日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『尼崎脱線事故から18年』/『安全はだれのため・・』/『はじめの一歩』

2023-04-27 14:37:32 | 安全管理
ここ何週間か、またまた『MEMO』の更新が出来ないまま・・となっているが・・
一昨夜も、突如『鉄工場のオヤジ』から電話を受け、いつもの仲間へ『ワイガヤ招集』
雨模様で・・阪神-巨人戦も中止となり・・『On-Line 飲んべ~会』となってしまった・・
そして・・翌朝・・昨日の御礼と・・ 『MEMO』はよう残して』との、督促があった
メールには・・昨日の『違和感』が残った『映像』が、『ネット記事』に出ていた・・
との事で、『切抜画像』(下記)が、添付されていた ・・

(調べた結果、送信してくれた『画像』は『昨夕(2023-4-25)の『KTV』ニュース』からのようである)
+**
たしかに、この夜も・・この『報道』を見た、古株の『オッチャン』からは・・
『なんやあの『かぶり方』・・』『『メット』かぶったことないんか・・』
『『あご紐』シマっとらん』『逆に危険や』・・・との・・お叱りも出ていたが・・
今週末の『朝会』で・・このまま・・『若手社員』へ見せて・・『どう思う・・』
と聞いてみたい・・・との事が、書かれていた。
『昨日出ていた、『安全の『基本』の『キ』。『だれ』のため・・』を問いたい・・
『まずは『自分』が、でけなあかん・・』『痛い目をするのは、自分や・・・』
そして・・この『感性』が『醸成』すれば・・自ずと『安全・安心』という事は・・
『仲間のため』『社会のため』という事に繋がり、『バンソコ災害』も撲滅するはず
『昔、お前のおやじが言うとった『仏は南(皆な身)におわす』や・・』と・・
『なぞの言葉??』も、書き残してくれていた。
とりあえず、手元に残した『雑書』を、記憶の範囲で、書き起こしてみる事にした。
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乾杯するや否や、『仕掛人』から・・『今日の夕方のテレビ見たか~』
『JR福知山線(尼崎)脱線事故から18年』『JR西日本「安全な鉄道」への誓い』が
報じられ・・この中で『事故後の入社社員、6割超』『安全教育が課題』との・・
映像が流れたが・・ここで映し出された『若い社員』さんたちに・・『違和感』が
『教育内容』も一部流れていたが・・
『安全はだれのため・・』が見えていないような気がする・・マスコミも含め・・・
・・・との切り出しが
+*+**+
緊急だったが、長年『安全管理』も担当の『コンサル君』や、『統計君』『やぶ医』
『元運送屋』も参加してくれ・・久しぶりに『危険を危険として感じる』から・・
これまでの『WAIGAYA』で出ていた、『バーチャル』『非現物』での『安全教育』
『安全装置』さらには『AI判断』での『危険回避』は、どうなのだろうとの話題も・・
ただ・・・今や、我々『ロートル組』は・・今日の『仕掛人』『オヤジ』は別として・・
もう『Real-現場』から、長年離れ ・・『良悪』別として『現代流』を知らず・・・
『外野席』となってしまったが・・・今後、不幸な『事故』を起こさないため・・
次の『孫世代』等へ、『自分の身は自分で守る』という事を・・どこかの機会で・・
正しく働きかける事も必要なのでは・・・との、意見も
+*+**
この夜の『ニュース映像』は、別の作業をしながらで、じっくりは見ていないが・・
『被災者の父親のコメント』にも出ていた・・『本質が読み取れているか・・』との
疑問が沸いた中での『ワイガヤ』招集であり・・いろいろと考えさせられた
これまでの『MEMO』の中でも、何度か『安全管理』。特に『事故原因解析』では
その『発生要因』を探る中・・『ひとつ前』さらに『もう一つ前』と・・丁寧に
『検証』する事の『重要性』を残したが・・まだまだ『不十分』ではなかったのか・・
という、『モヤモヤ感』を抱えたままであった。
参加の仲間から、この『脱線事故』は・・・『国鉄民営化』から『20年』・・
『旧国鉄マン退職』『民営化・収益増強』など・・・社内『改革』を急ぐ中・・
どこか『空洞化』は、なかっただろうか・・との、コメントも出ていた ・・
『民営化』『営利』、さらには『私鉄』などとの『顧客争奪戦』の中で・・・
なにか『基本的』な事。『安全運行はだれのために』さらには『安全手法』など・・
抜け落ちたことが、無かったのか。今一度『検証』を進める必要があるのでは・・
・・と、あらためて、この夜の『WAIGAYA』で思い起こした
この『18年』・・・どこまで『事故原因』は、突き詰めが進められたのだろうか ・・
+**+
会話の中で、思い起こすと・・我々も、丁度この年は・・『55歳』近くだった
『60歳定年前』の『役職定年』。『最前線』から、外れ始めた時期で・・
少し先輩の『団塊世代』の方々は・・『早期退職』をされ始める時期であった
たぶん、新生『JR西日本』も・・『世代交代』の時期ではなかったのだろうか
『バブル崩壊』や『働き方改革』などの中で、これまでの『社内風土』も変わり
『小集団活動』『改善提案活動』『安全パトロール』『安全監査』『ヒヤリハット』
『組合活動』などを含め・・いろいろな事が、大きく『変化』した時期にも思える
こんな中で・・・『人材育成』ではどうだったのか
『国鉄』を知らない、『平成入社組』が『中堅・管理社員』に育ったはずだが ・・
『事故を起こさない』という、『人』としての『思い』は、引継がれたであろうか
思い起こすと『昭和最終章』から『平成入社組』の『若手』を鍛えたのは『我々世代』
『我々世代』は『戦中派』の方から、『戦後復興』『高度成長期構築世代』の方々に
『薫陶』を受けたが、次の世代へ、この『思い』が伝えられたか、どうか・・・
一方で、この世代に入ると、『本質安全対策』が、『KY活動』の成果で取り入れられ、
『安全装置』などの設置もあり、『重大事故』は、大きく減少する傾向にあった
こんな事もあり、これも、この『MEMO』のどこかで書いたが・・
『無事故』が『長期継続』すると、『血を見たことがない管理職』が出てしまい・・
『危険感知力低下』となり、『不安全放置』『積極安全策取組み遅れ』が起こる
さらに、ここへ、この時代に導入され始めた『成果主義』『TPM管理』など・・・
『加点評価』となると、『点数評価』が難しい『無事故無災害』『安全継続』など
『会社存続のための必須事項』と、頭では判っていても・・・
『本来業務』として『注力』出来ない事になっていた『時代』のようにも感じている
これが、この『脱線事故』の『遅れた反省』で出ていた・・
『ATC強化』などの『積極安全対策』が遅れた要因でなければいいのだが・・
この時の『社会背景』なのかもしれないが・・根本は、この夜の『課題』であった
『安全はだれのため・・』と共に・・・『安全最優先』という・・
『個々人の思い』が無ければ、『KY』も出来ず、『対策』『予防策』は生まれない
*+**
そして、今日のニュースでは、『事故を知らない社員が半数以上』との報道も・・
JALも『御巣鷹尾根墜落事故』を『風化』させないため、『現存保存』を『研修』に
取り入れているが・・『組織』と共に、『個々人』の『意識』が上がらないと・・・
『安全はだれのため・・』という事が・・『想起』出来ないように思える
入社時『安全会議』で・・・ 『安全はだれのため・・』という事で・・・
『家族のため』『仲間のため』『職場のため』『会社のため』『社会のため』
さらには、少し古臭いが、『愛する人のため』『親御さん』という説明を受け・・
そして最後に、『傷つくのは自分』『だれかに怪我をさせると、自分も傷つく』
こんな事から『安全は自分のため』『自分で意識を上げるしかない』と・・・
繰返し教え込まれた・・・・ 今はどうなのだろうか
この『原点』が失われると、今後、もっと大きな『事故』が起こるかもしれない
*+***
とりあえず、仲間たちから、この夜出された『安全』に係る事をまとめてみた
<順不同>
・『新人研修』のありかた
  ・『安全はだれのため・・』・・ この『MEMO』で残した所
      『自分で意識を上げるしかない』 ⇒ 『どう教えるか』
  ・『安全の歴史を知る』 ⇒ 『なぜ・どうして』発生したのか
          『ハード』と共に、係った『人』『意識』
          『ソフト』の部分 ⇒ 『危機意識醸成』
  ・『危険意識醸成』⇒ 『何が危ないか』⇒ 『見る目』を教える
      ・『知らんかった』 ⇒  自ら学ぶ
             → 『考察力』『判断力』
  ・『安全確保力』 ⇒ 自らの『身』を置く場所を考えだす
      ⇒ 『Safety 』 ⇒ 『今何をすべきか』『どう対応すべきか』
     ★とっさの『判断』 ⇒ 『訓練』と『繰り返し』+ 『知識』
   『危険を危険と感じる力』 ⇒ 『他人の観察力』との比較
  ・『危険知識』 ⇒ 『学習』しかない (『危ないと感じる事』)
     ★昨今、親や教育現場 ⇒ 『危ない事』を『先詰』
        (昔は『赤チン災害は、子供の勲章』⇒ 今はご法度)
  ・『AI』に先を越されない (知らあない間に越されている)
     ★『フルブレーキ』を、自らの『意思』で踏めることの重要性 
  ・『安全サイド』へ、自らを導く
     ★『省略行為』『近道行為』という事がある事の理解
  ・『保護具』は『何のためか』を正しく伝える
      『身を守るもの』 ⇒ 『正しく装着』⇒ 『安全意識の高揚』
       『作業服』⇒ 『安全就業への切替点』(JAL⇒『Show Up 』)
  ・『相互注意』の重要性
       『指摘』する ⇒ 『安全感受性向上』
  ・『現代人意識』 ⇒ 『安全』では通用しない
    ★『誰かが(人)が、守ってくれなかった』
     『~~が無かったから』
     『教えてもらっていない』
     『聞いていない』
   ⇒ 『安全』の『基本』の『キ』 ⇒ 『自分で守るしかない』
・『訓練』の重要性
     『安全確保』←⇒ 『訓練』←⇒ 『危険予知』
         ・繰り返し
         ・事態想定 ⇒ 『現実』~ 『究極』
          『バーチャル』⇒ 『安易想定』 
          『究極想定』 ⇒  『安全感受性向上』
・『危険予知』→ 『現場主義』でないと生まれないのでは
  ・『バーチャル体験』『運転台シミュレーション』
     ⇒ 誰かが作り出した『危険』を体験するだけ
  ・『実走行映像』 ⇒ 『危険』を探り出す『訓練』
     (指導教官教授)&(危険を探り、議論し、共有する)
・『原理原則』を見抜く力 『Why・What 力』
  ・『判断ミス』 ⇒ 『原理原則』の『理解』 ⇒ 『危機回避』
     (『鉄道・車』⇒『速度』=『重力(重さ)』⇒ 『減速』)
・『自動化』の盲点 ⇒ 『新人』への意識づけ 
   『たら・れば』⇒ 『機械』以上に知る(『機械』から学ぶ事も重要)
  ・『AIの悪業』 ⇒ 『認知』⇒『判断』⇒『自動修正』  
             (先に越されることがない様に、『監視』)
・『身近な事故』の紹介 ⇒ 『危険を危険と感じる』
  ・『家庭内』 ⇒ 『まな板から包丁落下』『カッターナイフ折損』
  ・『街中』  ⇒ 『雨天時・スリップ』『グレーチング・ヒール破損』
  ・『キャンプ』⇒ 『カセットボンベ火災』『防水スプレー・引火事故』
・『バーチャル事故』⇒ 『KYポイント』を知る
  ・『YouTube 大工』⇒ 『電ノコ巻き込まれ』『板振り回され事故』
     『危険個所』 ⇒ (配信側)『未紹介』『省略』⇒ 『自明の真理』 
              (受信者) 『未熟』『非認識』 ⇒『重大事故』
・『KYポイント』⇒ 『危険を危険と感じた方しか説明不可』
  ・『図式』『写真』の重要性 ⇒ 『バーチャル3D』では表現できない
      ⇒ 『KYポイントが見えなくなる』 

最後に、いまさらという感もあるが・・『ここまで教えなあかんのか・・』
『『保護具』は『安全確保』の『基本』の『キ』』
『まず、『現場』へ出るときは『身支度確認』』『自分を守るためや・・』
『安全は『心』の問題』『繰り返しの訓練』『積み上げしかない』
ただ『余裕』が無くなると・・・『負のスパイラル』が回り出す
これを止めるには・・・『一旦停止』『再思考』
どう自分を『安全サイド』へ持ち込むか・・
これが、すべての『安全・安心』へつながるはず・・・と『統計君』が
+*+*+*
この他、『運送屋』から、先の『富士山バス事故』を受けて・・
『ミッション・ニュートラル化』の話が出たが、これも『新装置』となった時
いくら『安全サイド』になるとはいえ、『習熟訓練』の重要性を感じた
『パジェロ君』が参加してくれた時に、話題としてみたい。

<参考記事>
110km/hで暴走する列車、機能が無効だったATS
(日経) JR福知山線横転事故で事故調が異例の建議提出

・・ まだすべて未確認 (明日に間に合うように)
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