こさえる暮らし

こさえる は私の祖母が使っていた こしらえる ものを作る
がなまった言葉です
ものを作ることが好きな私の小さな暮らしです

いい人生を…

2023-06-20 21:59:00 | 日記
kosaeru こさえるです。

布を使って針と糸で物を作る事が好きです。
そんな私は誰かのこさえたもの(作ったもの)もとても好きです。

先日、10年ぶりくらいに小さな雑貨店に行きました。ハンドメイドの小さなお店です。
変わらない優しい雰囲気とオーナーさんの笑顔と手作りの雑貨たち…。

そこでハンドメイドのブックカバーを購入しました。刺繍やアップリケが施された素敵なカバーです。
家に帰って、早速読みかけの本を入れようと思ったら、カードが入っていることに気がつきました。
そこには、
  "Have a nice life
              いい人生になりますように"
とオーナーさんの手書きの言葉がありました。

あたたかい、素敵な心遣いと一緒に、大切にしたいものがまたひとつできました。

私の作るものもまた、そんなふうにあたたかい思いもお届けできたら。心に灯りをともしてもらったように思った日でした。

そして、この記事を読んでくださったあなたにも、心こめて…。

 "Have a nice life
              いい人生になりますように"


あたたかい思いを"こさえて"もらったお話でした。


こさえたもの

2023-05-27 22:02:00 | 日記
kosaeruこさえるです。

針と糸と布。
私のそばにいつもあって、いつも何かを作っています。

お針仕事が得意だった祖母。
おばあちゃんに似たんだね。と言われると、うれしくなります。

そして今の私の仕事…と言えるようなものでもないですが、小さなお店をネットにオープンしています。

病気が見つかり、手術することが決まり、それまで続けていた仕事は辞めるしかありませんでした。
そして以前のように歩くことができなくなって、外に出て働くことは難しくなりました。

そんな状況で、リハビリに通いながらの私に出来ることと言えば、針と糸と布でものを作ることでした。
でも、これしか出来ない。という悲しい気持ちよりも、針を持てて、ミシンも踏める。
作りたいものもたくさんあって、
大好きなことは変わらずに出来る。というほっとしたような思いでした。

1人だけの小さなお店でも、ネットの世界ではいろんな人と繋がることができます。
私の中の世界も一気に広がりました。

色とりどりの生地や糸を前に、次は何をこさえよう。
ちいさなお店、今日もオープンしています。


相棒と相棒のカバー

2023-05-21 11:21:00 | 日記
kosaeru こさえるです。

杖。私の相棒です。

一年と少し前に、大きな手術をしてから、杖が必要な生活をしています。

黄色靭帯骨化症。私が抱えている病気です。
国で難病に指定されています。

難病と言われているだけあって、原因は不明で治療法も治療薬もありません。

手術といっても、治すためのものではなく、QOLを落とさないためのものでした。
そして、病気の進行も止まることはありません。

何をするにも腰に痛みがあり、それが強いか弱いかだけです。
杖があっても、長い時間歩く事は難しいです。

杖を探す時、キラキラとした明るい色合いものや、綺麗なもの、おしゃれなものもたくさんありました。
でも、私が選んだのは、1番目立たない、地味なものでした。
杖がなければ歩くこともままならない自分が、明るく、キラキラしたものを持つことで前向きになることはできませんでした。

でも、少しでも自分らしく。
そう思って味気ない杖の持ち手に大好きな生地でカバーを作りました。
手にしてしまえば見えなくなってしまう部分ですが、誰かに見てもらいたいわけでもなく、大好きなファブリックが一緒というだけで、勇気をもらっています。
私の作ったものが、こんなふうに誰かに寄り添えるものであったらいいな。
そんなことも思いました。

杖のカバーをこさえた、おはなしでした。


自己紹介

2023-05-20 19:39:42 | 日記
はじめまして!
kosaeru こさえる と申します。

「こさえる」は私の祖母が使っていた こしらえる(ものをつくる)がなまった言葉です。

手先が器用で、料理やお裁縫が上手な祖母は、なんでもこさえてくれました。
そんな祖母に似て、ものをつくることが好きな私の小さなこさえる暮らしです。
どうぞよろしくお願いします。