ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

自力本願で!

2009年03月02日 | お仕事
日曜日の7:30a.m.
焼津のような地方都市で、朝からレジうちの順番待ちをしているお客さん達が、延々と続いている。
お店の名前はピーターパン小麦市場
自宅から徒歩3分程度のため、よく利用させていただいている。

開店当初から大好きなのがメイプルロールという、メイプルシロップたっぷりの円筒形のパン。
そして、最近のマイブームは、フランスパンに明太子ソースを挟み込んだ明太フランス。
挽きたてコーヒーの無料サービスも、自分にとっては大きなポイントだ。

開店から1年以上が経過しても、客足は衰えるどころか、平日でも交通整理人が必要なほど繁盛している。
小売りの衰退が叫ばれる中、地元で頑張っている企業があることは本当に喜ばしい限りだ。

一方、焼津駅の南口から伸びる駅前通商店街から、周辺を含め、全盛期には4店あったカメラ屋さんが、この3月をもって、全て閉店してしまう。
アナログ写真からデジカメへの移り変わりの中で、努力だけでは抗いきれないことが存在することも事実だ。

2つ事例はあまりにも極端すぎるかも知れないが、『主役は顧客』という点は、動かしようが無く、顧客ニーズに対応できたか否かが、成否の分かれ目に違いない。
時代の変化に対応しつつ、お客様に愛され続ける会社になれるよう頑張らねば

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2 コメント

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Unknown (1881)
2009-03-02 20:02:03
地方都市の、商業店舗で個人経営の弱小資本の個店と、数百億の売上規模がある企業の運営する専門店を

>小売りの衰退が叫ばれる中、地元で頑張っている企業があることは本当に喜ばしい限りだ。

との意見は、

>2つ事例はあまりにも極端すぎるかも知れないが、

その通りでまるで意味がない。なぜなら、

>『主役は顧客』という点は、動かしようが無く、
顧客ニーズに対応できたか否かが、成否の分かれ目に違いない。

をやりたくても改装ひとつ出来ない商店街の店を、顧客ニーズに対応出来ないからだといい、資本をかけて店舗を開ける方を対応できたというのは、あまりにも心無い意見では?
そして、現実の市場は単純に「顧客ニーズ」と呼べるほど明快なものはなく、いくつもの解けないほど絡まりあった状況と実践に対して絶え間なく順応するプロセスが

>お客様に愛され続ける会社

になることであり、それが現実の市場の適応そのものではないですか?
そんなことを読んで思いました。
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責任の時代 (ま→くん)
2009-03-03 12:53:18
☆1881さん
コメントありがとうございます。
毎朝のウォーキングorジョギングで、焼津市内の商店街を通る度に、色々な考えが頭をよぎります。
店舗に関しては、例え改装する資金があったとしても、『売る商品』に対して、お客様が価値を見いださなければ、商品を購入してはくれないと、自分は考えます。

自分にも『小売り』を手掛けている友人が数多くいます。
彼女&彼等は、常にアンテナの感度を上げて、取り扱う商品に変化を持たせたり、ネットを使った販路を開拓したりして、生き残る道を模索しています。

Blogで取り上げさせていただいた業種と同じカメラ屋さんを経営していた友人は、撮影の腕を活かしてフォトスタジオに業態転換するなどして、しっかりと自分の足で立っています。

売上を上げにくい現状に対して、『行政が悪い』、『社会構造の変化が悪い』、『時代が悪い』、『客は自分が売っている商品の価値を判ってくれない』等といって責任転嫁することなく、自分達の責任で未来を切り開こうとしている素晴らしい友人達です。

ちなみに、ピーターパン小麦市場さんも、資本があるから繁盛しているのではなく、朝5:00前から(5:00頃お店の前を通ると良い匂いがします)竈に火を入れ、日々レシピを研究し、『○○パン焼きたてです』とコールしながら、目の前で商品を並べ、繁忙期には社長自らレジに入りといった地道な努力が実を結んでいるのであって、『お金さえあれば商売が成功する』といった考え方は、『スーパーゼネコンはお金があるから仕事が取れるんだ』とつい僻んでしまう自分を見ているようで、戒めなければいけない考えだと思います。

もっとも、大手ゼネコンは倒産しても国が助けてくれますが、我々中小企業は誰も助けてくれません。
やっぱり、自力本願で行くしかないですね・・・
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