前日に嵐が吹き荒れると、沖合から港に風をよけ退避してくるカモメたちが
います。冬季、根室海峡で過ごす彼らはほぼ大型のカモメたちです。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 大型カモメが集まってます ★
港はオホーツクから降りて来た寒気で全面凍っていて、氷の厚さが10㎝以上に
なっています。
集まっているのはオオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ
の4種が中心。どんの種も大型。なかでもシロカモメとワシカモメは北極海で
生活するカモメです。北極海の荒れた天候の中、強風に曝されながら飛び回る
強靭な翼を持つカモメです。
真ん中で立っているのがワシカモメ。翼の先が灰色と白が交互に並ぶ。手前の白い大型の
カモメはシロカモメ。翼の色が灰色、黒味が強いのがオオセグロカモメ。薄いのがセグロ
カモメです。
多くの個体はカムチャッカ半島やアリューシャン列島、千島列島などまで南下
します。ですから根室海峡にやってくるのはほんの一部にすぎないようです。
それだけ根室海峡の天候や魚の量が彼らに好まれる条件がそろっているのか
なと思っています。
ワシカモメはシロカモメに比べると数的に多くはなく、目立ちません。
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