・・。

練習としては良いんでしょうけど。


どうやっても浮きそうな部分にはゾルを軽く塗ります。


成功ですね。

だけど、荷物ドアは結構筆で修正する羽目に(/ω\)

塗り訳ラインに、中途半端な凸凹多すぎなんですよこの車両。

遠めに見て

我慢できる範囲?

レタリングしてから
半艶クリアを吹きました。


正面表記はデカールに転写して張りましたが・・・。

実は乱れてます。
これはちょっと焦りすぎた。

屋根を塗るにあたって

ゾルで保護します。


転写文字類が、屋根だけ残してぐるっとマスキングしたときに持っていかれないように。


ハイ吹いた!
実車は排気でかなり黒んですが、軽快なイメージも大切なんでダークグレイに塗った後、車体と明らかに艶を変える為に、フラットベースを薄く吹いて艶を消しました。

えらそうなこと言う割には

大して塗装が上手いわけではない。

明日には完成しそうですね!(また大風呂敷を・・・。)


   ↑今日はじめて、アクセス数が1000の大台になりました。びっくりです。


いきなりグリーンマックスキニ05ですわ3

2008-06-19 00:34:29 | ディーゼルカー浪漫?
会社でものすごくブルーな気持ちになることがあって、テンション低いなんてもんじゃないです。

床下を塗りましたよ。


グリーンマックスクリーム4号を吹きましたが・・・。

次はコレです。

あ、横倒しのままだ・・・。
見たとおり、ものすごく古い塗料です。
未開封ですが16年は優に超えている塗料です。

恐らくコレ単体では吹けません。
取り出す必用があります。


非常に長い間、市場に無かった色です。
グンゼだけが生産しており、グリーンマックスでは出ていなかった気がします。

で、グンゼが鉄道カラーの生産をやめて在庫を買い漁った時の名残です。

グリーンマックスは当時、グンゼが委託を受けて生産していたらしいのですが、グンゼブランドとグリーンマックスブランドは同じ色目標でも明らかに色味が異なっており、特に青22号はグリーンマックスよりグンゼの方が素敵な色でした。

今日の作業ここまで。


・・・(;´Д`)ウウッ…

やっぱでかいです・・・。台車。
仲間が「それ(゜⊿゜)イラネ」といったのは正しいかもしれません・・・。

が、快調に走るはずですので、やっぱり一定の評価をしたいと思います。
元のGMキハ04用動力って、インサイドギア?の大変不調な動力でアレよりは随分ましでしょ・・・?
私の知っている小型動力の後にどうも新規で出したらしいのですがそれの評判も芳しいものではありませんでした。


   ↑マスキングをビシッとするには相当難儀な模様・・・。

いきなりグリーンマックスキニ05ですわ2

2008-06-18 01:06:48 | ディーゼルカー浪漫?
作業続行。

この細い車体では流石にステップが干渉するもので、斜めに最初から落とされていますが・・・。

リューターで

ステップの端っこを削っていきます。
コレで多少、台車が首を振る角度が付きます。
ちなみにR272クリアですがそれ以上の急角度は無理っぽい。


台枠を測って


5.3mm程度のところに

動力リブを取り付けます。

プラ1mm角材を貼り付けました。


こんな感じ。
もう慣れてきました。

床下機器をマッハエッチングプライマーと半艶黒で吹いた後

車体はサフェーサー1000番灰色で染めました。

今日終り。
ちなみに、連結器のてこ表現がありますが、カットします。
実車は簡易連結器なんで、(゜⊿゜)イラネ

自動連結器になったものについては有効かな?


   ↑マスキング関係は意外と苦労しそうだなぁ。

いきなりグリーンマックスキニ05ですわ1

2008-06-17 00:25:47 | ディーゼルカー浪漫?

クラブというか、クラフトグループでちょっとグリーンマックスのキハ04競作なんてやってみようと・・・持ち出したのは私ですけど。

その試作で、1台分だけ確保したキニ05を組んで仮組ついでにやってみることにしました。
琴電ばっかりでは、気が持ちません~♪

本当に欲しいものはなんとなく気力ゲージを使うのが多いです。

で、組むことに主眼を置いたものんほうが楽しいという・・・なんという矛盾
(;´Д`)

グリーンマックス直営店で、地味に今でもバルク売りのみされているこのキット。
全国流通しなくなって久しいです。

出張ついでに7両分くらい仕入れて、仲間に強引に引き取らせてしまいました
(;´∀`)

骨のある仲間ですんで、要らんモノは要らんとはっきり言って頂けます。
で、床下機器用に仕入れてきたこのランナーが2枚あまってしまいマシタ。

要は売れ残りで被ったわけですwww

これを試作組み代わりにして作っちまおうと言う事です。

引き取っていただけなかった部品にはこんなものも

お値段高い部品なり。
みんなコレくらいの部品は何とかできると強気です。
何セットか残ったんで、しゃーない。
自分で組んでしまいます。

このアルナイン・私鉄気動車部品、高いだけあって精度はなかなかです。

鉄コレにぴったりできるよう良く考えられています。

やったことある人にはわかりますが、非常に突起関係の合いが良いです。

両面テープで簡易に取り付けても隙間がありません。

台車こそ、1/87の簡易軌道用にも使えることと、台車軸距離の関係で大きいのですが・・・。

快調な走りを約束されたものの変えがたい魅力があります。

欲を言えば

もう0.5mmほど薄いとカーブがもっと楽だったでしょうね。


ナイフでカットしていきます。


約25年前のキットとは思えないくらい出来が良いと思います。

レンズは標準加工で

削いで


ポンチ打って


0.6mmでドリます。
0.5でも良いんですけどね。

更に今回の工夫として

0.8mmで1/3くらいドリってレンズの収まりを良くします。

このキットの組みの重要なところ

ウインドシルに合わせて接着することです。
雨樋がズレていて良いのです。

屋根に雨樋の一部がモールドされているために、この段差に屋根を嵌めるのです。


べーシックなキットですが、この雨樋だけ特徴的です。

ヘッドライトも

まんなかに0.5mmで下穴掘って

1.6mmドリルで拡大掘削します。

レンズを嵌めるためです。

素組でも・・・。

レンズ関係は嵌めたいです。
おっと、右のテールライトがずれている・・・。
微調整でごまかそう。


非常に合いのよいキットです。
ヘッダーだけズレますけど、他は好適なキットです。

雨樋拡大

正面の雨樋の上半分だけ、屋根にモールドされてんです。

17m級動力の端部を



このようにカット。
16m級車両ですが、台車間距離は長く17m級動力が酷似しているようです。


車体裏面のリブをカットしていますが、鼻歌交じりで2時間程度でここまで組めます。


台車はオーバーすぎますが、まぁ、走行優先です。

この車両は確か戦後製の新しいキハ04系キハ06改造ですが、機械式のままなんで、単行が基本のはずだと思うんです。
ですから動力を組み入れて走るモデルで無ければ面白くありません。

鉄道模型は快調に走って何ぼで、台車は黒く塗りますんで目を瞑ります。


   ↑綺麗に塗ることが出来ればよい気がします。