桜の季節は三寒四温の真っただ中
この時期の雨は木々の緑を伸ばすとき、その葉っぱの成長のたくましさを見ていと、昔不思議なおじさんを取材したことを思い出す
「木の葉には殺菌力と毒素を消す力があるので、木の葉を日本料理にはよく使う、その理由は料理人は分かっていることだけど、葉っぱにはもっと強い力がある」
「何処か痛いところがあるか?」
と聞かれ
「しいて言えば首の根っこですかね」
「肩が凝ってるということだな」
「ああはい」
「そこにこの葉っぱを載せてごらん」
とお榊の葉を四枚渡された。それを首の根っこに置いたところ瞬時に首の根っこが温かくなり、話の間中載せたままにしていたら、なんと30分後には首が軽くなった
「どんな葉がいいのですか?」
「なんでもいいよ」
どうしてそうなのかという話はここでは長くなるので書かないが、納得する話をいただいた
そして日本人の衣食住を改めて眺めるとと、葉っぱを使う場面が非常に多い
料理の場合は椿の葉や柿の葉っぱ紅葉などは常連さん、葉蘭などはお皿代わりに使っている。柿の葉寿司などはまさに葉っぱの力を存分に利用している。道明寺や桜餅の櫻の葉っぱもー-
なにげなく食べたり、使ってたりしていたが、昔の人はそういう知恵を持っていたのかと、改めて見直してみると
障子やふすまが破れたりするとそこに紅葉の葉を張ったり、美と実用を実に巧みに使いこなしている。着物の柄に植物が多いのもそのパワーを身に着けるということが大きい
そういえばパンダは竹の葉っぱであれだけ成長、猫も体の調子が悪いと、草を食べたっり葉っぱを嗅いでいて自然に治癒させている
雨よフレフレ
葉っぱよ大きくなれ