窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

秋深し、タンチョウ

2020-11-17 18:20:04 | タンチョウのいる風景

すっかり冬めいてきました。落葉はほとんど葉を落としました。寒さが厳しさを

増し、カラマツの葉が一斉に黄色く色づき、日が当たると燃え上がるように見え

ます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

            ★ 秋深し、タンチョウ ★

オオハクチョウや亜種ヒシクイが集まっていたデントコーン畑が来年の準備で

掘り起こされ、黒い土色に変貌しました。

そこにタンチョウが集まってきています。デントコーンの落ち実が少ないので

今年は多く集まってきません。ただ、タンチョウは土の中の虫を食べるので、

らかく掘り起こされた土に嘴を差し込み、食べるものを捜し歩いています。

黒い景色にタンチョウの白が映えます。後背にカラマツが黄色に輝き、晩秋の

装いを演出してくれます。のんびりとゆるやかに歩くタンチョウは神経質な夏季

までの表情をすっかり削ぎ落としています。

穏やかな晩秋のひとときです。

 



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