My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

年明け早々、問題発見! ~原因解明、修理完了!~ 

2019-01-09 17:36:22 | DAC

昨日、DAS-703ESを通して音楽を聴いていたところ、問題を見つけてしまいました。

といっても、普通に、

CDプレーヤー(or ブルーレイプレーヤUBP-X800) → DAS-703ES(アナログ出力) → アンプ

で使っている分には何の問題も無い。音質も良い。

ところが、

DAS-703ES(デジタル出力) → ES9018 DAC → アンプ とすると、

ES9018 DACがロックしたり、ロックしなかったりする。

何故? 原因を掴むまでは少し時間が掛かりました。 

ES9018 DACの調子が悪いのかと思い、開腹して内部を確認。

ロックをすると前面パネルの表示と基板上のチップLEDが点灯する仕組みになっているが、やはり不安定。

触診してみたが、半田不良とか、ノイズで不安定になっている訳でも無さそう。

唯一、入力の同軸ケーブルを揺らすと不安定になる。入出力部の接触不良だ!。

DAS-703ESの出力? ケーブル? ES9018 DACの入力?

こういう時は、面倒がらずに、オシロで波形を見るのが一番早い!。

波形をモニターしながら、色々と弄っていると、DAS-703ESのDigital outに問題が有る事がわかりました。

(正常な時の波形)

 

(異常がある時の波形)

 

確かに、出力が出ていません。これでは、後段のDACもロックしませんね。

思い出しました!。

そう言えば、この中古品を入手した時に、このRCA端子がグラグラしていました。しかもキャップがしてありました。前の所有者も不安定に気が付いていたのかも知れません。

早速、この部分を分解してみます。リアパネルから飛び出しているパルストランス部分です。

開けてみると、シールドケースが基板にべったりと半田付けされています。

 

これはどうやってシールドケースを引き剥がしたら良いのだろう?ちょっと途方にくれました。

でも、私は諦めません!。

なんとかなるだろう、外せるだろうと信じて挑戦しました。

作戦を立てながら作業。

ありとあらゆる物を使いました。といっても最終的には以下の物です。

・半田吸い取り線(幅の違うものを2種類)---最初は太目、後は細目。2.5mmや2.0mmが使いやすい。

goot 吸取線幅2.5mm長1.5m CP2515
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・半田ペースト---吸い取り線との馴染みを良くする。いざという時に持っておきたいです。

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・半田こての温度は最高温度(500℃)に設定---相手が熱容量が大きいため

・カッターナイフとアートナイフ--隙間が見えた所に差し込む。

結局、格闘すること約3時間!!! やっと外す事が出来ました。疲れた~。

もう二度とこんな作業はやりたくありません。

 

見ると、RCA端子の固定ナットがゆるゆるです。

なるほど、パルストランスの出力側のグランドは、シールドケースに落ちていたのですね。

また、この裏側は、この様になっています。

 

ナットを締め付け。パルストランスのエナメル線が切れない様に細心の注意を払いました。

 

シールドケースを被せ、元に戻しました。シールドケースの半田は2箇所のみとしておきました。

べったりと半田付けがしてあるのは、恐らくEMIの対策だろうと勝手に推測。

 

外ケースを被せて完成。


デジタル波形(SPDIF)も綺麗になりました。

 

ES9018 DACに繋いで、音を出してみます。バッチリとロックします。


それにしても良い音です。リニアPCMでもこんなに良い音がするのですね。

鳴らし込んで、デジタル臭さも薄らいで来たように思います。

DAS-703ESのデジタル出力を使う理由は、このDACはサンプリング周波数が48KHzまでなので、96KHzや192KHzで使う時は、このデジタル出力をES9018 DACに入力して聴きます

この時、DAS-703ESは、MUTING状態になりますが、デジタル出力は、単なるバッファとして出力しています。

以前にも載せましたが、参考までに再掲載。

ES9018 DACで受けると、96KHz、192KHzともにロックして、再生しています。

これで、完璧にメンテ出来たと思います。。。 

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今年の計画。

2019-01-06 10:49:18 | オーディオ

今年のオーディオ関係の取り組み予定について、現時点で思いつく内容を並べてみました。


JBL LE14A+LE175DLH(in SP-505J)駆動用アンプの調達

真空管アンプからソニーの古い半導体アンプに変えてみて、コーンが厚くて重いLE14Aを駆動するには、パワー、ドライブ能力の大きなアンプが必要だという事がわかりましたので(今頃?って感もありますが)、それに合う様なアンプを探したいと思います。

条件としては、

 ・真空管アンプではなく、半導体アンプにする。

 ・出力は、100W以上 /ch

 ・ダンピング・ファクターが大きく、スルーレートの良いもの

 ・重さは20Kg程度。 トランス容量やコンデンサ容量などから想定。取り回しも。

と考えています。

オーディオ全盛期1980年代の物を探してレストアするか? 海外ブランド含め調査。

中古品を購入、レストア、組合せテストの繰り返しになるかも知れません。

 

DAC DAS-703ES の改造

昨年入手したDAS-703ESのチューン・アップをしたいと思います。もう少しデジタル臭さを取りたい。合わせて、私自身のデジタル知識とノウハウのブラッシュ・アップもしたい(大袈裟)。

 

③CDP REVOX B226のDEM周りの改造

もう少しクリアーな音質を目指して、

・DEMコンデンサ14個の変更

・DEMのクロック周波数変更

を試して見たい。クリア過ぎてもREVOXらしさが無くなるので、ほどほどに。

 

ブルーレイ・プレーヤー UBP-X800からハイレゾ音声の取り出し

HDMI→SPDIFのスプリッタを調達し、ブルーレイ・ディスクからハイレゾ音声を取り出して聴いてみたい。

UBP-X800(HDMI2出力)→スプリッタ(SPDIF/COAXIAL) → DAC(96KHz/24bit) or DSD(176.4KHz)

ソニー SONY ブルーレイプレーヤー/DVDプレーヤー Ultra HDブルーレイ対応 4Kアップコンバート UBP-X800
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あれ?Amazon在庫有り、ポイント5%で、私が購入した時よりも安くなっている!

 

MQAディスクのハイレゾ再生

本来の352.8kHz/24bitで聴くためには、やはりハードが必要かな?

まずはソフト「Audirvana plus」で解凍して聴いてみる。

ESS社のMQA対応DAC IC「ES9068Q」の発表と応用製品の動向も気になる。

 

真空管アンプ KT-88のカップリング・コンデンサ交換

KT-88のグリッドに入れているカップリング・コンを現0.22uF/630Vから0.1uF/630Vに交換。

目的はスタッガ比の改善。更なる効果があるかは?です。

 

断捨離

必要の無い、多分今後も出番がないであろう機器たちを処分しようと思います。

アンプ、スピーカー、チューナー、部品などなど。所有品と今後の処置リストを作成中です。

ダブっている(同じタイトルを2枚以上)レコードも処分したい。

 

以上、オーディオ関連の思いついた内容ですが、これだけでも結構やる事が多そうです。


これ以外にも、時間の掛かるだろう作業として、

「8mmビデオ・テープのデジタル化(DVD化)」 ※過去に撮った映像のデジタル化。

にも取り組もうと思っています。 

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明けましておめでとうございます。

2019-01-01 15:19:08 | その他

2019年 新年明けましておめでとうございます。

今年は、穏やかな天気の元旦を迎える事が出来ました。

世界各国でも新年を祝う行事が行われている様です。

私が6年間在住していた台湾でも恒例の台北101ビルのカウントダウン花火が行われたようです。

現地の友達が動画を送ってくれたので、ここに貼りつけようと思いましたが、容量が大きくて出来ません。

代わりに、現地新聞社がYoutubeのアップした動画リンク(←クリックで開きます)を貼りつけておきます。

ド派手ですね。

私も現地に住んでいた頃は、毎年、マンションの屋上から見ていました。

5年前の最後に私が見た時よりも、電飾、花火ともかなり豪華になり、時間も長くなっています。

どれだけの花火や火薬を使用しているのでしょう?

一時期は、不景気でスポンサーがが少なく、存続が危ぶまれましたが、今は台湾も景気が良いのでしょう。

それにしても、ビル全体が花火に包まれています。

この花火が終わった後、しばらくはビルの壁面に焦げた跡が残っています。

恐らく日本では安全性面から、こんな事は出来ないでしょうね。

 

 

 

コメント (3)
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