My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

やっぱり良い物は良い!!! ~Telefunken(テレフンケン)~

2022-05-18 12:48:00 | 真空管いろいろ

最近なんだか調子悪いな~。何か変だな~。腰が座ってない浮ついた音。芯の無い位相が回った様な定位がハッキリしない音。こんなだったかなぁ~?何が悪いのだろう~? と暫し悩んだ。

こうした少しの音質変化でも敏感に感じるのは、損な感性の持ち主なのか?得なのか?

オーディオを永くやっていると自ずと聴覚が鍛えられますね。

「損」と言えば、お金が掛かってしょうがない。

「得」と言えば、音の変化を感じながら『弄り』を愉しむ事が出来る事、かな。

 

それは兎も角として本題に戻り、「もしや?」と思い、プリアンプの差動増幅段の球交換

結果は、やはり、コイツでした。交換後は生き生きとした元気な音を取り戻しました。

 

これまで使っていた球:

Mullard(ムラード) 7614/CV2493

Dimpled Disc Getter/Made in Great Britain/Gold pin  ECC88互換。

下部に黒化が見られます。他の回路で使い倒していたので寿命だったのかも知れません。

こんな時に真空管測定器があれば便利なのですが、持ち合わせていませんので、自分の耳で判断するしかありません。

 

交換後の球:

Telefunken(テレフンケン) ECC88

ダイヤマーク♢付 消えかかっていますが、製造LOTも印字有り。

10年以上前に秋葉原のク〇シック・コン〇ーネンツで購入。

高価だったので、勿体なくてあまり使っていません。

 

交換後の音は、流石ですね。しっかりした優等生の音です。やっぱり良いものは良いです!

見通しが良くて、芯の有る音です。音空間表現も良いです。やっぱMT管の最高峰ブランドですね。

 

しかし、暫く聴いてから、また勿体なく思えてきて、この球はいざと言う時のために大切に保管しておく事とし、他の元気な球に交換してしまいました。貧乏性ですね。

とは言うもの、Telefunken以外に10年以上前からどうしても聴いておきたい欧州球があって、また食指が動きそうです。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« KT88ppアンプのB電源強化。 | トップ | 古き良き時代の洋楽好きには... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

真空管いろいろ」カテゴリの最新記事