科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

自治医科大学メリット デメリット 参考用

2019-08-26 07:39:15 | 日記
昨日の関連です。
おそらくお金のかからない進学先のトップは、自治医科大学か防衛大学でしょう。
防衛大学は、お金はかかりません(条件あり)が、医学生でも訓練はありますし、
運動神経がよく体育会系でないときつい世界。
ですから、目は自然と自治医科大学に向く傾向があります。

メリット
条件を満たせば、2000万円以上の授業料の返還義務がありません。
自治体や配属先にもよりますが、6・9年です。
また、全寮制ですので、親は安心。
仕送りは、ぜいたくさえしなければ、5万円前後でもなんとかなってしまいます。
そして、全診療科目を完璧にするということがありますので、レベルも相当高い。
また、授業速度が速く、ここ近年医師試験合格率は、ずっとトップです。
今の時代、すぐ医療訴訟があると言われていても、飛行機等で、
「お医者様いらっしゃいませんか?」
と聞かれたときに、率先して診療する医者を目指しています。

デメリット
まず自治医科大に入学できるというのは、国立大医学部医学科にも合格できるレベル。
ですから、各自治体の精鋭の集まりですから、上には上がいることを実感します。
また、自治体に帰るということが条件になり、過疎地に配属が前提。
注 中には、総合病院に配属もあります。
授業速度があまりにも早いので、授業についていくのが大変。
バイトどころか、帰省もできないということもあり得ます。
また、学生時代ならまだしも、年寄りしかいない地域で6年とか9年働かなくてはいけない場合、
モテたい、ちやほやされたい人には、厳しい環境かも。
そして、自分で専門が選択できない。
ほとんどの医大生が、全診療科目終了後、自分は、将来〇〇医になりたいので、
という夢を持ち、専門医になれるように勉強していきます。
でも、自治医科大の場合、自治体の不足した医師にならないといけないので、
好きな専門医にはなれません。

デメリットは、実姉が自治医科大学出身の担任の先生から聞きました。
したくもない精神科医にならされ、自分がうつ病発症し、最終的には退職。
ただし、この大学出身は引く手はあまた。
「働きたい」
といったところ、次々声がかかったとのこと。
でも、担任はお勧めの学校とは言えない。
国立に行ったほうが本人のためですよ、と言われました。



コメントを投稿