中学受験 私立中高一貫校 授業速度がさらに加速 参考用

一昨日、帰るなり、わが子は、
「今日で平安時代終わったから、鎌倉時代のテキスト作って」
と、晩御飯を支度している私に言いました。
「え、もう？」
奈良時代は2日、平安時代は3日しか習っていません。
このままいけば、鎌倉も２日、室町も２日、
夏休みまでに順当にいけば、江戸ぐらいは行きそうな勢いです。

シラバスでは、まだ社会は、６月は、奈良でした。
私立中高一貫校に子どもが通って思うのは、勉強のレベルも高いが、速度も速いということ。
中学受験時は、「この学校に合格する」しか頭にないですが、大事なのは、入学してからです。
今年は、コロナの影響で、休校になったことも大きいでしょうが、
速度の速さには目を見張るものがあります。
実際数学など、
「中学受験に、比例はやったから、省くね」
といった感じで、比例をほぼせずに反比例に入ったり、
一次関数も、そんなにじっくりとはしなかったようです。
方程式も、あんなに苦労した鶴亀算と比較すれば、簡単です。
計算式そのものは、３０分しかせず、すぐに応用に入ったようです。
ですから、小学校時代習った歴史がサクサク進むのは、当たり前といえば、当たり前です。
中学受験で、大事なのは、
「基礎学力をきっちりと培っているのか」
と、私は思います。
よく、合計点を稼ぐために、数学（小学校では算数）で点を取るのは大変だから、
社会で頑張りましょう。
と、ネットや塾などでも指導するところもありますが、
そうなると、苦手だから、比例を捨ててしまった子どもは、
この先数学人生をかなり苦労します。
実際、この比例、幾何方面では、切っても切り離せれない。
※代数でもよく使用しますが、現時点は幾何のほうが圧倒的に使用します
今は、幾何は面積比・体積比ですが、全員すぐ理解し、
宿題も、時間内に提出。
ですから、小学校時代の授業ができていないと、自分だけわからない状態になってしまいます。
実際、特殊算は、名前通り特殊で、
一朝一夕で、すぐさまわかるような問題は、まず、中学受験では出題されません。
小学校時代、算数が比較的得意だったわが子も、何か月もかけて、
やっと理解し、テストの点に結び付いていきました。
ですから、中学受験時に大事なのは、合格にもつながりますが、
「基礎学力向上」です。
わが子も、中学に入って大変ですが、頑張っていってほしいです。