堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

青春18きっぷ・・・小海線

2011年08月10日 | 

 小諸での食事、何処にしようか。
 これが習慣なのだが、チェックイン後、夕方、町を散策しながら、それらしきところを物色する。
 宿に戻り、一休み後、出かける前に、念のため、フロントでお勧めの店を何軒か聞く。

 小諸は、佐久に近いので、出かける前から、鯉料理中心の川魚の店とほぼ決めてはいた。
 それらを総合的に判断し、藤村も通っていたという店に入った。

 藤村の千曲川のスケッチに出てくる店で、看板も藤村が書いたもので、現在の店の箸袋にも使われている。
 その屋の子どもが二階から降りてきて、顔を出すような、極めて大衆的で庶民的な店である。
 「一ぜんめし 御休處」とあるのもうれしい。

 興味のある方は「千曲川のスケッチ」の中から探してみては。当時の店の様子が分かる。
 今回は蕎麦もうどんもたのまず、鯉と鮎を中心に軽く飲んだ。

     

        
                  日本最高地点の踏切を通過する小海線従来型車両

 今はもう一つある。
 ハイブリットレールカー(キハE200型)が日本で初めて、2007年7月31日から走っている。
 帰路の清里駅で猛烈な雷雨に見舞われた。
 小諸行の電車が到着し、相当多くの人が下りてきたが、一向に駅舎を出ようとしない。
 不審に思いしばらく見ていた。
 待つことしばし、突然バスガイドが現れて、殆どの人をバスへ誘導していった。
 日本最高地点通過とハイブリットレールカー乗車を体験させるために、観光バスから野辺山駅まで行き、小海線で清里で降りるというコースが増えているとのこと。

     
           小海駅で停車中の私の乗ったハイブリットレールカー

 小海線は単線なので、当然待ち合わせ駅がある。小海駅で停車した。
 アナウンスで小諸行きが遅れるとのこと、カメラを持って外に出た。これが、単線ののんびり旅の良いところ。

         
                          小海線小海駅


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