チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ピアニストと体の使い方

2013年03月13日 09時27分02秒 | 日記
いやーとてもとても参考になるセミナーに行ってきた
ピアニストが身体のしくみを意識して弾くと
音が全く違ってくる
音大の学生がモデルになりいろんな曲を弾いていくが
その曲によって身体の動かし方を変える
そうすると見事に音に艶が出る

かねて
チャコちゃん先生はきものと身体の仕組みを深く研究をしていたので
此のセミナーは本当に役立った
いらしているのは全員ピアニストか音楽教師

異色なのだがとてもとても参考になったぞ
というより美しい身体の動きは基本が全く一緒ですからね
チャコちゃん先生も高校生までピアノを習っていたが
その先生は身体を動かすことなどとんでもない!
という感じで
手の甲にコインを置いてそれが落ちないように弾くことを義務づけられていた

いまではそういう教え方は無いそうな
身体を動かさないでいい人は背が高くて腕が長く更に指の長い人だという

ピアノというのも明治に入ってから日本人がなじんだのだろうから
其れを教える人たちも分からないことだらけであったことは分かる

声楽もからだのしくみを知っていないと言い声が出ない
只大声を出すのが良いのでは無い
只丹田から出すのが良いのでモナイ
その響き方にも身体のしくみを知っていないといけない

いよいよチャコちゃん先生の「きものとからだのしくみ」の研究が
明るい道に入ってきたように思う
コメント
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