KONASUKEの部屋

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ニセオレクギエダシャク20210908

2021年09月14日 | チョウ目
ニセオレクギエダシャク。
良くある灰色系とか茶色系のエダシャク、いまだに苦手です(笑)

オレクギエダシャクに似ています。

これは擦れた個体。

①前翅内横線
②前翅中横線
③前翅外横線
※①~③は前縁部で明瞭な黒褐色、中横~後縁で不明瞭な淡黄色
④亜外縁線:不明瞭で屈曲が強い
⑤淡色部
⑥黒斑
⑦横脈紋
⑧触角:♂は両櫛歯状

分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:
21~36mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
4~7月、8~9月(年2化)
幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜など
幼虫・・・スギ、ヒノキなどの針葉樹、セイヨウシャクナゲ、アセビ、アラカシなどの葉
※枯葉や樹皮で飼育も可能
その他:
前翅の地色は灰白色で、濃淡には個体差がある。
前翅には黒褐色の内・中・外横線があり、前縁沿いは明瞭だが、中央~後縁にかけ不明瞭な淡黄色になる。
(オレクギエダシャクでは、本種に比べ横線が黄色にならず、光沢が弱い。)
白色亜外縁線は不明瞭で屈曲が弱い。
(オレクギエダシャクでは明瞭で屈曲が強い。)
前翅亜外縁線の外側に淡色部があり、亜外縁線を挟んで反対側、外横線との間に黒紋がある。
新鮮な個体では、翅の中央部に黄色鱗を多く散布するが、脱落しやすい。
触角は♂が両櫛歯状、♀は糸状。
夏の個体は一般に小さい。
針葉樹を中心とした樹林、植林地とその林縁などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
幼虫は6~8月、10~5月に見られる。
終齢幼虫の体長は約35mm。

参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
芋活.com
渓舟の昆虫図鑑
北茨城周辺の生き物
YAMKEN明石の蛾達
あおもり昆虫記
富山県産蛾類博物館

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