石蕗の花・つはぶき
<季=冬>
石蕗卑し湯屋の煙の一すじに 沢木欣一
石蕗の花の大株昔のまま 細見綾子
徳川の蔵書の匂ひ石蕗の花 栗田せつ子
石蕗日和窯小屋で聴くジャムセッション 矢野孝子
石蕗咲いてぬくき日差しの二三日 下里美恵子
嫁ぐ子にたつる朝湯や石蕗の花 花村登美子
つはぶきはだんまりの花嫌ひな花 三橋鷹女
仏心のそこらに咲いて石蕗の花 森 澄雄
一人来て一人去る島石蕗明り 中嶋秀子
石蕗咲いて生家の間取おもひ出す 能村研三
石蕗咲くや裏口に入る母のみち 小檜山繁子
蝶の黄を淡しと思ふ石蕗の花 五十嵐播水
サイトから一部資料・写真お借りしています
雑草に埋もれてましたが、
周りをきれいにしてあげたら
茎も太く立派に咲きました(^^♪
冬の季語なんですね。いま咲いているのに・・・
私のホームグラウンドの区立植物園でも開花の時期が
入れ替わったりとっくに咲き終わったり
草花はとても環境を正直にうつしますね
つわぶきは園丁さんが綺麗に整備したところより
やはり大き目の木の幹に沿うように咲きます
今年は花が遅く感じます