今朝の日経新聞一面にトランプ大統領訪日のニュースと共に、『2019年に、小型ロータリーエンジン搭載の電気自動車(EV)を米国と欧州に投入』との記事が出ていた。
先週このブログで『東京モーターショー/EVの伸長』に関する気になることを書いているが、この記事の2019年には驚きであるが、現実性が見えているとも思われる。
EV関連の動きをネット記事で色々と調べてみると、2016年度のEVの販売台数としてはまだまだ少ないが、新車登録中に占める割合は、フィンランドが最も高い30%弱であり、オランダ、スウェーデンは3~5%、中国 1.5%、アメリカの1%である事が判った。
別の資料ではノルウエーも新車販売台数の内20%がEVであり、首都オスロでは30%との記事も見つかった。
スウェーデンではナンバー登録がEL、EKで始まり、これがフルとなり次はEVとの事で2016年末にはEV車は10万台まで伸びたとの事であるが、これでも全保有台数の3%位との事。売れている車は、日産『リーフ』や三菱のPHEV、さらにはBMWのEV「i3」との事である.
売れている要因は、車両価格としては高価であるが税制優遇適用や、ノルウエーのフィンノイ島では本土と行き来するトンネルの利用料金が免除される事などもあり、伸長しているようである。
記事を調べていて、北欧でEVが伸びた原因でなるほどと思ったのが、アラスカを含め、冬場屋外へ長時間停車させると、低温でオイルの粘性が高くなり車が動かなくなるため、エンジンには電気ヒーターがついており、車を停車する場所には必ず電源がありプラグを入れ込むのは当たり前との事。EVになっても充電環境があり、問題はないとの事。
日本などの温かい国では考えられない事であり、今回マツダが狙う米国と欧州に投入する意図も少し理解は出来る。
このガソリンエンジンで発電しながら走る「レンジエクステンダーEV」は、今朝の記事では『現行市販車では独BMW「i3」』だけとなっていたが、日産の「ノートe-POWER」もこのシステムではなかったかと思われる。
さらに今回調べていた中で、独BMWもマツダへ発電用ロータリーエンジンの供給を迫ったようであるが拒否され、北欧のオートバイエンジンメーカーの製品を発電用に載せているとの記事もあり、2013年頃にいち早く開発し、技術を温めて来たロータリーエンジンの復活は自動車を愛する人たちにとっては嬉しい所である。
又、発売時期的も2019年との事であるが、電気だけで駆動するEV車に必須のバッテリを生産するための大規模工場(ギガファクトリと言われてる工場)の立ち上がりや、充電インフラの整備進捗などを考えると、ガソリンを有効に使い続け発電する「レンジエクステンダーEV」は過渡期技術ではなく、場合によっては主流となる可能性も出て来た。
マツダもトヨタと技術提携を行なう事で発表したが、この「レンジエクステンダーEV」と共に低燃費エンジンや、小型で馬力の出るエンジンを得意としており、トヨタが目指すEVではカバーできない発展途上国向けの廉価な小型車や、ここでの排ガス規制を睨んでの戦略には、マツダは面白い存在になり、ベストパートナーとなれるかどうかである。
野武士は野武士でいて頂きたい気もするが。
まとめとして、前のブログで書いた『ガス欠』ではなく『電欠』で車が止まってしまう解決策としては、技術で一歩先に出たかもしれない。
日本でもEV車伸長のためには、北欧のようにEVは海底トンネルは無料にするとか、離島は優遇税制にするとかをすればとも、今回調べた中では思う所であるが、あまりにも記事としては少なく、自動車工業会あたりから客観的なデーターが開示してほしいところでもある。
先週このブログで『東京モーターショー/EVの伸長』に関する気になることを書いているが、この記事の2019年には驚きであるが、現実性が見えているとも思われる。
EV関連の動きをネット記事で色々と調べてみると、2016年度のEVの販売台数としてはまだまだ少ないが、新車登録中に占める割合は、フィンランドが最も高い30%弱であり、オランダ、スウェーデンは3~5%、中国 1.5%、アメリカの1%である事が判った。
別の資料ではノルウエーも新車販売台数の内20%がEVであり、首都オスロでは30%との記事も見つかった。
スウェーデンではナンバー登録がEL、EKで始まり、これがフルとなり次はEVとの事で2016年末にはEV車は10万台まで伸びたとの事であるが、これでも全保有台数の3%位との事。売れている車は、日産『リーフ』や三菱のPHEV、さらにはBMWのEV「i3」との事である.
売れている要因は、車両価格としては高価であるが税制優遇適用や、ノルウエーのフィンノイ島では本土と行き来するトンネルの利用料金が免除される事などもあり、伸長しているようである。
記事を調べていて、北欧でEVが伸びた原因でなるほどと思ったのが、アラスカを含め、冬場屋外へ長時間停車させると、低温でオイルの粘性が高くなり車が動かなくなるため、エンジンには電気ヒーターがついており、車を停車する場所には必ず電源がありプラグを入れ込むのは当たり前との事。EVになっても充電環境があり、問題はないとの事。
日本などの温かい国では考えられない事であり、今回マツダが狙う米国と欧州に投入する意図も少し理解は出来る。
このガソリンエンジンで発電しながら走る「レンジエクステンダーEV」は、今朝の記事では『現行市販車では独BMW「i3」』だけとなっていたが、日産の「ノートe-POWER」もこのシステムではなかったかと思われる。
さらに今回調べていた中で、独BMWもマツダへ発電用ロータリーエンジンの供給を迫ったようであるが拒否され、北欧のオートバイエンジンメーカーの製品を発電用に載せているとの記事もあり、2013年頃にいち早く開発し、技術を温めて来たロータリーエンジンの復活は自動車を愛する人たちにとっては嬉しい所である。
又、発売時期的も2019年との事であるが、電気だけで駆動するEV車に必須のバッテリを生産するための大規模工場(ギガファクトリと言われてる工場)の立ち上がりや、充電インフラの整備進捗などを考えると、ガソリンを有効に使い続け発電する「レンジエクステンダーEV」は過渡期技術ではなく、場合によっては主流となる可能性も出て来た。
マツダもトヨタと技術提携を行なう事で発表したが、この「レンジエクステンダーEV」と共に低燃費エンジンや、小型で馬力の出るエンジンを得意としており、トヨタが目指すEVではカバーできない発展途上国向けの廉価な小型車や、ここでの排ガス規制を睨んでの戦略には、マツダは面白い存在になり、ベストパートナーとなれるかどうかである。
野武士は野武士でいて頂きたい気もするが。
まとめとして、前のブログで書いた『ガス欠』ではなく『電欠』で車が止まってしまう解決策としては、技術で一歩先に出たかもしれない。
日本でもEV車伸長のためには、北欧のようにEVは海底トンネルは無料にするとか、離島は優遇税制にするとかをすればとも、今回調べた中では思う所であるが、あまりにも記事としては少なく、自動車工業会あたりから客観的なデーターが開示してほしいところでもある。