( 三居倉庫・酒田 )
酒田はかつて、北前舟の寄港地として栄えた町、その隆盛は今は消えても当時の
賑わいを感じさせる遺産は多い
多くの文人墨客が訪れ、日和山公園にその碑が残されている。
芭蕉の奥の細道でも訪れ、ここを足がかりに象潟の蚶満寺へ向いました
1742年 与謝蕪村もここに
毛見の衆の舟さし下せ最上川
新米の酒田は早しもがみ河
正岡子規
鳥海にかたまる雲や秋日和
木槿咲く土手の人馬や酒田道
松尾芭蕉
あつみ山や吹浦かけて夕涼み
(伊藤不玉邸で曾良と三人で一巻を巻いた時の発句)
暑き日を海に入れたり最上川
米倉に明治のなごり霧の川