セイヨウミツバチ。
忙しそうで、ちっともジッとしていて、くれません。
さすが、働き者、いや、働きバチだねぇ(笑)
モデルさんとしては最悪です(笑)
アレチウリで吸蜜中。
セイヨウミツバチは、蜜を取るために輸入されたもの。
人間が世話しなければ、日本の環境で生き残っていくことは出来ないそうです。
在来のニホンミツバチとの外見上の大きな違いは、腹の模様。
縞模様はハッキリしなくて、特に腹の上の方(矢印部分)が黄色っぽい。
より正確には、翅脈を見ますが。
今回は残念ながら写っていません。
別名:ヨウシュミツバチ
分類:ハチ目 細腰亜目ミツバチ科
体長:女王バチ13~17mm
働きバチ約12mm
雄バチ12~13mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:1年中
エサ:花の蜜、花粉
その他:ヨーロッパ原産で、養蜂のために輸入された。
(ニホンミツバチは神経質で、逃亡癖があって飼育が難しく、採蜜量もセイヨウミツバチの5%程度と少なく、商業的に不向きとされる。)
蜜は特定の花から集め、ハチミツには花粉の含有量が少ない。
(ニホンミツバチは複数の花から蜜を集め、花粉を多く含む。)
日本で見られるのは温和とされるイタリアン種だが、別亜種の血が混じっており、元亜種とは違った性質となっている。
オオスズメバチに対して、取り囲んで窒息させようとするが、振りほどかれてしまう。
また、蜂球攻撃を行うことはあるが、体温が低いため、オオスズメバチの致死温度に到達しない。
(ニホンミツバチは、スズメバチ1匹を400匹で取り囲み、「熱殺蜂球」(内部温度46℃以上、湿度90%、CO₂濃度4%)で蒸し殺す。)
日本のスズメバチへの適応性がないため、日本では野生化しづらいらしい。
現に、スズメバチがいない小笠原諸島ではセイヨウミツバチが野生化しており、他のハナバチ類の餌を奪うことで、生態系への影響が懸念される。
ニホンミツバチと比べてわずかに大きく、体は黄色っぽい(橙色味のある黄色)。
(ニホンミツバチは黒っぽい。)
腹の先端はほぼ黒色で、黒い縞模様は胸に近くなるほど狭くなるが、変異が多い。
ニホンミツバチとは、後翅の翅脈によって、確実に識別できる。
真社会性昆虫の代表格。
働きバチは全て♀で、産卵管が毒針に変化している。
毒針の先に”かえし”があるため、一度刺すと針は抜け、死んでしまう。
寿命は約2か月(冬季は6カ月)。
羽化した働きバチは、清掃係→育児係→巣作り係→蜂蜜精製係→蜜・花粉集め係→戦士と役割を変えて行く。
体に付いた花粉を運ぶ役割をする受粉昆虫。
脚をこすり合わせて、体に付いた花粉を、後脚に集める。
後脚は平たくなっていて、周囲に毛が生え、花粉を集めやすい。
蜜源への距離と方角を他の仲間に知らせるため、尻振りダンスを行う。
円ダンス(~200m)、8の字ダンス(200m~)がある。
尻振りダンスの際の翅音の長さは、蜜源までの距離を表わし、1秒間で670mを表わすという。
雄バチは体が大きく、複眼が大きい。
未受精卵から発生する半数体(一倍体)。
4~5月の繁殖期に生まれ、巣の上空で繁殖活動を行う。
繁殖期を過ぎると、巣から追い出される。
交尾を行うと、破裂音とともに交尾器と交尾標識が飛び出して女王バチの腹部に残り、雄バチは絶命して地上に落下する。
繁殖期に、巣内の「王台(クイーンセル)」と呼ばれる釣鐘型の育房で、新女王が誕生する。
ローヤルゼリーを与えられて育てられることで女王バチとなる。
女王バチは一回の繁殖飛行で、平均8回の交尾をし、一億個近い精子を受け取る。
一日に1500~2000個の卵を産む。
寿命は平均3~4年。
新女王が誕生すると、旧女王は、巣内の約半数の働きバチを連れて分蜂する。
分蜂の際、蜂球を作り(分蜂蜂球)、ニュースになることが度々ある。
ミツバチヘギイタダニ、腐蛆病菌、ハチノスカビ、ミツバチ微胞子虫、麻痺病ウイルスに寄生される。
スムシ(ハチノスツヅリガ幼虫)は巣板を食べる。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
ハチハンドブック(文一総合出版)
虫ナビ
POCKETMARCHÉ
日本養蜂協会
動物の生きるしくみ事典
NHK for School
BIOME
我が家の西洋ミツバチ飼育奮闘記
昆虫エクスプローラ
ミツバチの病気と対策
日本気象協会ほか
忙しそうで、ちっともジッとしていて、くれません。
さすが、働き者、いや、働きバチだねぇ(笑)
モデルさんとしては最悪です(笑)
アレチウリで吸蜜中。
セイヨウミツバチは、蜜を取るために輸入されたもの。
人間が世話しなければ、日本の環境で生き残っていくことは出来ないそうです。
在来のニホンミツバチとの外見上の大きな違いは、腹の模様。
縞模様はハッキリしなくて、特に腹の上の方(矢印部分)が黄色っぽい。
より正確には、翅脈を見ますが。
今回は残念ながら写っていません。
別名:ヨウシュミツバチ
分類:ハチ目 細腰亜目ミツバチ科
体長:女王バチ13~17mm
働きバチ約12mm
雄バチ12~13mm
分布:全国
平地~山地
成虫の見られる時期:1年中
エサ:花の蜜、花粉
その他:ヨーロッパ原産で、養蜂のために輸入された。
(ニホンミツバチは神経質で、逃亡癖があって飼育が難しく、採蜜量もセイヨウミツバチの5%程度と少なく、商業的に不向きとされる。)
蜜は特定の花から集め、ハチミツには花粉の含有量が少ない。
(ニホンミツバチは複数の花から蜜を集め、花粉を多く含む。)
日本で見られるのは温和とされるイタリアン種だが、別亜種の血が混じっており、元亜種とは違った性質となっている。
オオスズメバチに対して、取り囲んで窒息させようとするが、振りほどかれてしまう。
また、蜂球攻撃を行うことはあるが、体温が低いため、オオスズメバチの致死温度に到達しない。
(ニホンミツバチは、スズメバチ1匹を400匹で取り囲み、「熱殺蜂球」(内部温度46℃以上、湿度90%、CO₂濃度4%)で蒸し殺す。)
日本のスズメバチへの適応性がないため、日本では野生化しづらいらしい。
現に、スズメバチがいない小笠原諸島ではセイヨウミツバチが野生化しており、他のハナバチ類の餌を奪うことで、生態系への影響が懸念される。
ニホンミツバチと比べてわずかに大きく、体は黄色っぽい(橙色味のある黄色)。
(ニホンミツバチは黒っぽい。)
腹の先端はほぼ黒色で、黒い縞模様は胸に近くなるほど狭くなるが、変異が多い。
ニホンミツバチとは、後翅の翅脈によって、確実に識別できる。
真社会性昆虫の代表格。
働きバチは全て♀で、産卵管が毒針に変化している。
毒針の先に”かえし”があるため、一度刺すと針は抜け、死んでしまう。
寿命は約2か月(冬季は6カ月)。
羽化した働きバチは、清掃係→育児係→巣作り係→蜂蜜精製係→蜜・花粉集め係→戦士と役割を変えて行く。
体に付いた花粉を運ぶ役割をする受粉昆虫。
脚をこすり合わせて、体に付いた花粉を、後脚に集める。
後脚は平たくなっていて、周囲に毛が生え、花粉を集めやすい。
蜜源への距離と方角を他の仲間に知らせるため、尻振りダンスを行う。
円ダンス(~200m)、8の字ダンス(200m~)がある。
尻振りダンスの際の翅音の長さは、蜜源までの距離を表わし、1秒間で670mを表わすという。
雄バチは体が大きく、複眼が大きい。
未受精卵から発生する半数体(一倍体)。
4~5月の繁殖期に生まれ、巣の上空で繁殖活動を行う。
繁殖期を過ぎると、巣から追い出される。
交尾を行うと、破裂音とともに交尾器と交尾標識が飛び出して女王バチの腹部に残り、雄バチは絶命して地上に落下する。
繁殖期に、巣内の「王台(クイーンセル)」と呼ばれる釣鐘型の育房で、新女王が誕生する。
ローヤルゼリーを与えられて育てられることで女王バチとなる。
女王バチは一回の繁殖飛行で、平均8回の交尾をし、一億個近い精子を受け取る。
一日に1500~2000個の卵を産む。
寿命は平均3~4年。
新女王が誕生すると、旧女王は、巣内の約半数の働きバチを連れて分蜂する。
分蜂の際、蜂球を作り(分蜂蜂球)、ニュースになることが度々ある。
ミツバチヘギイタダニ、腐蛆病菌、ハチノスカビ、ミツバチ微胞子虫、麻痺病ウイルスに寄生される。
スムシ(ハチノスツヅリガ幼虫)は巣板を食べる。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
ハチハンドブック(文一総合出版)
虫ナビ
POCKETMARCHÉ
日本養蜂協会
動物の生きるしくみ事典
NHK for School
BIOME
我が家の西洋ミツバチ飼育奮闘記
昆虫エクスプローラ
ミツバチの病気と対策
日本気象協会ほか
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