作詞・作曲 米津玄師
ぼくは古い電燈 砂漠の真ん中でひとり
空に穴が開いて 灯りが漏れる夜
凍えた砂の上 墓標の立ち並ぶ場所で
息を吸い込んだ 肺いっぱい吸い込んだ
「誰か 誰か ぼくを 探して おくれ
寂しい 夜を ひとつ 切り取って おくれ
遠く 遠く 地の果て まで 届く ように ぼくは
照らして いるから いつでも」
ぼくは古い電燈 埃に塗れてひとり
枯れた井戸の縁に 見知らぬ首飾り
いつのまにかここは 都市から砂漠へと変わり
あんなに賑わった 遠き過去も幻
「誰か 誰か ぼくを 見つけておくれ
青い 青い 海へ 連れてっておくれ
甘い 匂いを 振り払い 続ける ため ぼくは
灯って いるから いつでも」
見つめているよ ぼくは今も
地球の上で光る星だ
誰も ぼくを 知らなくとも
まだ見ぬあなたのために光る
見つめているよ ぼくは今も
闇の中生きる電燈だ
消せない 傷も 消えないまま
灯りは旅立ち歌を歌う
見つめているよ ぼくは今も
地球の上で光る星だ
誰も ぼくを 知らなくとも
まだ見ぬあなたのために光る
あなたに会いたいな
あなたに会いたいな
あなたに会いたいな
あなたに会いたいな
動画:https://www.youtube.com/watch?v=GoB_v_ALc7Q&t=257s