片付けから出てきたもの其の2
こんなの。
モデルワーゲンの泰和車両製自走客車を適当な西武色に塗ったもの。
鶴居村の村営軌道のコレとか
別海町の町営軌道とか
の類で。
近代的には見えるけど要は張りぼてナロー気動車のモデルです。
浜中・歌登・標茶にもあったようで。其々微妙に違う。
泰和車両がそこそこ適当に作ったことのようにチョット感じる。
殆ど同じなのに、全く同じが一台とも無いという。
鶴居村のものに良く似ているんだけど、違うらしいよ。
で、このキットがどこのもんだったかは忘れたw
で、これ、塗装後しばらくたって、ひび割れして、放棄されたもののはず。
ヒビ!
ヒビ!!!
どうしてこうなった!
まぁ、プライマーの扱いが悪かったからだと思いますが。
みっともなく外れている床下機器。
10数年ぶりにばらしてみる。
モーターベースが半田取れて、ギアが噛んでいない図
モーターは生きているな。
息継ぎするけど。
キドマイティって1/80の世界に革命起こしたって本当なのかも。
接着の意味無いくらい簡単に外れる機器。
全く動かないギア。
そうだそれでも放棄したんだった。
息継ぎするんで分解してみて
シューを磨いてもう一度くみ上げる。
組み立ててネジ入れれば良いだけ。
で、触って居て気が付いた。
あれ?
大きさまた違う。
あ、3種類の大きさがあったのね。
それどころか、前記事の3つが実は全部大きさ異なっていた。(左端は今回のキドマイティ)
断面は全く一緒だけど長さが、右から20mmくらいのもの、18mm程度のもの、15mm程度のもの。
コレは進化の過程なのか?
とりあえず、眠くなったのでこのまま寝ます。
↑ググってもキドマイティに3種類あるらしいことは解っただけで後はよくまだわからない
朝起きたと思ったら夕方だった。
とりあえず、道具類がフラックスでサビ無いように
洗って乾燥。
てなことで何もする気が無く、ごそごそと片付けをしていたら
こんなのが出てきた。
何だと思います?
結晶なんですよ。
金属質かなんかの。
これね、
マッハのブラスクリーンの放置された姿なんです。
(;´Д`)
ブラスクリーンをタッパーに入れていたら蓋が少し開いていたらしいのよね。
で、水分蒸発したら、結晶が出てきたって訳。
長方形立方体の綺麗な結晶ですよ、あーた。
本当に綺麗な形。
ゴミ入っていなきゃもっと綺麗だったんだろうな。
一体何の化学物質なんでしょうね。
水に溶かしたら、また戻るんだろうか?
で、今日出てきたもの。
思い出した。
そういえばこんなの持っていたんだった。
新婚旅行・・・かれこれ13年ほど前ですが、大阪に立ち寄ったとき、ツバメ模型で買ったもの。
じいちゃん二人の模型屋。
たしか天六の近くだったと思う。
HOしかなかったんで、とりあえずお布施で買ったもの。
軌道用とトラックと、モーター3つ。
キドマイティ2と書いてあったモーターが二個。
一個は箱のまま。
ああ、地味に在庫持ってたのね。
あれ?3つのうち、1個が片軸(しかも後ろ手に伸びている)で、コアが大きい。
希土磁石は同じ大きさが同じなので、出力もほぼ同じかなぁ?
キドマイティには違いなさそうだけど。
ギアはこんな感じ。
ウォームギアとヘリカルギヤっぽいです。
微妙に斜めっています。
ヘリカルの一種でしょうね?
台車としては
恐らくK型台車ですよね。
K10であれば・・・・。
確か思いつくのが函館市電の500型だな。
長崎市電にもいるようだ。
あと・・・・どこだ?
モーター取り付けてみました。
でも肝心のモーターに取り付ける平ギア系のものがありません。
なんか致命傷になる悪寒。
だるまやと書いてあります。
てか立派な銘板つきの台車って模型的で萌えます。
ギアの中は
こんな感じ。
シューを当てて片集電ですが、よく見ると車軸にパイプが入っており、直接軸にシューを当てていないんですね。
これはびっくり。
モーターは最初余りいい動きではありませんでしたけど
しばらくしたら綺麗な音になりました。
が、一部の店で聞いた受け売りだけどキドマイティは既に時代遅れなのかなぁ・・・?
てか、だるまやって、東横線沿い白楽のダルマヤのことかしら?
まだ部品あるのかな?
今度聞いてみよう。
この台車で何が出来るんだろうなぁ・・・・?
↑おそらく、古いものなのかもしれないな。
写真少ないですよ。
でも6時間も机にかじりついてました。
割と今日は難関部分です。
難関というより、自分が不得手な部分。
エンドビームですが、かなり損傷が激しいのですよねぇ。
基本的に完全修復は無理でしょ・・・。
ぐにゃぐにゃなんて半端なもんじゃない。
テコも半田付けになっちゃっているのは解体時かなぁ・・・。
必死こいてプライヤーで復元を試みる。
へろへろ
えいやえいやと押さえつけたり曲げなおしたり、これだけで2時間掛かった。
ステップ折れちゃったりさ。
それでも強引に半田付け。
クリームプラスタンで仮に粘着させながらバーナっすよ。
どうなんだろうねぇwww
一応主台枠完成。
あちこち、平らなものに耐水ペーパー1500番張って、面出ししてみているところ。
まぁ、やるしかないし。
カプラー用の螺子穴に螺子仕込んで
写真撮り忘れたけど、この手前にもう一個ネジ打って、車体と主台枠を固定しました。
実はここからワープ。
手すり植えまくり。
気力消耗(;´Д`)
あ、乗務員扉の手すり曲がってる・・・・。
この後直しました。
傷だらけですな。
美しい仕上がりにはならないだろうなぁ・・・。
ハンディキャップでか過ぎたもんなぁ。
最後まで諦めないけどさ。
ボンネット先端の手すりと、機器箱天板だけ残りました。
気力切れと、寒くて手が震えたんで、本日終了。
先端の手すりどうやって取り付けようか。
コテなんて入らんなぁ。
↑絶版キットだから放棄もしたく無いし。
続き。
ボンネット蓋や手すりを植え始めます。
手すりの元キット部品は紛失しているので汎用品のうち1.4mm手すりを最初に使います
ボンネットのエンジン蓋をとりつけるに際して、クリームプラスタンを塗って
手すりも同時に植えて、炙っておしまい。
半田メッキ手法よりはるかにラクチンなクリームプラスタン利用です。
ヘッドライトも持つ備品紛失のため
この様な部品を後ろ足切って使います。
測ると1.6mm
結構穴を開けなくては。
0.3mmから0.2mm刻みで大きく開けていきます。
少しづつ
大きくして
最後に砥石でぐりぐりとやって仕上げ
こうだね
導光は後で考えます。
半田完了
逆も。
チョット大きいですけど良いや
煙突もありません。
付属品と似ている2.0mmパイプで
真鍮板をくるみます
よっこらせ!
削って。。。
成型
あてがって
半田付け
と、思ったら、キャブが前後逆のことに気が付く。
煙突の向きが逆。
しょうがないので
はずして
煙突ベースを削って
逆に付け直して半田で成型後、穴あけ
間違っちゃったなぁ
フラックス使わないで半田を載せて盛る
仕上げちゃう。
とりあえずここまで。
手法が大胆になってきています。
↑ガラクタからようやく機関車らしくなってきた
ガラクタ再生でお気楽クッキング。
ヘロヘロの主台枠とボンネット。
落下痕と思われる酷い曲がりがありますねぇ。
吸い取り線大活躍です。
こうやって、徹底的に半田吸い取っちゃいます。
熱曲がりなんていまさらw
プライヤーで、にゅーーーーー!!!っとまっすぐにします。
折れそうだけど(・ε・)キニシナイ!!
えいや!えいや!
征服。
コ汚く、曲がりまくったボンネット。
ばっちい
ステンレスフラックスをたっぷり塗って、熱しながら吸い取り線を撫でまくって、プライヤーでクノクノよじって、
全体の歪みをもう一度曲げなおして
磨いてみた。
少し輝いてきた。
慎重にあわせて削ったりして、仮組に時間掛けたけど、どうしても歪む場所はある。
まだ台枠がヘロヘロ。
本当に戦災国電のようだな・・・。
まだ、主台枠と上台枠を接合していないからまだ何とかなりそう。
上台枠と主台枠を最後に半田するんだけどそこまでに行くまでに時間を掛けよう。
妻面も付け直して、一生懸命平行を取ろうと努力している図。
きらきらしすぎ てよく解りませんが、結構まともにはなってきました。
信越本線で見た機関車が日立かどうかわかりませんが、コレもチョット参考にしてみたいかな。
どうせフリーだし。
↑スイッチャーは大好きなんですけどね。
正直自分の技術不足から、ワサフは久々に大失敗傾向でして。
あの後眠れなかったんで
適当に道具箱ガサゴソやっていたら
こんなの出てきました。
恐らく新貨車工房の35t日立製スイッチャーと思われます。
ひでぇ出来だ。
何時作ったっけ?
それにしても
ゴテゴテ
ぐんにゃり
ぐちゃぐちゃ
曲がりまくり
なんだこれは。
相当前のもんだし随分いい加減だ。
部品類も見当たらないところを見ると、旨く行かなくて放棄したものらしい。
折角だから、遊ぶか。
どうせ焼電のような廃車体。
バーナー充てて
半田吸い取り線使いながらぶっ壊していきます。
どんどん解体。
原形を留めなくなる機関車。
吸い取り線から大量に流れ出る脂。
グデグデ。
一応シンナーで軽く洗ってみる。
熱でナマされ、最初から組み立て精度も酷い台枠を磨いてまっすぐにしてみる。
コレが果たせられれば、ひょっとして再生できるかな?
若干ヘロヘロですが、綺麗になりつつある台枠
フラックス漬けの熱掛け捲りの半田吸い取りで、もう全体が半田メッキ状態のキャブ骨組みを
半田しなおす。
メッキ掛かっているからスイスイ半田が流れます。
部品はいちいち全部研磨。
カスやら、粉吹き、半田塊、脂、錆びでグデグデ。
キャブの外皮を取り付けてみる。
機器箱が歪んでいますな。
正確に曲げていないから蓋の長さ余ってそのまま半田という馬鹿なことやっているんで、斜めっています。
妻面の皮も磨く。
機器箱の上蓋を一旦取っちゃう。
後で取り付けてみよう。
で、台枠板に半田して取り付ける。。
歪みを抑えながら。
全体が鈍い銀色。
メッキが回ってこんな感じ。
まだ仕上げていない下台枠を載せてみて、どうかなと。
ひょっとして復活させられるかもしれないなと思った次第。
ただ、再生しにくい部品もあるし、付属部品が一切見つからない。
だいぶ自作しなおしかもしれない。
本物の類似品。
これは苫小牧埠頭の機関車ね。
デッキ関係がかなり違うものの、ボンネットやキャブは良く似ています。
ばらばら前で比較。
しいて上げればデッキがこちらはきちんと設置されていることと、
過冷却防止のためか、前面がマッタイラです。
ロッド式って言うのも、違いますね。
ロッド動力が作れれば格好良いけど、流石にそこまで出来ないや。
遊んでみようか。
↑欲しくてほしくて買ったけど、当時は全く技術が追いついていt無かった記憶。
散々悪態をついたこのキットですけれど。
完成に近づくにつれ解ってきたことがあります。
とにかく床下を組みます。
決して難しいことは無いようです。
魚腹台枠を取り付けます。
が、
じつは裏で爪があり、それが互いに逆に曲げて固定しやすくしているんですね。
ただし、かなり力が必要です。
なにせ、エッチングって、表からの彫りと裏からの彫りで深さが異なるので、同じようには曲げられません。
結果、結構力が要るんです。
ボルスターはエッチング製。
正直この構造は使っていると曲がってき易いこともあり、余り好きではありませんが、ハードな使用をしなければ大丈夫でしょう。
てかそう組む。
挽きモノだと素敵なんですけれどいずれにしても本来、プラの弾性を生かした部分なので無理はあります。
この様につける。
機器も折り曲げ式ですがご丁寧に床に掘り込みがあります。
この機器も、左右に曲げて半固定できるようになっています。
やはり力は掛かります。
機器を皆半田を流し、強固した後、車体に嵌めてみます。
ああ、解ったぞ。
ようやくこのキット設計者の意図がわかってきました。
遅いけど。
爪でとめるんですよ。
その爪は、下レールの差込を折った其の欠片。
これ。
で、床板止めが無いと思ったら、扉の裏に張った板が0.2mm程度室内に飛び出すので、
それが床板止めとなる意図のようです。
昨日の写真ですが
このとき切り取ったエッチング彫っていないこの板が、エッチングとの段差で内側に「床板止めとして」このまま飛び出すのです。
なんでわざわざディテール的には必要ないのに切り取ったのか疑問だったのですが、ようやく氷解しました。
つまり、この設計者はかなりの工夫とアイディアを凝らして部品を緻密に設計しているんです。
あちこちでそんな匂いはしていましたけれども。
ただ、「僕には」。
という注釈入りで。
熱変形に対する「遊び」が無さ過ぎること、半田工作対象としては厚み残し・強度が弱すぎ、
また曲げの部分の折線の強度のバランスは欠いていると思います。
半田をきれいに流し込みたくても、熱を掛ける事が難しい部分があり。
それは自分の技術の無さですけれども。
この設計のみ作り続ければコツはつかめるでしょうけれど、ちょっと自分としては「精密な意図は解ったんだけど組みにくい」という感想です。
全く物理変形・熱変形しないという前提ならこの設計は大変優秀かつ面白い構造だと思います。
特に模型機能部分では非常に部品点数を少なく出来たりする部分もあります。
一方ではディテール部分では首を傾げるような部品割りが散見できます。
どちらかというと、最終組み立てには簡易に出来る手法を、ディテール制作を犠牲にして精密な設計をしている感じ。
かえってセオリーとは違ったりする部分も含め、半田の量が一寸でも多かったり、
変形が発生すると芋弦式に変形や誤算が及んで最後までダメージが残ります。
かえって、瞬間接着剤とエポキシによる常温工作のほうが適しているのかもしれません。
反面、半田の強度を必要としているところも多く、どちらがよいのかわかりません。
常温で半田並の強度が出来たり、半田熱に強い接着が出来れば問題は無いのですが、私には其の知恵がありませんでした。
せめて、これが板厚みが一部で異なる厚い強度材で設計をして居ればここまで苦労しなくて済んだかなとは思いました。
あくまでも下手っぴなわたしの感想です。
頭の中で「張殻構造」って言葉が浮かびました。
薄い板で全体強度を確保する東急5000系のあの構造。
部品一つ一つは脆弱でも、組みあがれば一丁前になるあの構造。
ちなみに
再販分ではまるで構造が変わっているらしいです。
歪みを纏めるために、裏にアングルを半田することにしました。
いまさら大規模に熱を掛けられないので、チョンチョンと。
一応組み終わりました。
あと数個部品がありますけれども。
床下機器が曲がって見えますが、適当に床嵌めた状態だからできちんと取り付けられております。
とりあえず、もうちょっとやって塗装まで行きますね。
正直しんどいんでw
いい勉強にはなりました。
ただ、もうこの系統は組みたくないってのが本音かなぁw
スニ41は二束三文でも売っちゃおうw
いつかワールド見つけてくるか。
(あるヒトに言いますけど、探さなくてもいいからねwww)
そろそろ一旦プラがやりたいのと、保留品で諦めたいもの(ぶいっちゃけ飽きたもの)を売っちゃおうと考えてます。
↑あ、若旦那、期待に応えられなくて御免ね。
半田小手を送ってまで、工作させたいのかw
若旦那からの小荷物。
現状。
自分のキングス・スニ41のほかに、キングスのワサフ8000なんぞ送られてきました。
しゃーないから作る。
構造的にかなり弱い。
ぺらぺらの外板と、グニャグニャの骨格
側面の平行維持できないんですもの。
正直申していやな予感。
あちこちの部品が、強度不足です。
まぁ、デリケートと申しましょうか。
とりあえず側面骨格が平行になっていてくれないと困るんで、半田を盛って、固定します。
盛り付けてんですよ。
角がクニャクニャなので。
さらにその強度の無い側面骨格から部品を切り出さないと成りません。
いくら剰余スペース利用とはいえ
正直この様にして切り出さないとならないのは気持ち的に大変。
切り出したら
骨格なんぞ、0.2mm程度のヘロヘロ板の折り曲げ板程度。
まともにこうして形になっていてくれるのが奇跡。
何なんだこの弱さ・・・。
コレ切れたら、形が維持できないのですよ。
各部品も結構しんどい。
細すぎ、薄すぎ、曲げ線意味無さ杉。
正直、どんどん萎える自分がいます。
ようは私の腕ではしんどそう。
これ、上レール。
別にツライチに成るなら、ワールドの構成のほうが良いのに・・・・。
新兵器。
クリーム半田。
半田の粉末をフラックスで練ったもの。
本来水道管用。
こうして指かなんかで適用に塗りつけて
部品被せて
バーナーで軽くあぶったら張り付くってコト。
扉も極薄い板3枚構成なんで、クリームプラスタン塗って
重ねて
炙る。
付いた。
もう一っちょ
片面できたけど、コレでもぺらぺら。
どれもコレも細かくゆがみが出ているんだ。
薄すぎる上に、半田面積が大きいからかと。
チョン付けでは強度的に持たないよ・・・・自分の技術ではね。
てか、「多めの熱とたっぷりフラックスとはんだを用いて扉を・・・」
なんて書いてある。
イヤァそれはどうだろう・・・
コテでつけたら、自分ではメロメロ具合が更にひどく成りそう。
リブが浮くとか。
扉をつける。
しかし、一寸の熱で半田が表に出易いのは致し方がないこと。
半田を吸い取る。
車掌室側面を張る。
位置決め凸凹があったりで、気を使っているキットではあることがわかるんだけど。
コレ本当にキングスのキットかなぁ?
気を使っている割に構造にやや無理がいっぱい。
いや、変に難しい。
デッキを組む
全体的に折れ線が細いので決まりにくい反面、最初の屋根と側面骨格はもう真鍮の腰が無いくらいふにゃふにゃとか。
ここに
きれいに嵌る。
嵌めあいは良いんですよ。
板厚みに関する部分は全体的に難易度を上げていると思います。
下レール。
実は最初に付けろと書いてあったんだけど、そうしたら扉と干渉したので最後にしようとしているもの。
でも、爪が・・・コレは無茶でした。
すぐ曲がります。
折れ筋も浅すぎて、本体も逝かせる勢いです。
曲がった ○| ̄|_
最終的に車体全体の歪みがここに出ちゃった感じ。
ごめん。
両側面とも曲がったんだわ。
修復難しそう。
てか、この部品、扉と一体でよいだろうと・・・。
なんで板と板を平面継ぎ合わせしないとならんのよ。
なた一体にして、スジきつく彫っておいたほうが良いよ。
かなりこのあたりの構成は愚痴が出ます。
とりあえず
箱にはしたぞ。
ここまで来て普通の車体強度っぽいけど・・・
薄板4枚張り合わせはキッツイわ。
しかも荒いとはいえメッシュを面半田ってキッツイわ。
正直楽しくないので、自分のスニはお蔵入りさせます。
ワサフだけでお腹一杯。
KATOスニ40と。
これ、短いんですが、ワサフにはピッタリの扉が・・・。
表記用板類違うけど、交換しちゃおうかな。
大切接ぎ大会になるけど。
面倒なんだけど。
それだけ下レールの曲がりはある程度不愉快です。
車体全体の歪みも気に食わないんだよなぁ。
構造的に自分ではこれ以上無理だし。
でも、もうそのまま行きたい気がする。
ワサフの良いキット無いかなぁ・・・。
↑正直今迄で一番不愉快。
手を動かしていないので面白くないもんかと思いますが今しばらくお付き合いくださいませ。
パソに向き合うってのも、がっちり休めないと一気に進められないので、今がチャンスなのです。
普段仕事で使ってますからねぇ。
本当はここに無い、2形式を設計してしまおうと思ったんですが、突如として思いついたものを一気に。
ある資料から。
コレを描き上げます。
とはいっても基本寸法は資料を使うので、お気楽です。
これは三井芦別鉄道のナハニ1?3なる要はキサハ型客車で、昭和4年製のモハ31の戦災復旧車の成れの果てです。
当初は、中央扉を締め切りとして、椅子も設置していたそうです。
晩年は逆に中央扉を開けなおし、ステップをつけて基本中央扉・・・
実はステップレスだと、50cmもホームと段差があり、運輸省から「ぶぁっかもーーーーん!!!」をされ、
何年も放たららかしていたところ、
「お前らいい加減にしないと、産炭権利ってのは国家認可やど!覚悟して無視しとんのか!
(# ゜Д゜) 」
と、厳しく脅しも含んで叱られることとなり、
しぶしぶ成り行き上に改造しただけで、実際は全部の扉を使っていたのです。
バリアフリーってナーニ?
昔のヒトはたいしたタマです。
これが3両、もう一台は
こういう客車もあり。
ホハ10というもの。
17m級木造客車の台枠を、自社鉄道整備工員で上回りを作ったそうです。
なんでもこの客車のために、札幌・泰和車両や苗穂工場などまで出向いて、鉄道工作方を何日か勉強して作り上げたそうで、
非常にチープなデザインですが、大切な虎の子としたそうです。
なぜか出来上がったら 1 5 m 級 なんですけどね。
ホハはあまりにマイナーでありとりあえず今回はパス。
図面も見つかりませんし、実車宜しく適当に作るしかなさそうだし。
図面上はこのステップはどこにも寸法がありませんから、見た目でいきます。
今回のこれは流石に一体屋根をやめ、63系の屋根を使ったコンバージョンにして安価に仕上げます。
ずいぶん屋根が深く感じますが、GM屋根で実績のある寸法です。
トミックス屋根使えばもうチョット浅くなるんですが・・・
迷うなぁ!
片方は暖房ボイラを積んだため、目クラになっています。
当時の写真や現在の風景から推測し芦別側がボイラと言うことがわかりました。
こちらに車掌機能や、荷物置き場機能があった模様です。
大方引き終わったので、これをレイアウトするのは後日にして
むすめのプラモ作りの先生を。
塗装したいとか言い出したので、部品を洗わせ
全て
現わせて
乾燥ブロア
バリも取らせ
適当な色、もう使っていない缶スプレーで
塗装させる親父。
ジャーマングレイで屋根とか、インシグニアグレーで城壁とか、クリーム1号で白砂とか
はい、きれいに?塗れました。
埃は(・ε・)キニシナイ!!
今日は終わりだ娘よ。
描き書き・・・
平面は完成。
彩色のためにエッチング用オブジェクト撤去。
ついでに気動車のイラストも先頭車に簡易改造します。
精度余り出さなくてもよし。
まるでブロック工法。
塗った。
おお、カラー写真見たこと無いけど、こういう感じなのか。
・・・(;´Д`)ウウッ…
屋根深い~
ほほう・・・。
これは惹かれるものがある。
でも
屋根の深いのとあいまって凸凹が目立つなぁ・・・
いやー迷うけど・・・実際の実制作コストが・・・。
クリックで拡大できます。
おまけでクリック拡大できます。
乗務員扉はまだ描いて居りません。
このように走っていたらしいです。
クリックで拡大。
すさまじい凸凹編成です。
DC-ナハニ-DC や、
DC-ナハニ
時にはDC-ナハニ-ナハニ-DCの4連、DC-ナハニ-ナハニ-DC-DCの5連・800人輸送のラッシュ運転もあったそうです。
ホハはナハニと同じ運用ですので混ざることもありますね。
5連で運転会もって行きたいなぁ!(何年これから掛かるのか?)
2連の場合は頼城、芦別で気回しをして付け替えていたそうです。
今のところエッチングキットになりそうにもない感じに見えますが、こうしてじっくり見ながらミスやバランスを睨む時間が必要なんですよね。
自分には。
サクッとやったキットに限って手痛い致命傷を起こすこと多いですから。
↑こうしている間によそ様が発売したって、
自分がいいと思ったもんをキットにして自分が納得すりゃいいんですよ。
まだこれらは募集開始しませんのであしからず。
仕様についてご意見募集!
えーっと。
中座したのは突然、娘が「本屋連れてって」と。
本屋でペーパークラフトなど見ているのですが、
いっこうに決まらない。
で。
「プラモデル作ってみないか?」
と悪い人の顔した父。
「あ、それがいい」
乗ってくる娘。
ブロックでは飽き足らず
塗装はしたくないけどなんか組み立てたいらしい。
てなことで。
誕生日祝いとばかりに。
買ってやったんですが。
「車は塗ることが中心で、詰まらんから、ガンダムの塗装しなくて良い、ロボットなんぞどうだ?
」
いろんなコトいう(布教する)わけです。
店に行き。
ガンダムやら、峠の茶屋やら、戦車やらなんやら、オオタキの大型蒸気機関車まで色々見せて。
選んだのが。
やっと写真だほいさっさ。
いや、チョット待て!!!!
な ん で そ れ な ん だ という斜め上の展開。
しかも 和 歌 山 城 by童友社
姫路城、江戸城、名古屋城、安土条、熊本城、数ある名城プラモから選んだのがコレ。
てか城に御執心。
和歌山城なんてどの大名か誰かよくわからねぇwwww
明日からプラモデル指導の始まり。
田宮セメントと、リネモン接着剤とニッパーとやすりも買い与えました。
あ、さて。
親父はペーパークラフトのようなもんを描くわけです。
これが前面の角度。
案外あります。
一応実測。
こうしてみると結構尖がってます。
前面傾斜も案外あります。
難しいぞ曲面。
あれこれと
面分析もしてみる(2Dの世界ですけど)
黙々と描いていく。
いつの間にか豪華絢爛の胴受け周り。
実に5時間も掛けて書き上げた。
クリックすると鮮明な大画像
金太郎。
イメージ彩色。
クッリックで拡大画像。
3Dソフトウェアを習得していればこんなこと・・・。
結構美顔だと思うんですけど・・・・。
イメージ的には、80系と西武351型の合いの子に見えますけど、キハ44500より大きくて、電車より一回り小さいのです。
↑めっさ時間が掛かった・・・。もう2台新規しようとしているのに。
前面を制作していきます。
3次曲面の立体を平面で考えるんで、図面と言うよりお絵かきです。
まず枠を作って
イラストは結局折れ面なんで、正面窓にしたい正体窓のサイズをあらかじめ確保しておき、
歪ませてイメージ造り用のものを本体にはめ込んでいきます。
もう、写真も当てになりませんから、勘案しながら配置していきます。
だって、前面ガラス以外はサイズを落としていくんですから、折れ線のイメージを考えながら自分の感覚よって写真とは異なっていきます。
特にこういった円などの中心線の「結果ズレ」は本当に悩みます。
構想より、遥かに台形に歪む前面。
そら、やや下から撮影してますからね・・・。
元三井芦別のテール周り。
左右で異なります。
ちなみに右のほうは90度反時計回りにずれて付いていたことが三井芦別のときに大きいのです。
ひさしのような部品、回る構造だったのかなぁ・・・?
一方元夕張のもの。
シールドビームに改造されていたものを更にテールライトに再改造しているので、この形態すら特徴的です。
ちなみに251~253までの新製時は通常テールライトでした。
どう作るかまだわからないけど、胴受けの平面書き。
出来上がった図面・・・?イラスト・・・?
外形の内側にあるラインはカーブが始まる、境界。
全体の感じができてきました。
あとは前面の流線型の折れ角度を考えます。
クリックすると図面拡大できます。
↑一旦中断。
私は。
コンプレックスと劣等感と敗北感と羨望感と卑屈で出来ておりますゆえ、羨ましい物が沢山ありすぎて困ります。
仕事終わって、仲間お誘いの上、あいの里ホビーに参りました。
時間?午後9時過ぎかな。
友人MYがブツをそれぞれ持ってきてまして。
あ、キハ160だ。
でも彼が作るんだからどうせ、素晴らしいに決まっております。
乗務員扉治しているし。
何だそのグリルはぁぁぁ!!
よく見つけてきたなぁ・・・。
排気管もきちんと作ってやがる(チッ
はいはいお上手に細かく組んでおります。
ヘッドライトも点灯するんですって。
動力は大手メーカー品ですか。
鉄コレでいいじゃん・・・って言ったら「車内に出っ張るの嫌」
あーそーですか。
で、
18mのトミックス動力ってあったっけ?
「無いっすよ」
だよねぇ?
どうしたの?
「まぁ、見てくださいよ」
え?
!?
継いでやがる・・・・・。
ダイカストをよくもマァこんなにきれいにスカッと。
「会社のフライス使っちゃいましたけどね」
だよねぇ・・・・
「ジョイントが伸縮するんで、ダイカストカットしたら簡単すっよ」
それが普通は出来ないよねぇ ○| ̄|_
ああ、チクショー
ええなぁ・・・・。
この旨い「手」が憎いわ!憎いわ!
・・・・って、てめーーーwwww
なんじゃその余裕ぶっこきの小指www
若旦那の電車もチョット修正し始めていたんで持っていっているのです。
プロポーションは良いのですが、「走りません」
構造に無理があることが話し合われましたんで、この構造修正していかないとトルク負けてます。
横に置くなっチューのw
でも室内スッカッカはイイナァ・・・
それでも色々談義はしてんですけどね。
完成品を目の皿にして余念の無いおっちゃんもいるし。
諸々話し合いは続く。
きちんと鉄道関連ばかりなのは御真面目。
日が回る前に退店し
工作の進行なども
おお、前面はめ込み窓が付いた(模型倶楽部製はめ込み窓)
雨樋漏斗も付いた
車分乗で二次会・ハンバーグレストランチェーンのびっくりドンキー。
実に喫煙者比率の多いこと多いこと。(8割は超えているでしょうな)
国 鉄 債 務 を 支 払 っ て い る の で す 。
既に午前様になっております。
紙にイラスト書きながら、鉄オタ話を延々と。
今日は割りと私が演説会?
それに対していろんな知識が今度は帰ってくる。
Hゴムの構造の話、
Hゴム付きの今やっている夕張鉄道・三井芦別設計図車両の話、
夕張鉄道の「ドア鍵」の話、
夕張鉄道から北海道私鉄気動車の話、
北海道気動車・留萌鉄道の気動車車両発注先の謎、
留萌鉄道の除雪機関車の話、
除雪機関車がハチャメチャな設計であるという話、
北海道の車両製造会社の設計のハチャメチャさ、
それから全国的にハチャメチャな例として朝倉鉄道、近江鉄道の例、
近江鉄道車籍の話、
近江鉄道の書類車籍の話、
近江鉄道の車体更新の話、
近江鉄道の車体改造方や、電気指令ブレーキの応用について、
西武系として堤家廃嫡・近江鉄道会長堤清氏の話、
東急と西武の鉄道経済抗争の話、
東急の北海道子会社の話、
東急子会社定鉄の話、
夕張鉄道と定鉄の過去の合併話・・・・
覚えているだけでこんな「言葉の行つなぎ」できるくらい、しりとりのような話のドッチャラケ方です。
解散時間。
午前3時5分
ではおやすみなさい。
↑いまのブレーキ制御って、リレーではなくシーケンサーも使ってんですね。
たとえばキハ40-400番台とかもシーケンサー制御とは思わなかった。
夕方仕事中に携帯が鳴りまして。
「着信・・・・若旦那」
あ・・・アレ?珍しいね。
こーゆー仕事時間に電話してくるオッサンじゃないのにね。
出ると
「おーーー、40wのコテ、送るから(・∀・)」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
あ・・・あのね?
べ、 別に貧乏だから買ってないわけぢゃぁないのよ?
インフルでたまった仕事で忙しいだけだからね?
そんなことで電話よこしたんかいwww
と思ったら別のお仕事ベースのいい話が合って、それが本命だったんですが、
それにしてもパンチ効いてます。
で、切り際
「あれでしょ?自分のスニ41も組むんでしょ?」
「ああ。うん」
「折角だからワサフ8000もチャッとどうよ。送っちゃったけど。じゃ! ( ̄ー ̄)ノシ ガチャ・・・
・ツーッツーッツーーー」
(;´Д`)
(;´Д`)
(;´Д`)
ぁぁぁぁぁ????
完成した10倍以上の数のキットを送り込んでくる鯛焼き屋。
話題休閑。
あ・・・・さて。
ディーゼルカーのお絵かきの続きです。
断面を描いていきます。
ささっと車体幅のボックスと、屋根大アールを描き。
小カーブの検討に入ります。
正方形を色々いじって半径を導き
微調整。
オブジェクトを分割して
余計なところを消し
仕上げた(・∀・)
片方出来たら中心線線対称で反転して
ザクザクと書き込んでいく。
今回は側面板に妻板が嵌り込むようにするため
メモを添えておく。
大方描き上げたら
色塗ってみる。
というか色塗ってディテールを確認しました。
気が付いたり位置関係おかしかったらワイヤー図面に追加したり、作り分けを考えたり。
クリックすると拡大します。
キハ301が新製時からこの平面顔を持っており、252.253が改造で片側にこの顔を持ちました。
で、資料見ながら気が付いたことを列挙。
・板設計的には作りわける必要なさそう。
・ヘッドライトはリムだけが屋根上に飛び出している
(さて結構コレが問題あるぞ、部品はタヴァサのモハ101系としても、パイプ管部分が屋根板と干渉するなぁ。)
・妻面ジャンパ栓が、位置違うので、これは目分量で穴あけになるか、全部空けておいて埋めるか?
・補助ヘッドライトは自分で穴拡大せよ!だな。
・胴受けが結構でかい。
・前面窓、なんか鉄コレの窓嵌らないかしら?そーすっと、妻板を全体表彫りのペラペラではなく要所掘りの厚い板で構成できるな。
・同時に胴受けを立体的にしたいな。
・内張りにジャンパ栓と開放テコ支え(左下の灰色のもの)を仕込みたいな
・開放テコ支えに標識灯掛けがあるのよね。252.253にだけあるのよ。さてどうする。
・タイフォンの表現どうすっかなぁ。
・ちなみに補助ヘッドライトリムは車体色ね。湘南顔のほうは銀リムだけど。
・ちなみに301が簡易運転台で、252.253が本線運転台なのよこれ。想像を絶する狭さで、めっさ嫌われたらしい。
(客室優先しすぎて人間の幅ぎりぎりで片隅にパイプ仕切っただけらしい)
・左側面は結局、排煙パイプ通したので窓が埋められ、運転手は前面の限られた視界しかなかったらしい
・幌釣はロスト部品作りたいけどwwww 自分用だけには 無 理 だ な !
・それにしても補助ヘッドライト気持ち悪りぃ・・・・。普通のテールライトか、別にヘッドテールのコンボ付けならもっと格好いいのに。
で。遊んでみた。
ばっかでーす━━━(;´Д`);´Д`);´Д`)━━━!!!
解説なんてしませんよ。
↑札幌のラーメン屋にさんぱちと言うところがありましてね・・・。
半田小手をまだ買いにいけず、工作停止中。
というかちょっと図面に没頭中。
ありがたきことに、三井芦別の窓割り数値をいただきまして。
まことに感謝感激雨霰でございます( ´∀`)
窓割を、縦線に配置して、合わせてみている図です。
今現在、8倍図。
定鉄より原画は大きく描いています。
チョットコレ驚いたところなんですが、
目だった検証違いはありませんでした。
予測目測がこれくらい合っていると小躍りします。
ドアなんて位置びったり!
変える必要まるでありませんでした。
窓幅と伴う窓位置に修正を加えます。
元絵。
窓幅が考えていたより若干狭かったんです。
消して・・・
正解窓幅の雛形作って
オブジェクトの移動命令を使ってコピー展開してきます。
精度?8倍図で0.0001mm・・・ww
全く必要ない精度使って遊んでます。
乱れうち。
全部直して、そっくり反転させたりしてズレを補正します。
遊びの色付け。
コレくらいずれていたんです。
アレですね。
元が同じ製造所なので、戸袋とかドア、基本位置がかなり共通であることは確かです。
なんせ縦関係寸法は全く共通です。
昭和28年から昭和33年にかけて製造し、三井芦別が一番の末っ子。
微妙に夕張のキハ301・302が僅差ですが、基本的に炭鉱の輸送と言う名目も同じ。
地域もほぼ同じ。
コレだけそっくりに作って、第一のやぐらが廃止になったあと、同じ鉄道に拾われたのも頷けます。
252.253.301.302が片運転台、しかも余り実用的ではない簡易運転台でなかったら、
6+3の9台全て鉾田線に引き取られていたかもしれませんね。
上が修正前、下が修正後。
クリックすると拡大
もやもやしていた気分吹っ飛びます。
よく見ると、鉾田線のある形式によく非マニア的に似ていますね。
もちろんご存知の方がいると思うのですが
末期の431は三井芦別色を模した色「らしい」のです。
最後まで本当の三井芦別連中の一台でも残っていたらなぁ・・・。
では、これは夕張鉄道を模したのでしょうか?
しかしあまりにもそれとは色が異なります。
この色の気動車なら、留萌鉄道も同系色だし、ありえそうな感じですが、
この色のモハ31(クモハ11)が客車・・・というか実質キサハニとしてあったことが面白いのです。
こういう風景を走っていたと思うと、個人的には胸が高まります。
(三井芦別鉄道廃線跡の野外保存車両)
ちなみにこの気動車。
昭和33年なんでキハ20などの3世代目の気動車の製造している最中なのですが、
足回りは戦前気動車のディーゼル改造車に近く、車体は「キハ17+やや幅が大きい」クラスです。
見た目の錯覚を利用すると、21m級かそれ以上にみえ、大変スマートです。
(実際はキハ20より小さい断面なだけなんですが)
夕張251の製造時・昭和28年と言うと、まだ同系と言えるのはキハ44500や島原鉄道キハ4500なのかもしれませんが、
車体幅が若干広く、台車や変速機のセレクト、
なによりシルを内蔵してノーシルノーヘッダーに仕上げたあたり新潟鉄工所のちょっとしたこだわりが見えます。
どちらかと言うとキハ44100と同時期で、新潟鉄工が参加できなかった電気式ディーゼルの時代、デザインは流れで利用しても、DT18/
19の欠点露呈していた台車など使用せず、自社のやり方を国鉄にプレゼンテーションしたのかなとも思います。
(キハ251とほぼ2ヶ月後、落成はほぼ同時にキハ17の受注を受けているので、この微妙なずれの時間に推測解釈が分かれる部分です)
恐らく、キハ17より手堅い足回り、国鉄主導の振興造機TC-1、TC-2に遅れ、
まだ制式採用されていなかった自社の液体変速機DF115、若干でも大き目の車体をあてがうなど、その組み合わせに自信があったんでしょう。
(あくまでも推測)
50年以上経過して、ずっと併用されてきたTC-2が完全撤退になり、
DF115が最後のDMH17系エンジンのお守りに残ったのはいきさつを感じます。
(残念ながらそのときには新潟鐵工所が既に企業再生になってしまっていたのは惜しいことですね。)
島原キハ4500が帝国車両ですが、サイズ・足回り・車体・機械構造全て国鉄仕様に従ったのとちょっと風が違います。
↑薀蓄は点と点だけ知っており、勝ってに推測接続した部分があります。