菖蒲湯につかるぞ!
と息巻いている
穏やかな連休、しかし明日あたりは雨だという
藤、ハナミズキ、つつじ、あやめ、バラと一気に花が開咲きそろい、帯をどうしよう?
季節の先取りがおしゃれの神髄よ、なんて気取ってられない
SNSの発達でいろんな情報を目にする
その中で
洗濯物はお風呂の残り湯に一晩つけているだけできれいに汚れが落ちる。と解説しているのを読んで早速試してみた
ほんとだ!
そういえば、家庭画報の二回目の取材の時、時の編集長本多光夫氏と岡山の津山に行った
作州絣を着て赤いタスキをつけた女たちが、大きな桶に乗って川を下りながら洗濯をしているという風景に出会った
観光のためかと思いきやそうではなく、木綿の布を柔らかくする知恵だという
どうして作州絣にひかれたのかよく覚えていないのだが
そこが森蘭丸にゆかりの地だというミーハー的な思いもあったように思う
この田舎になにゆえに編集長までもがご一緒だったのかも今となってはわからない
一回目の取材小間海大島の大島紬の取材にもご一緒だった
チャ子ちゃん先生の仕事ぶりのチェックだったかな
ここでも偉そうに
絣の新しいデザインなどを話し合い、それを家庭画報に載せ、誰よりも早い誌上での販売をした
その中に、こいのぼり、兜、あやめを小さな絣に表現して、この柄が一番多く売れた
自分でもセンスいいなあと見とれていたぐらいだ
いつもそうだが、思い付きデザインのものが手元に残っていない
でも自分の頭の中には入っているので、絣柄にできると思う
きものはどんなデザインのものでも昇華してくれる珍しい衣服だ
自由で大胆で格調高く優しいという柄が好き
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