当たり前ではない景色

桜のころになるといつも感じることがある

この景色に出合えてよかった・・・


私の生まれ育った町には桜並木のバス通りがあって
当たり前のように春になると咲く桜を当たり前のように見てきました

けどこれってすごいたくさんの人が桜の木に愛情を注いでお世話してくださっているから咲いてるんですよね


いつだったかのある朝に桜の花びらを綺麗に掃除してくださっている方、また植樹している方にそれぞれ出会って気付きました

そしてまたＰＬという私にとっては欠かせない神事の中にある花見芸術もまた素晴らしく温かい場所がある

当たり前のように眺めてきた景色だけど、見れなくなってしまうことがあるのかもしれない

そんなことを3月末に感じながら、桜色の綺麗な景色をうっとり眺めて過ごしてました・・・

数日後、熊本の地震・・・
東北の時と同じで自分の無念さを感じてる

何ができるんだろう
どう動けばいいんだろう
祈ることしか出来ない自分がいる
成長ないな私

当たり前のように見ている景色が当たり前ではないということ
大切な人が側にいることもまた当たり前ではないこと
自分への無念さと同時に気付く

熊本地震の被害が一日も早くおさまりますように
被害に遭われている方々の心が強く元気でありますように
不明な方たちが一日も早く見つかりますように
一人でも多くの方が生存されていますように

………いなくなってしまった方々のご冥福をお祈り申し上げます・・・