先週土曜日(11/11)の夜、BS放送でNHKがMEGA CRISIS 特別番組編/『都市直下地震 新たな脅威』という報道を行っていた。
9月に放映された内容らしいが、旅行中で見逃しており、新たな地震への対応として、特に高層のビルやマンションでは『長周期地震動』への対処が必要な事が判った。
この報道では、昨年の熊本地震で新たな地震波として確認された『長周期パルス』が高層ビル等での破壊につながるとの事であり、特に直下型地震に近いところに立つビルでは、免震装置も『長周期パルス』には対応不可との事で、これに向けた新たな設備の開発も急いでいるとの事であった。
さらに驚いたことでは、この『長周期地震動』の危険性があるのはどの地域かとの報告もあり、大阪の上町断層帯が確率的には一番高いとの事であった。
阪神大震災後でも、山崎断層、有馬―高槻断層帯、花折断層などは最も危ないのではと言われていたが、直下型として上町断層が危ないとなると、もしここで大きな地震が発生した時は、大阪は壊滅的なダメージを受ける可能性があるという事になる。
今回の記事で理解できたことは、『長周期地震動』は断層破壊などの地震の一撃で大きな振幅のパルスを発生し、これを高層ビルが振幅を拾ったとき時、今までにない大きな揺れが発生し、柱や梁などの構造体の破壊と共に、高さの違うビルが繋がっている場合は、棟同士がぶつかり合う棟間衝突などでの破壊も起こる可能性があるとの事であり、今までの小幅の『ガタガタ』と言う地震の破壊力とは違うようである。
この報道の前日に気象庁が『長周期地震動の予測に関する初めての実証実験』を行うとの事で、高層ビルやマンションの入居者へのモニタリングを募集していたのをネットで見たが、地震での動きがどうなるのかを知る意味ではこの調査も有用であるかもしれないが、いつ起こるかを待っていられない事もあり、これとは別に、今までの地震での被害についても、全国レベルで、再度のヒアリング調査も意味があるのではとも考えている。
例えば、阪神大震災では、阪神間での地震被害はかなり詳細に解析がなされているが、大阪北部の庄内~江坂やその先の茨木に向けての被害状況や、豊中、箕面、池田が重なり合う、石橋~瀬川での被害など、高槻や花折断層に向けた断層の動きがどうだったのかをもう一度検証を進めておく必要もあるのではとも考えている。
小生もたまたまこの時間は起きており、マンションの7階ではあるが、左右に大きく揺れ、食卓の上のワープロが端から端へ移動したり、友人のマンションではピアノが大きく移動したりもしており、長周期振動ではなかったにしても、何らかの大きなパルスがかかったことは間違いなく、これらの事実をつなぎ合わせる事も重要なのかとも愚考している。
さらに、今住んでいるマンションも、171号線に沿った有馬高槻断層帯のすぐ横に立っており、昨年発生の熊本地震での影響があったのかどうかわからないが、この地震後マンションの棟をつないでいるエクスパンションのずれが発生したり、何年もエクスパンションからの水漏れがなかった所で漏水事故が起こったこともあり少し心配な所である。
又、東京に住んでいた時、3.11の東北地震があったが、マンションのトイレに設置の給水タンクの水が揺れで外へ溢れ、トイレ内が水浸しになったが、このような現象がなぜ起こったかの解析も、記憶が残っている間にヒアリングし、振幅を拾うという点では重要なのかもしれない。
これは、単に学者の問題だけでなく、高層ビルを管理する管理会社、さらには不動産会社、建設業者等の一体化された情報共有が重要かとも思われる。
地震後の色々な現象は情報収集がその地域に限られる様であるが、何か全国的に情報が集められるネットワークでの解析も必要であり、そこからの新たな異常現象を探し出すことも重要なのではとも考えている。
この番組のあと第二部で異常気象の報道がされており、台風の進路予想の難しさや、大雨の予想が難しくなっており、新たな測定として、海面での水蒸気量の測定や高さ方向での分布などあらたな取り組みも紹介されていた。
大雨の原因は地球温暖化が主要因ではあるが、この温暖化の原因となる化石燃料を使用する事での煤塵、PM2.5の量や、砂漠化での黄砂量の増加が、雨をもたらす水蒸気の核になっている可能性もあり、この解明も急ぐ必要があるのではとも感じた。
今までは入道雲が発生し、少し冷たい風がすけば夕立となっていたが、最近は、いきなり空が真っ黒になり大粒の雨が落ちてきたり、時にはあられや雹まで落ちてきており、空気の上昇気流の動きや、温暖と寒冷な雲のぶつかり合いが低くなっているようにも思え、なぜなのか不思議な事ではあるが、細かいごみや微粒子が巻き上がる事での雨の形成も一因子であるような気もしている。
これも前記の地震と共に総合的な解明を急いでほしいい所である。
9月に放映された内容らしいが、旅行中で見逃しており、新たな地震への対応として、特に高層のビルやマンションでは『長周期地震動』への対処が必要な事が判った。
この報道では、昨年の熊本地震で新たな地震波として確認された『長周期パルス』が高層ビル等での破壊につながるとの事であり、特に直下型地震に近いところに立つビルでは、免震装置も『長周期パルス』には対応不可との事で、これに向けた新たな設備の開発も急いでいるとの事であった。
さらに驚いたことでは、この『長周期地震動』の危険性があるのはどの地域かとの報告もあり、大阪の上町断層帯が確率的には一番高いとの事であった。
阪神大震災後でも、山崎断層、有馬―高槻断層帯、花折断層などは最も危ないのではと言われていたが、直下型として上町断層が危ないとなると、もしここで大きな地震が発生した時は、大阪は壊滅的なダメージを受ける可能性があるという事になる。
今回の記事で理解できたことは、『長周期地震動』は断層破壊などの地震の一撃で大きな振幅のパルスを発生し、これを高層ビルが振幅を拾ったとき時、今までにない大きな揺れが発生し、柱や梁などの構造体の破壊と共に、高さの違うビルが繋がっている場合は、棟同士がぶつかり合う棟間衝突などでの破壊も起こる可能性があるとの事であり、今までの小幅の『ガタガタ』と言う地震の破壊力とは違うようである。
この報道の前日に気象庁が『長周期地震動の予測に関する初めての実証実験』を行うとの事で、高層ビルやマンションの入居者へのモニタリングを募集していたのをネットで見たが、地震での動きがどうなるのかを知る意味ではこの調査も有用であるかもしれないが、いつ起こるかを待っていられない事もあり、これとは別に、今までの地震での被害についても、全国レベルで、再度のヒアリング調査も意味があるのではとも考えている。
例えば、阪神大震災では、阪神間での地震被害はかなり詳細に解析がなされているが、大阪北部の庄内~江坂やその先の茨木に向けての被害状況や、豊中、箕面、池田が重なり合う、石橋~瀬川での被害など、高槻や花折断層に向けた断層の動きがどうだったのかをもう一度検証を進めておく必要もあるのではとも考えている。
小生もたまたまこの時間は起きており、マンションの7階ではあるが、左右に大きく揺れ、食卓の上のワープロが端から端へ移動したり、友人のマンションではピアノが大きく移動したりもしており、長周期振動ではなかったにしても、何らかの大きなパルスがかかったことは間違いなく、これらの事実をつなぎ合わせる事も重要なのかとも愚考している。
さらに、今住んでいるマンションも、171号線に沿った有馬高槻断層帯のすぐ横に立っており、昨年発生の熊本地震での影響があったのかどうかわからないが、この地震後マンションの棟をつないでいるエクスパンションのずれが発生したり、何年もエクスパンションからの水漏れがなかった所で漏水事故が起こったこともあり少し心配な所である。
又、東京に住んでいた時、3.11の東北地震があったが、マンションのトイレに設置の給水タンクの水が揺れで外へ溢れ、トイレ内が水浸しになったが、このような現象がなぜ起こったかの解析も、記憶が残っている間にヒアリングし、振幅を拾うという点では重要なのかもしれない。
これは、単に学者の問題だけでなく、高層ビルを管理する管理会社、さらには不動産会社、建設業者等の一体化された情報共有が重要かとも思われる。
地震後の色々な現象は情報収集がその地域に限られる様であるが、何か全国的に情報が集められるネットワークでの解析も必要であり、そこからの新たな異常現象を探し出すことも重要なのではとも考えている。
この番組のあと第二部で異常気象の報道がされており、台風の進路予想の難しさや、大雨の予想が難しくなっており、新たな測定として、海面での水蒸気量の測定や高さ方向での分布などあらたな取り組みも紹介されていた。
大雨の原因は地球温暖化が主要因ではあるが、この温暖化の原因となる化石燃料を使用する事での煤塵、PM2.5の量や、砂漠化での黄砂量の増加が、雨をもたらす水蒸気の核になっている可能性もあり、この解明も急ぐ必要があるのではとも感じた。
今までは入道雲が発生し、少し冷たい風がすけば夕立となっていたが、最近は、いきなり空が真っ黒になり大粒の雨が落ちてきたり、時にはあられや雹まで落ちてきており、空気の上昇気流の動きや、温暖と寒冷な雲のぶつかり合いが低くなっているようにも思え、なぜなのか不思議な事ではあるが、細かいごみや微粒子が巻き上がる事での雨の形成も一因子であるような気もしている。
これも前記の地震と共に総合的な解明を急いでほしいい所である。