すべての人が家族のもとへ帰れる未来でありますように。
ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ。
~サトウキビの島は戦場だった
~サトウキビの島は戦場だった
著:具志堅隆松 発行:合同出版 A5判 定価:1,470円
沖縄のガマや山野の中には、70年程前の沖縄戦で亡くなった方の遺骨が今も放置されているそうです。
著者の具志堅さんが代表を務める「ガマフヤー(ガマを掘る人)」の方々は、ボランティアでその遺骨を回収し家族のもとへ帰すという活動を30年以上続けてます。
それは単なる戦後処理ではなく、戦争による理不尽な死を遂げた人びとの気持ちに寄り添い、戦争の真実に迫るものです。
次の世代に同じ悲劇が繰り返されないために、「社会的弱者」を救い続ける具志堅さんの強い想いが伝わってきます。
たびたび涙出そうになりながら、仕事を忘れて(汗)夢中で読みました。
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