( 山吹・八重山吹・濃山吹・面影草 )
山吹の茎にみなぎり来し青さ 細見綾子
山吹の一重の花の重なりぬ 高野素十
遠目にも山吹の黄の一重なり 星野立子
山吹や薪割る妻の一語勢 秋元不死男
山吹の檜垣抜け出し一枝かな 富安風生
あるじよりかな女が見たし濃山吹 原 石鼎
童女とて愁ひ顔よき濃山吹 倉橋羊村
大屋根の崩れんばかり濃山吹 永田耕一郎
濃山吹朝よりひかり招きよす 柴田白葉女
一矢射て二の矢を番ふ濃山吹 鈴木鷹夫
白山吹
山吹とは別種で山吹は五弁、城白山吹は四弁です
山吹の茎にみなぎり来し青さ 細見綾子
山吹の一重の花の重なりぬ 高野素十
遠目にも山吹の黄の一重なり 星野立子
山吹や薪割る妻の一語勢 秋元不死男
山吹の檜垣抜け出し一枝かな 富安風生
あるじよりかな女が見たし濃山吹 原 石鼎
童女とて愁ひ顔よき濃山吹 倉橋羊村
大屋根の崩れんばかり濃山吹 永田耕一郎
濃山吹朝よりひかり招きよす 柴田白葉女
一矢射て二の矢を番ふ濃山吹 鈴木鷹夫
白山吹
山吹とは別種で山吹は五弁、城白山吹は四弁です