アートプラス京めぐり

京都の探索、記事数6500 いろいろなテーマで京都をめぐります 
京都市外も始めました 先ずは京都南部から

寺院西0157 善峰寺 西山の名刹

2016年08月06日 06時01分45秒 | 寺院

 

 幸福地蔵の建物が見えます

 

 

北門の入口

三鈷寺から来たのでこの入口を通った

 

あじさい苑

 

石仏

 

あじさい苑にある  白山水  開山源算上人が写経のときに用いた水と伝わる


 

幸福地蔵

 

 

 

 

 

 遊竜の松

 

遊竜松・徳川桂昌院の植栽と伝わる五葉松で左右に伸びた横枝がそれぞれ22mもありあたかも波に泳ぐ竜のごとくみえるので、遊竜の松という。昭和7年天然記念物に指定された。桂昌院は幼いころから善峰の観音さんを深く信じて女性としては最高の従一位までいただかれました。そのお礼にこの寺の本堂をはじめ諸堂を寄進された。



 

 

 

 

 

 

 

 経堂

 

 

 

本堂

 

善峰寺

西山と号する天台宗延暦寺派の寺。後一条天皇の長元3年(1030)、恵心僧都の弟子源算上人の開創と伝わる。117才で入寂。後一条天皇の勅願所となりました。中世には慈鎮和尚が入寺し、次いで道覚・慈道・尊円法親王が入室されたので「西山の宮」「西山御坊」とよばれた。とくに法然の高弟善慧房証空は法然の寂後、当寺において宗風弘通につとめたから、その流派を浄土宗西山派と称した。往時は50余宇の堂舎があったが、応仁の兵火で焼亡し、衰退した。近世は徳川桂昌院の寄進によって諸堂を再建した。広大な境内には本尊11面千手観音立像を安置する本堂、

西国33所めぐりの第20番札所として、西山の名刹である。

善峰さんにお参りする人は毎月14日のお釈迦さんの御縁日に薬湯に入り神経痛、腰痛治癒を祈願されます

本堂の奉納額

 

 

文殊堂 宝物館

 

 

 

 仁王門

仁王像は永和5年(1379)の古像

 

 仁王門

 

  

鐘楼

 

護摩堂

 

 

あじさい苑の石仏

 

北門あたりからの眺め

 

経塚・石造法篋印塔を安置する。この経塚は桂昌院の歯髪塔をつくるにあたり、近年移築されたものである。このとき発掘したところ、地下石室内部から銅製経筒をはじめ陶製の筒や瓦製の筒および古鏡・経巻の残欠などが発見され、平安時代末期より鎌倉時代初期に築造された経塚であることが判明した。

青蓮院宮墓・覚快(鳥羽皇子)・道覚(後鳥羽皇子)両法親王の墓は五輪石塔、慈道(亀山皇子)・尊円(伏見皇子)・尊道(後伏見皇子)三法親王のは石造宝塔を以て墓標とされている

 桂昌院の菩提寺 ➔ 寺院上0104  真敬寺 真宗大谷派 ・・・玉の輿の主人公の菩提寺・桂昌院

 寺院前回の記事 ➔ 寺院西0156  三鈷寺 西山宗

 

今日の俳句

   むし風呂の ごとき夜が明け 原爆忌 /白朝

 


神社西0063  阿智坂明神 善峯寺の鎮守さま

2016年08月05日 06時36分30秒 | 神社

善峯 鎮守 阿智坂明神 と記されています

 

 

小さな 祠 と 灯籠が あるだけ 簡素だ

 

 前回の神社 記事 ➔ 神社西0062 早尾神社


今日の俳句

象潟や 雨に西施が 合歓花 /芭蕉

 


9 寺町頭  地区 寺社記事検索一覧  

2016年08月05日 06時25分09秒 | 寺社数々

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妙音堂 ➔ 妙音瓣財天

幸神社 ➔ 幸神社 御所を三番叟(猿)が見守る

本満寺 ➔ 本満寺の桜の木  日蓮宗

         本満寺(上京区)の桜 つぼみやや膨らむ

  山中鹿之助墓

仏陀寺 ➔ 佛陀寺 西山浄土宗

十念寺 ➔  十念寺  西山浄土宗

阿弥陀寺  ➔ 本能寺の変  「信長忌」の法要がある 阿弥陀寺

出雲寺 ➔ 出雲寺 浄土宗  

西園寺 ➔ 西園寺  48願所 地蔵尊 第20番

上善寺 ➔ 上善寺  浄土宗

閑臥庵 ➔ 閑臥庵  黄檗宗

上御霊神社 ➔ 上御霊神社  6月9日 更新しました

唐板煎餅 ➔  老舗上001 唐板煎餅・・創業は538年前

出雲寺址

猿田彦神社 ➔ 猿田彦神社 (烏丸鞍馬口)

尾形光琳屋敷址

京極寺 ➔ 京極寺 

相国寺

  勅使門

  天界橋

  法堂

  方丈

  庫裡

  開山堂

  庭園

  観音せん法会

光源院

林光院

大光明寺 

慈照院

延寿堂墓地

法然水

冷泉家屋敷


光明

大歓喜寺 、大聖寺宮墓

天寧寺  曹洞宗 額縁門

明光寺   禁裏御用水 遺跡  6月14日 更新

円覚寺  真宗大谷派

長休寺  浄土真宗 真宗大谷派

西光寺・鞍馬口 浄土宗 門前 地蔵尊

慈福寺  浄土宗

石碑  鯖街道口


8 京都御所とその東辺 地区 寺社記事検索一覧  

2016年08月04日 06時44分12秒 | 寺社数々

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京都御所

  紫宸殿、宜陽殿、清涼殿、春興殿、小御所、御池庭

  御学問所、御常御殿、御三間

仙洞御所

大宮御所

京都御苑

拾翆亭

厳島神社

宗像神社 ➔ 宗像神社 および 京都観光神社

旧閑院宮邸 ➔ 史跡上009  閑院宮邸址  京都御苑内 

白雲神社 ➔ 京都御苑内の 白雲神社 

蛤御門  

車返しの桜 ➔ 桜上019  京都御苑の桜  御所御車返し

県の井

旧近衛家庭園

猿が辻

祐の井

新島襄旧邸 ➔ 新島襄 旧邸  22歳の時アメリカへ密航した

女紅場址 ➔ 女紅場  我が国最初の女学校

護浄院 ➔ 護浄院  天台宗 勅願所 清荒神 

法成寺址 

中川

梨木神社 ➔ 梨木神社  境内一部がマンションになる

萩まつり

廬山寺 ➔ 廬山寺  圓浄宗  紫式部邸宅址

鬼の法楽

雲水の井

清浄華院   ➔ 清浄華院 浄土宗  松平容保の宿舎・新選組も訪れた

天明大火横死者墓 

本禅寺 ➔ 本禅寺  法華宗陣門派  大久保彦左衛門や岸駒の墓所

三本木

山紫水明処 ➔ 山紫水明処  頼山陽

荒神橋

荒神河原

 圓通寺  浄土宗  このような門の共通点は

 

 


まち歩き西0137 善峰寺手前の 大きなオブジェ

2016年08月04日 06時42分58秒 | まち歩き

 

 

まち歩き 前回の記事 ➔ まち歩き西0136 大原野の風景 善峰寺 付近


今日の俳句

             サルスベリ

こもれ日に さそはれ見るや 百日紅 /秋桜子


寺社検索07  梅津・松尾  地区   

2016年08月03日 07時18分18秒 | 寺社数々

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梅津

梅宮大社 ➔ 梅宮大社   梅が見頃

       「梅津大神宮」

  またげ石

  影向石

  神苑

  橋本経亮墓

長福寺  ➔ 長福寺  臨済宗南禅寺派

  庭園

  石造宝塔

梅津清景塔

松尾大社 ➔ 松尾大社 由緒ある 神社 

  本殿

  亀の水

  庭園

松尾祭

御田植祭

八朔祭

梯子地蔵

月読神社 ➔ 神社西0014 月読神社 

  月延石

延朗堂

華厳寺 ➔ 寺院西0005  華厳寺(鈴虫寺)   臨済宗永源寺派

西芳寺(苔寺) ➔ 寺院西0006  西芳寺(苔寺)  単立

  庭園

  影向石

  湘南亭茶室

  朝日の清水

  潭北亭

  夜泊石

  指東庵

  夕日の清水

  本堂

  書院

  玄関

  三重納経塔

  平唐門

地蔵院  ➔ 地蔵院  竹の寺  谷の地蔵  臨済禅宗

  細川頼之墓

浄住寺 ➔ 寺院西0013-1 浄住寺  黄檗宗 

穀塚古墳

山田ノ井址

真如院址

天鼓の森古墳

御霊神社 ➔ 御霊神社  上桂

観世寺 ➔ 寺院西0023  観世寺  西山浄土宗

衣手神社 ➔ 衣手神社  境内に道標もありました

衣手森

お半・長右衛門供養塔 ➔ 桂川連理樹の史跡

 


神社西0017  葉室御霊神社

妙珠寺  日蓮宗

蔵泉寺  夢窓国師 腰掛石

西光院  西行法師 旧跡 

寺院西0011  来迎寺  浄土宗西山禅林寺派

   

 


寺院西0156  三鈷寺 西山宗

2016年08月03日 07時16分05秒 | 寺院

いくつかの 行き方があるようですが 

最初に出会った道にしたがって進みました

 

山道を徒歩10分 

 

 

 

 

 

 

 

 

三鈷寺

西山宗の総本山であり、四宗(天台、真言,律、浄土)兼学である。

平安中期の承保元年(1074)、叡山の源算上人が草庵を建て、往生院と号したのが当寺の起こりである。二祖観性法橋を経て、三祖慈鎮(慈円)から西山上人証空(善慧房)に譲られた。証空は念仏の道場として発展させ、浄土宗西山派をこの山に創始し、背後の山の頂上髢嶽の三峰が仏具の三鈷に似ているところから寺名を三鈷寺と改め、勅願所に列せられた。証空は宝治元年(1247)入滅。華台廟はその墓所で、証空に深く帰依した蓮生(宇都宮頼綱)が多宝塔を建てた。蓮生には「抱止阿弥陀如来」の縁起も伝えられている。中世を通じて念仏の道場として証空の法流を伝え、多くの寺領荘園を持ち寺運は栄えたが、応仁の兵火により多宝塔以下山内は荒廃した。江戸時代に復興の努力がなされたが、旧観には復さなかった。52代台龍上人が現在の寺観を整備し、昭和26年(1951)西山宗として独立した。建物としては華台廟、本堂等ら残すのみであるが、古い由緒を物語る寺宝は多い。また、客殿からの眺めはすこぶる良く、京都の市街地まで見渡せ、中でも東山に上る名月の眺めは関西随一と称される。京都市

世に「善峰の別所」ともいわれ、終焉の地として世の隠遁者の住する所となり、信西入道の子是憲もここで往生を遂げた。近世は秀吉の寺領没収、徳川綱吉の寺域縮小などの措置によって、遂に旧観には復さなかった。

三鈷寺にお参りする人は厄除けを祈願します。ご本尊の金色不動尊は三井寺開山智証大師の作と伝えられ「身替り不動尊」としての信仰があります。またこの寺の三世慈鎮和尚は大変賢い方でそれにあやかろうと「知恵」のお守りも出ています。

本堂には法然の門下となった宇都宮頼綱ゆかりの「抱き止め如来」をお祀りしています。この阿弥陀さんは心願成就をかなえていただけるといわれています。二世法橋は自ら布を織り精神こめて「仏眼曼荼羅」を描きました。三世慈鎮和尚は奥ノ院の檜材で箸を作り天皇の頭痛平癒の秘法をされました。以来「ご祈祷のお箸」として頭痛除けの信仰があります。

 

 

 西山善慧上人霊廟

 

 

 

11面観音菩薩 

 

本堂

金身不動明王

身替り不動尊

 

京都市街地の眺望

すばらしい眺めです

飽きるまで眺めていたかった

 

高い山は比叡山

 

 

石仏群 

 

善峯寺からの門入口

 

 

 

本堂内の

抱き止め如来

 

関連記事 ➔ 洛西三十三所観音霊場

寺院前回 記事 ➔ 寺院西0155  善峯寺 寺号標と燈籠


今日の俳句

         くらげ

沈みゆく 海月水色と なりて消ゆ /青邨


6  嵐山・奥嵯峨  地域 寺社記事検索一覧

2016年08月02日 06時53分34秒 | 寺社数々

 

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嵐山

大堰川

渡月橋    ➔ 桜右008  嵐山・渡月橋の桜と風景

 

法輪寺

櫟谷神社

戸無瀬滝

千鳥ヶ淵

大悲閣

嵐山城址

保津峡

小督塚

臨川寺

大井神社

長慶天皇陵 ➔ 陵墓右001  長慶天皇陵

天龍寺

後嵯峨・亀山天皇陵

野宮神社

大河内山荘

常寂光寺

落柿舎

去来墓

湧蓮上人墓

有智子内親王墓

小倉山

亀山

二尊院

総門

本堂

茶室御園亭

本堂前庭

銅鐘

湛空上人廟

伝後奈良・土御門・嵯峨三帝塔

 清凉寺 ➔ 清凉寺・嵯峨釈迦堂  仁王門・愛宕権現社

      嵯峨大念仏狂言 主役はこどもたち 

      清凉寺 京都三大火祭り「お松明式」の準備風景

      清凉寺・嵯峨釈迦堂  経蔵と弥勒多宝石仏など

      清凉寺・嵯峨釈迦堂  仁王門・愛宕権現社

      清凉寺・嵯峨釈迦堂  本堂・阿弥陀堂・秀頼墓碑・生の六道

      清凉寺・嵯峨釈迦堂 狂言堂・然上人・嵯峨天皇・壇林皇后・聖徳太子・法然上人


      仁王門、本堂、阿弥陀堂、多宝塔、源融塔、嵯峨天皇・壇林皇后塔

      鐘楼、経藏、入宗諭池、弥勒多宝塔石仏、嵯峨お松明式、大念仏狂言

      お身拭式、石造宝篋印塔、遊女夕霧墓、奝然上人墓

薬師寺

小楠公首塚・足利義詮墓

厭離庵

慈眼堂(中院観音)

二条家古墓

祇王寺

滝口寺

新田義貞首塚

法宝閻壇林寺

後亀山天皇陵

化野念仏寺

賽の河原

千灯供養

曼荼羅山

鳥居形大文字

鳥居本

一の鳥居 ➔ 愛宕灯籠 鳥居本 愛宕一の鳥居で

亀石

愛宕念仏寺

  仁王門

  本堂

壇林皇后深谷山陵

清滝 ➔ 清滝の幸福延命地蔵尊 

愛宕山 ➔ 朝の風景 

 

愛宕神社 ➔  神社右0015  愛宕神社

千日詣り

月輪寺 ➔ 月輪寺  山腹に建つお寺  天台宗

 

   時雨桜

   竜女水

空也滝

水尾

円覚寺

貞純親王塔

清和天皇社 ➔ 清和天皇社  

清和天皇水尾山陵 ➔ 清和天皇陵 水尾山陵

 


金剛院  臨済宗天龍寺派

妙春寺  浄土宗


寺院西0155  善峯寺 寺号標と燈籠

2016年08月01日 07時16分55秒 | 寺院

道の左右に一基ずつ 

 

 

西山宮門跡 善峯寺  寺号標

昭和3年4月

寺はまだ見えず

 

 寺院 前回の記事 ➔ 寺院上0154 地福寺  やくしまいり 第5番


今日の俳句

忘られし 金魚の命 淋しさよ /虚子