日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『ウクライナ侵攻』から2か月/『稚内・『九人(くにん)の乙女』の物語』/『食糧安保』が最重要課題

2022-04-21 15:10:28 | 日記
しばらく更新ができないままでいた・・
3月初め、『ウクライナ侵攻』から1週間 /『日本も『風や桶屋』での防衛』というメモで、
『戦争という大嵐』が吹けば、『桶屋が儲かる』ではなく・・
『我々の生活が出来なくなる』ことを考えておく必要がある・・と書き残したが、
『ロシアの侵攻』は収まることなく、 激化し続けている。
日々の報道で、、現地からの悲惨な映像が流れ、メモに残すことも躊躇うような出来事も起こっており、我々が体験したことがない『戦争』。そして『祖国を守る』という事はどういう事なのか・・・整理がつかないまま、2カ月経ってしまった。
*+*
こんな中、昨夜、マリウーリポリの製鉄所で防戦している指揮官の方からのメッセージ映像が流れた。

(ネット配信画像より借用)

テロップで流れた『私たちは最後の日を迎えている』という言葉から、稚内に滞在時に知った『『九人(くにん)の乙女』の物語』の事を思いだした。

数日前のニュースで、ロシア議会議員の方が『北海道はロシアの領土』との発言をされていたが・・・
終戦直前の8月9日、旧ソ連は、中立条約を破棄し対日参戦、8月15日ポツダム宣言後、占守島や樺太に侵攻、8月20日、この九人の乙女たちが務めていた電信局のある町へも攻め入り・・
『皆さんこれが最後です。さようなら、さようなら』と残し、自決された・・
稚内副港市場『樺太資料館』で頂いた資料で改めて確認し、『国防とは何か』を考えさせられた。

もしこの『愛国心』のある『勇敢な兵士』さんたちがおれれなければ・・
日本も、ドイツのように『南北分断』となっていたかもしれず・・
『終戦後の戦闘行為』ではあったが・・
この『防衛戦』を戦った方々は・・
『樺太からの帰還者を守る』『日本へ攻め込ませない』という『究極の選択』を取られたのではと思われ・・
『ウクライナ大統領』の『指揮官』としての立場や、『ウクライナ国民』の『総意』と重なり合うものがある。
多くの、尊い『犠牲者』を出す中で、『白旗』をあげることは、『祖国』『領土』を失う事であり、日本ではあまり知られていない『史実』ではあるが・・
国境や戦争をあまり知らない日本国民が、ネットなどで発信している『なぜすぐに降参しないのか』という『疑問の声』などに答えるためにも・・
『日本でも祖国を守るためこんなことがあった』と、正しく伝える必要があるのではと改めて感じた。
*+**
この報道が流れたあと、友人から『Skype CALL』が・・
この数週間『世界的資源不足』『食糧危機』などの『時事話題』で、毎日のように、誰かとつながっているが、『風や桶屋の危機』が、『ついに我々の周りにも』・・・との発言が多くなっている。
今日の仲間も、『天皇陛下が種籾植付けの記事が出てた』『今年の米、増産するんやろか』と・・・開口一番
『経済安保や食糧安保』・・やと国会で議論され、『半導体、国産化』なんかの話はよく聞くが、まずは『食べるものが無くなったらどないするんや』の議論は出てきていない。
『食糧安保』も『AI農業』なんか、『カッコいい』ことばっかり、答弁しているけど・・
『明日食べるもの無くなるかも』と・・『だれも真剣に考えとらん』との追言も

たしかに、前メモにも残したが、『お米は年一度限り』『真冬では無理』であり・・
この、5月の『田植え』を逃したら、大変なことになる。
30年ほど前、平成になってすぐだったと思うが、『冷夏』で『不作』となり『タイ米』を食べた記憶があるが、こんなことになる可能性もある。

『冷夏』よりもっと恐ろしい事態として、『トンガ海底火山噴火』のような『火山噴火』で、『日照不足』や『降灰』が発生したり、『漁獲不可』などの事態が起きるかもしれない。
そして、人間で起こった『新型コロナ』と同じようなことが、動物で伝播する『鳥インフルエンザ』『豚コレラ』として大規模展開することも想定され、『ロシア侵攻下』での『大嵐の世界』では、どこの国からも援助を受けることもできないかもしれない。

日本は、食糧輸入大国である。アメリカ、フランスなどは、輸出余力があるので、食糧自給率100%は越しているが、『大干ばつ』逆に『大水害』『天候異常』『バッタ被害』など、あらゆる『危険想定』をしておく必要があり、日本としての『自給率』を、早晩見直す必要がある。

あわせて『風や桶屋』の関係で『農業生産』を考えておく必要があり、『肥料』『農薬』や『農業資材』なども『原料海外依存』がどの程度なのかを見極めておく必要があり、『尿素』一つでも『海外依存率』が高く、『種子』も『中国依存』が昨今多くなっているようで、中国の『一帯一路政策』の中で『日本はずし』が出てくるかもしれない。

来週、もう一度『食糧安保』について話をしようということで、一旦OFFとしたが・・
過去このメモのどこかで書いた『農水省 若手官僚』が提言の『この国の食と私たちの仕事の未来地図』に少し違和感』が『現実』の『問題』として起こるのでは・・・と、議論してみたい。

JAの資料から
今年6月の米の在庫量
『冷夏になれば』・・・『収穫半分となれば』
『小麦から米へ食がシフトすれば』・・・
『最悪』はどこなのか


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